小麦粉が底をついたので買い出し行ってきました。
左からスペルト5キロ、全粒粉パン用小麦粉5キロ、全粒粉ライ麦1キロと、写真には写っていませんがパン用の小麦粉20キロ、後ろのプラスティック袋入りのはポット・バーリー、麦です。
普段使っているのは真ん中と右側のMilanaiseと言う会社の粉ですが、去年のパンデミック初めの頃、しばらくはいつもの粉が売り切れていて、別の会社の粉で妥協したのでしたっけ。
スペルトの粉はMilanaiseのものが切れていたので別の会社の粉にしました。
同じ配合でも粉の違いで大違い
去年の小麦粉不足のころ、それまで何年もずっと使っていたケベックの製粉所のパン用の粉の、20キロ入りが売り切れていて、1キロ単位で買うのはちょっと馬鹿馬鹿しいので別の会社の粉を買っておりました。
そして最近になってレシピを変えて仕込み方もちょっと変化してきて、その代替品の粉に慣れていたせいか、久々に使った昔馴染みの粉の反応に翻弄されています。
2回焼きましたが、2度とも高さが出ない、生地の張りが弱い。
ええええ〜なぜ、なぜなんだ。
パン用かオールパーパスか、麦の種類、全粒粉かシフトしてそういうのを取り除いた粉か、色々な条件がありますが、一応そういうのは基本的な部分は理解しているつもりなんですが、タンパク質含有量は問題ないのに、なんだかパンの膨らみが弱いんです。
生地の感触もちょっとハリがない感じというか。
Youtubeでサワドーブレッドの手順を公開している有名どころの人のビデオをみて生地の様子を見ても、やっぱり私のこの粉の感触はちょっと違う。
なんなんだ、何がいけないんだ!
前は気に入っていた粉なんですけどね。
何か変わったのかな?
それとも変わったのは私?(レシピ変えてますけど)
味も香りも良いんですよ。
いや、それはライ麦とスペルと麦をちょっと混ぜてるからか。
それともこのライ麦とスペルト麦を混ぜてるのがだめなのかな?
基本に帰れ、ってことかな。
次は混ぜ物なしのレシピに戻して見ましょう。
モントリオールのワクチン事情
アメリカに住んでいる義姉、義妹、義妹の成人してますがまだまだ若者な子供達、イギリスに住んでいるちょっと年上の友人、などなど、ワクチンの接種を2度とも終了したそうです。
アメリカは前代大統領の無茶苦茶な無策の頃はかなりひどい状況で、どうなっちゃうんだと思ってましたけど、やる気のあるリーダーが出てきてさあやりますよ、となったらやっぱりきちんとできるんですね。
素早い仕事ぶり。
イギリスもガンガン接種しててすごい。
カナダは自国でのワクチン開発はせず、アメリカから買うという方針にしたのが裏目に出て、ぼんやりしてるうちにワクチンの仕入れに出遅れた感じでしたが、連邦政府の首相はカナダ・デーの七月一日までに、ケベック州知事はケベック州の祝日の六月二十四日までに全員に接種を終わらせる目標だとしています。
アメリカではまだ認可が降りていないAstrazeneca の在庫を(認可がないのになぜ在庫があるのか謎ですが?)カナダに譲っていただきました。
ということでモントリオールでは、色々と怖い噂がありますがこのワクチンで良いなら55歳以上の人たちは無条件で予約なしで接種できますよ、ということになったそうです。
いつこれが実施されたのかは存じませんが、とにかくそういうことになり、ダウンタウンを自転車で通過した知り合い曰く「接種会場から2ブロック以上ぐるっと人が並んでいましたよ」と。
血栓ができて亡くなった方が複数いたためにヨーロッパ各国で一時的にパニックになりましたが、ワクチンを打ってなくても血栓のためになくなる人は日々存在するわけなので、ワクチンをたまたま打った後で亡くなったのか、ワクチンのせいで発症したのか、因果関係は不明なのですが、やっぱり不安な話題ではあります。
仮にワクチンが血栓を促進する副作用があるとしても、数ミリオンの人に接種して血栓のため亡くなったのは数名だから、COVIDに感染して悪化して亡くなるよりもチャンスは低いのだと言う人もいます。
いろんな意見が溢れかえって、判断に悩む人もいらっしゃると思います。
アンチ・ヴァクサー急増か
アンチ・ヴァクサー(anti vaxxer)というのは、北米で近年増加している、ワクチンの科学的根拠を否定し、自分もですが、自分の子供にワクチン接種をさせない方針を貫いている人たちのこと。
従来は例えば北カリフォルニアの高学歴高収入でオーガニックフードなどに凝っていて政治的にも積極的に活動しているタイプの女性などが主流でした。
彼女たちは生じっか高学歴なためにサイエンス記事なども積極的に読む、でも必ずしも化学的な基礎知識があるわけではないので似非サイエンスに騙されてしまうと、その信念をもとに地元の政治家などに働きかけたり同じような信念を持つ人たちと連携して学校や自治体に影響力をもつようになった、、とか。
子供にワクチンを受けさせない親が増えたことで、一部の学校などですでに過去のものと認識されていたような感染症が蔓延したりして、現在では公立の学校に通わせる場合は子供のワクチン接種は義務付けられているところばかりだと思います。
アメリカのCOVIDのワクチン接種拒否は、こういったいわゆるアンチ・ヴァクサーだけではなく、共和党支持者の中高齢男性がかなり多いらしいです。
マスク着用を拒否する人たちと同じでしょうね。
伝統的なアンチ・ヴァクサーであれ共和党支持者のアンチ・マスク&ヴァクサーであれ、もしくは判断がつきかねるからワクチン接種に踏み出せない人であれ、どこの国も強制はしていません。
でも、人口の7割か8割か、とにかく一定数以上が接種しないと効果が発揮されないので、どこの国もワクチン接種を進めることに一生懸命なのは同じですね。
どこの国も、と書きましたが、日本はどうなっているのでしょうか。
我が両親に聞いても、何にも予定はないらしい、とか言っています。
八王子市ではちょっと残ったワクチンは「混乱を避けるため」破棄したという報道を見ましたが、混乱を避けてきちんと使い切ることくらいできないのでしょうか?
解凍して接種できる状態にしたワクチンは保存が効かないので、予約したのに接種に来ない人が出現した場合のプランBについては色々聞きましたが、捨てた自治体の話なんか聞いたことないんですけど。
受けたい人は受けられるようにして欲しいですよね