食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

紅葉とリンゴ狩りへ・総選挙

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リンゴ狩り、このオーチャードは今日が最終日でした
リンゴ狩りへ

モントリオールから車で1時間半足らずくらいのところにある林檎園に林檎狩りに行ってきました。

ここに来るのは三度目くらい。

去年、一昨年とも、ユーピック(自分で収穫する)の最終日の翌週くらいに到着して、すでに林檎園の人たちが収穫してあったものを買って帰っていました。

子供でもないし、別にりんごを見つけてもいでわーいわーい、って袋に詰めて買って帰らなくても、それはそれで楽でいいかも、と思っていました。

 

今年は一緒に行った友人が「せっかくだから自分で収穫しつつ歩き回って楽しもう」と。

ということで、20ポンド(約10キロ)ばかり収穫してきました。

しかもこの日曜がこのオーチャードのユーピック最終日。

昼ごろでしたが、広々した林檎園の中にあまり人が見当たらず、のんびりしたものでした。

 

このオーチャードに来ることになったきっかけは、ケベックのイースタン・タウンシップスの国境沿いにある小さな町に来たかったから。

 

夫と結婚した年にハニムーンと称してこの辺の小さな町や村を1週間くらいかけて自転車で回ったんですよ。

モントリオールから車でなら1時間半くらいで行ける町も、自転車だと10時間以上かかったりして(食事休憩や暑くなって川で泳ぐ休憩など含みます。)

昔はオンラインで予約、なんてこと誰もやってなかったから、予約なしでフラフラっと次の町に到着してはツーリスト・インフォの小屋を見つけて良さそうな宿やキャンプ地を見つけて、、という感じ。

 

あと、車ではあまり気にならない急な坂とか、路肩がほぼない道なんかも、自転車だとキッツイ、、、とか、農家で堆肥などを発酵させてるところを通り過ぎる時は結構長いこと強烈な臭いに苦しむ、、とか、、今でもこの辺りをドライブすると思い出して笑うことが沢山。

 

アメリカ国境に近付くと、ちょっとだけ地形もアパラチア山地の傾斜の端くれみたいなのを感じるような変化があるので、平らで単調で面白みにかけるモントリオール周辺よりも景色も面白かったりします。

 

今週末は、紅葉のピークをすでに過ぎた感じでしたが、落ち葉が真っ赤だったりオレンジだったりしてそれはそれで大変目の保養になりました。

 

写真らしいものがないんですけども、一昨年はたまたま訪問した週末が紅葉のピークで最高に美しく、丘陵地帯を通る時には息を呑むような圧倒的な紅葉を見ることができました。

去年はその体験を再び、、と思い、紅葉マップを見て「今がピークだって!」と渋る夫を焚き付けて訪問したら、なんだか気が抜けるくらいまだまだな時期で、ちょっとがっかり。

 

今年もこの紅葉マップで見て「この週末がピークかも」と言っていたら、それは夫の家族が遊びにくるサンクスギビングの週末で、この期間中は動けないねー、と今週に。

夫は去年の記憶もあるので「そのマップって去年も参考にしてたあれ?大丈夫?」と。

 

でも今年はこの情報、結構ちゃんと当たってましたよ。

もう来週には葉っぱは全部落ちてるんじゃないでしょうか。

 

www.bonjourquebec.com

 

 

ケベックのイースタンタウンシップスの大半は地形が何しろ平でだだっ広いので、美しい紅葉もカメラを向けると結構間が抜けた感じになるんですよね(言い訳。)

日本の紅葉の景色などは山や渓谷など地形そのものが面白いので美しさもひとしおだと思いますが、まあケベックの紅葉もそれはそれで綺麗です。

 

そんなわけで、林檎狩り、紅葉狩り、イースタン・タウンシップスの丘が結構ある方面の田舎ドライブを楽しんだ週末でした。

 

