食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

くっつくヴィーガン・エッグとくっつかないはずの鉄フライパン

”卵液”を流し込んだらそのままで満月のように両面焼いただけ
ヴィーガン卵もどき

先日、まさに卵そのもの!という感動まではあともう一息の手作りJust Eggを作りました。

市販の本物のJust Eggは食べたことがないのでよくわかりませんが、まあこれくらいなら食べても良いけどどっちでもいいかな、という程度。

 

それはいいんですけど、その時に作った「卵液」が、まだあったんですよ。

傷む前に使い切らなきゃ。

 

で、3日後くらいに今度は野菜とか混ぜ物抜きで、「卵」だけで焼いて見ました。

フライパンはきっちり熱して、きちんと油を敷いて、くっつかないで〜〜と祈りながら。

本当の卵でオムレツを作るときは、いつもジュリア・チャイルドと同様に、最初に流した卵液をちょちょっと崩すようにして、全体にふわっとさせてからオムレツ形を作ってやります。

だから、ヴィーガン卵でも同じようにやっていたのですが、そうすると最初にフライパン表面に触っていて火が通った部分は良いのですが、くるくるかき混ぜられて次にフライパンに触れたまだ火が通ってない部分がこびりつくようです。

 

むむむ。

 

ということで、今日、使い切るための3度目の正直で調理した「卵液」は、北米人の夫が作るオムレツと同じやり方(流した卵液をそのままお月様のようにまるいシート状のまま加熱する)で焼いて見ました。

 

夫はこれを半分に折り曲げて、半月状にして皿に入れますが、私は裏面も全体的に焼いて見たかったし、一面焼き上がった後、油を追加していないフライパンに二面目はくっつくのかどうか知りたかったので、満月状のままくるっとひっくり返して両面焼いて見ました。

 

片面だけ焼いた状態ではフライパンには何もこびりつかずに済みました(すごく嬉しい。)

反対側を焼いた後、皿に移したフライパンには、残念ながら若干のこびりつきが。

写真中央、フライパンの右側に若干のこびりつきが。

でもこれくらいなら許容範囲ですね。

 

真ん丸に焼いたオムレツは、フワーッとしたオムレツというほどでもないのですが、本物の卵じゃないのでどのみちちょっと炭水化物っぽい食感を伴うので、薄い方が却って卵っぽい印象です。

 

そうか、ユーチューバーのRoseさんが言ってたのもこのことだったのかな。

 

Roseさんのレシピビデオはこちら↓の記事中にリンクがあります。

材料も揃えやすいし、フライパンにこびりつかないなら、やっぱりたまにはこんなオムレツも食べたいな。

casse-pied.hatenablog.com

ただ、分量通りに作ったら結構何回分にもなるんですよね。

夫にも一緒に食べて貰えば良いですが、朝は一緒に食べないことが多いので、朝食べたい時にはやはり一人分だし。

そうそう、これ、お弁当に入れて、食べるときにレンジでチンしてみた分は、硬く締まったような感じになってあまり美味しくありませんでした。

 

 

使い終わるまでにちょっと時間が経ってしまったのですが、フライパンの調理じゃなくて、卵液として茶碗蒸しなんかに使えるかなあ、、なんて夢想しつつ、誰か作ってるかも、とYouTubeで「ヴィーガン」「茶碗蒸し」と検索して見たのですが、ヴィーガンで茶碗蒸しっぽいものだと、Just Eggなんかじゃなくて豆乳で作ってしまえば良いというか、Just Eggは日本では流通してないのかもしれませんね。

でもJust Eggを使う人々の間で茶碗蒸しなんか作る人はかなりいなさそうだし。

実験して見たい気もしますが、今回は使い切ってしまったのでまたそのうち気が向いたら考えてみよう。

 

鉄のフライパンかノンスティック・パンか

このフライパンは一昨年日本に帰った時に買ってきたもので、使う前にしっかり空焼きして油を馴染ませてきっちり準備したもの。

最初のうちはかなりノンスティックだったんです。

夫が朝たまに目玉焼きとかオムレツを作って食べるのですが、彼が使う元ノンスティックのフライパンもかなりノンスティックの層が剥がれてきているようで、この鉄のフライパン良いから使えば?と勧めて見ました。

 

そしたらね、予熱をしてから油を敷く、ということをせずに何度も卵をこびりつかせ、ゴシゴシ洗い、洗った後に空焼きして油を馴染ませるというお世話もしない夫が使ううちに、こびりつくフライパンになってしまったんですよ。

 

空焼きしてから使うんだよ〜、洗った後はすぐ拭いて空焼きして油をね〜、と言ったら、そんな面倒くさいことしたくない、と彼は使うのをやめまして、また古いノンスティックのフライパンを使うように。

 

ノンスティック製品は余熱や高熱はダメですからね。

鉄のフライパンは余熱しなきゃ、と言われても急には無理だったか。

 

 

くっつきがちになった鉄のフライパン、現在は私だけが使ってますので、手入れをきちんとして復活していました。(が、このJust Eggもどきはくっついてた。)

そういえば粉物はまだ焼いてなかったんだっけ。

 

 

そういえばノンスティック加工のフライパン、 PFAS不使用のものも最近はあるらしいです。

 

Consuler ReportのサイトでPFAS不使用という売り込みで市販されているフライパン数種類の比較調査の結果について書かれています。

https://www.consumerreports.org/toxic-chemicals-substances/you-cant-always-trust-claims-on-non-toxic-cookware-a4849321487/

 

www.healthline.com

 

夫は面倒くさがりますが、私はやっぱり鉄を使う方が良いなあ。

お好み焼き屋さんの鉄板とか、欧米ではグリーシー・スプーンでパンケーキや目玉焼きを焼いてる鉄板とか、全然こびりついてないですもん。

 

 

使い方(手入れの仕方)次第なんですよねやっぱりね。


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