食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

寒い週末・澄んだ空気 とモントリオールの餃子屋さん

土曜の朝十時半くらいの気温
冷え込む日の徒歩通勤対策

昨日は出勤する頃の気温はマイナス22度。

ここまで冷えるのは今シーズンは初めてです。

 

この日は時間が経つにつれ冷え込む予報で、帰宅時はマイナス27度か28度か、という具合に朝より5度冷えていました。

 

5度くらいの差なんて大したことはあるまい、、、とも思えますが、ちょっとここまで冷えてると、5度の差も笑えないかもしれない、、、とも。

 

この日は風除けのために、いつものジーンズの上にレインパンツ(スノーパンツは持ってないので)をはき、顔面はマスク(コロナのためマスクには困りません)目はサングラス(ちょうど朝日が昇っている方向へ歩いていくので眩しいのです)毛糸の帽子で耳もカバーして、その上にヘッドフォンをつけて、いつも聞くポッドキャストを聴きながらさあ歩きましょう!

 

肌が露出している部分だけ痛いのですが、マスクとサングラスと毛糸の帽子とマフラーで、露出しているのは額のごく一部とマスクの両脇くらいで済みました。

防寒着を一番上に着て(断熱効果)中には水分を溜め込まない(綿じゃない)肌着、薄手の前あきのもの一枚、この日は寒いので空気をしっかり含める(綿じゃない)カーデガンのようなもの一枚を着ていれば、ほかほか、汗ばむくらい。

 

朝はそういうわけで、楽勝。

 

 

帰りは、夕方で薄暗くなっていく時間帯なのでサングラスは付けられず(しまった、帰りの対策を考えてなかった)そのままマスクで鼻と口の周りだけ覆って職場を出ましたが、十五分くらいでまつ毛周辺に霜がついたようになりました。

マスクの外側も冷凍庫の霜がついたような感じにはなってたはず。

 

寒すぎると感じたらどこか屋内へ入って暖を取ってもいいかも、と思っていたのですがまつ毛が凍り始めてマスクの下では鼻水が飽和状態になり始めて、かなり気持ち悪い状況になってきたので、モールの一角にあるスーパーに飛び込みました。

 

まずはマスクを外して鼻をかみ、顔をハンカチで拭いて、はあ〜、人心地。

 

 

零下の中を歩いていると、マフラーの顔付近の息が吹きかかる部分などがちょっと凍るというか、白い霜がつきます。

 

室内に入った時はこういった霜がついた部分がすぐに溶けて濡れるので、コートを脱いでしばらく室内に滞在する場合はなるべく椅子の背などに濡れた方を表にしてかけておき、次に外に出るまでに乾くようにします。

手袋やブーツなども、雪や氷に触れた部分は室内に入ったらすぐに乾かせるような場所に置くようにします。

 

耳カバーにもなるので徒歩通勤の時に愛用しているヘッドフォンも、耳とマフラーに触れる部分が霜に覆われたようになっていました。

このヘッドフォンは夏場は蒸れて暑いので、蒸れる部分が霜になるってことですかね。

 

 

澄んだ空気は音を遠くまで運ぶ?

こういう寒い日は、上空を飛ぶ飛行機がキーンと空気を突き抜けていく音がいつもより直接耳に届くように思います。

うまく説明できないんですけれど、翼が空気を切り裂いて進む音、みたいな。

気のせいと言われたらそれまでですが。

 

雪が降る時はそこらじゅうが静寂に包まれますが、空気が凍って澄んでいるときは、宇宙と地上とを遮断する雲みたいなものが無いわけですから(地上の暖かい空気がぐんぐん宇宙に出ていってしまう、だからこんなに冷え込む)それだけ空気の抵抗もないんじゃないのかなあ。

 

写真は美しくないけど、美味しい餃子。
モントリオールの餃子屋さん

随分前に家族が総出で遊びに来たことがあり、全員を泊めてあげることができないので近所のアパートメント・ホテルをとってそこに泊まってもらいました。

 

そのホテルの近所に、満州餃子屋、みたいな名前の餃子専門の店を見つけた家族は、私たちと別行動をした日の夕飯にそこで美味しく餃子をいただいたとか。

 

それまでモントリオールで餃子屋さんなんてあると思ってもいなかったので、ええ?そんな嬉しいお店が?と後で私たちも出掛けて美味しくいただきました。

 

餃子美味しいですからね、そのお店がきっとすごく繁盛したのでしょうね、その後ダウンタウンには餃子のお店があちこちに林立。

 

手作りしてるところがガラス張りで見えるようにしてあるお店が結構あって、みんな笑顔で作ってるので感動しました。

 

だって、延々と餃子を包み続ける仕事って、いくら餃子を包むのが上手で好きだったとしても、嫌になりそうじゃありません?

しかも大概どこの店もみんな立って包んでます。

立ち仕事って辛くなりますよね。

 

でも笑顔じゃない餃子包み職人さんを見たことがないのです。

 

大体十五個くらいを竹籠で蒸したものが出てきますが、それが10ドルか12ドルくらいだったかなあ。

そんなにすごい金額じゃありません。

包んでる人たちの時給はきっとそんなに高くないと思われます。

 

職場の雰囲気がすごく良くてみんな仲良しなのかな。

餃子を食べた人に喜ばれることで喜びを感じているのかな。

元々笑顔な顔立ちの人が選ばれてるのかな。

 

じゃあ自分は普段ムスッとした顔してるのかい?と思われそうですけれど、なんというか、すごーく笑顔がずーっと続いているのでとっても不思議なんですよね。

 

たまにはムッとしてる人がいないと現実味がないじゃないですか。

 

と言う次第で、パンデミック直前に食べに行った餃子屋さんに、3年ぶり??に行ってきました。

 

ニコニコ笑顔で餃子を包む人たちはいませんでしたが、美味しくいただきました。

 

餃子(結構な重労働)以外のメニューが増えていて、餃子屋さんではなくて中華料理屋さんに変化しているという感じ。

 

餃子食べにいくぞーっと決めてきた私たちとは違って、一緒に行ったお友達数人は、餃子じゃなくてワンタンスープとか、別のものを食べてましたから、やっぱり餃子専門にしないでメニュー拡大したほうが儲かるのかな。

 

Ravioli Mai Xiang Yuan

1929 Rue Ste-Catherine O

www.dumplingsmaixiangyuan.ca

 

ライスはありませんと言われたので、やはり小麦粉系の店です 


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