北米レベルですが古い建物が残っていたり、広々した田舎を見てちょっとリフレッシュできます。

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カバード・ブリッジ(covered bridge)と呼ばれる屋根付きの橋は、別名kissing bridge。 北米人も昔は奥ゆかしかったのか

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こういう落書きをするの、今時の子もやるんですね(って自分はやったことないですが)

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水平線の彼方にあるのはアメリカ(湖の半分下っ側はアメリカなので、向こうのほうは両岸ともアメリカなはず。)

 

総選挙2021

総選挙ですね。

いつだいつだ、と待っていたら先週、モントリオールの領事館から在外公館投票の日程のお知らせのメールが来ました。

 

在外公館投票って、日本みたいに日曜日じゃないし、期間も短いし、何しろ選挙がありますよと公布されてから実施されるまでの日数も短いので、過去には投票期間に指定された時期にはモントリオールにいないからいけないじゃん、とか、休めないからいけないわ、とか、そういうこともありました。

 

今回はモントリオールの領事館では10月20日から23日までという、通常よりももっと短い期間。

国外に住んでいる日本人の多くの顰蹙を買っている模様です。

 

私はメトロに乗って30分もすれば領事館に到着しますけど、確かに同じ州に住んでいないとか、電車やメトロやバスで行けない人たちにしてみれば、大変不便です。

 

遠隔地にお住まいの人たちは今まで郵便投票などで凌いでいた方も結構多いと思うのですが、パンデミックで郵便物が届くのに異様に時間がかかる昨今、郵便投票のお願いを自分の選挙区に送って、先方から投票用紙と封筒などなどを返送してもらったのを受け取って、それから自分が決めた候補者の名前や政党の名前を記入して入れて封した投票用紙を選挙区に返送して、、を、こんな短期間に済ませることはまず無理です。

私は郵便投票はしたことがないのですが、郵便投票の場合は領事館の投票日ではなくて日本の投票日までに届けば良いのかな?と思いますが、そこら辺はきちんと領事館などのリンクから説明を読まないといけませんね。

 

実際、パンデミックによる郵便事情のアテのならさゆえ、公館での投票そのものを今回は見送ります、と大使館が判断を下した国もあるようです。

 

それって、有りなんですかね?

大使館や領事館の職員の人たちも投票できないってことですか?

公館が郵送が間に合わないから無理と判断するような期間の短さ自体が違憲では?

 

海外にいながら投票させて頂けるだけで有難いとは思ってませんから、投票する権利を海外に住む人にまで広げてくれた以上は、その機会を急遽選挙を交付してとっとと投票期間を短く設定して済ませて乗り切ってしまえ、なんていうやり方が通らないように公正な選挙の実施のために必要な規定を明確に記していただかねば。

 

選挙区のこととか、候補者のこととか、確認のために色々とサイトを巡ってましたら、電子投票なんてことが書いてありました。

このリンクの#6の項目です。

 

www.soumu.go.jp

情報化社会の進展に伴い、選挙の公正で適正な執行と開票事務のスムーズな進行にlTが活用されるようになってきました。
平成14年2月に「地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律」(電磁的記録式投票法)が施行され、地方公共団体が条例で定めた場合には、その地方公共団体の議会の議員及び長の選挙において電磁的記録式投票機(電子投票機)を用いて行ういわゆる「電子投票」を導入できるようになりました。

 

地方公共団体の議会っていうのは、市議会とか県議会ってことででしょうか。

地方自治体ではデジタル投票が始まっているということなら、総選挙もそろそろそうしてくれまいか、と思いますよね。

デジタル省っていうお役所ができてるんだったら色々と準備を進めてくれてるんでしょうか。

私の在外選挙認証も、あと2回選挙に行ったら欄が無くなりますから、新たに申請しなければいけないんでしょうかね?面倒臭いですね。(必要書類とかすっかり忘れてますから。)

 

少なくともモントリオールの領事館は投票する機会を保ってくださってますけれども。

 

 

少しでも多くの人たちが投票して、現在の停滞した日本を変えていけると良いと思います。


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