今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」
先週あたり、
WBCで日本が優勝した!
侍ジャパンすごい!
というのが日本語のメディアやSNSから大量に押し寄せてきました。
WBCってなんだ?侍ジャパンってサッカー?
とかなりボケたことを思いながら、あんまり気にせずに過ごしていましたが、土曜の朝、日本の母と電話で話してたら、野球好きの母からそれは野球の世界大会であったこと、日本チームが優勝したこと、すごく良かったこと、を教わりました。
そうか、野球でしたか。
ついでに母はカナダの試合は見なかった、ごめん、とも。
別に謝らなくても良いですよ、カナダに住んでても全く知らなかった人は結構いると思うし(私もね。)
夫曰く「カナダチームには大リーグ経験のあるピッチャーはいなかった」とか。
野外の広い球場で行うスポーツだけに、冬の長いカナダではなかなか野球は無理があるんでしょうか。
大リーグのチームは今ではトロントのブルージェイズのみ。
モントリオールにもは昔チームがあったんですけども、10年くらい前にボストンだかどこかに売られていってしまいました。
日本人投手も一時期在籍していたんですよ。
で、母は「WBCは、ワールド、ベースボール、あれれ、Cはなんだろう?大会っていう意味の言葉でなんかあるのよね?」と。
なんだろうねえ、大会っていうか、チャンピオンシップとか、ひょっとしたらコンフェレンスかな?
なんて誤魔化してみましたが、後で気になってググったら、クラッシックでした。
WBCという国際大会は2006年から、とありますが、それでクラシックってすごいな。
末長く続けてクラッシックという立場を築きたいんでしょうね。
そんな球技に絡んだ今週のお題の投げる、打つ、ですが、投げるはまだしも、日本語だと打つものってボールだけに限らず、博打とか打ち粉とか、色々です。
お題を見て最初に思ったのは「仕事を投げ出して旅行に行きた〜い」でしたが、似たようなことを書いてる人がすでに何人かいらっしゃいます。
みんな疲れてんのかな。(私もね)
では、打つ方はどうだろう、、、。
思い浮かびませんね。
博打には興味ないし、打ち粉をするって言えばパンとか麺とかでしょうけど、最近焼いてるパン、私は打ち粉しないんですよね。
サインドイッチブレッドは、昔両肘をテニス肘でダメにしてしまって依頼、こねる作業は機械まかせにしていますし、成形する時にはシルパットというシリコンマットの上で、水で濡れた指でさささっとやるので打ち粉なし。
サワドーブレッドも水で濡れた指でさささっと扱うし、成形する時も台に水を少し伸ばしてやるんです。
打ち粉ってサワドーブレッドの加水率の高い生地にはあんまり使えない気がします。
下手に打ち粉しすぎると生地が余計な粉を吸収して硬くなってしまうような気もしますし。
大体、野球がらみの「打ちたいものはなんですか」で打ち粉ってのは違うよな〜。
では私が打ちたいもの、、野球はしないから、ゴルフ?テニス?考えてみたら私はそういう道具でボールを打つスポーツはやらないなあ。
ゴルフは大学の体育の授業で取ったんですけどね。
それにしても日本語ではなぜ「打つ」という言葉が博打とか「打ち粉」とかに使われるんでしょうね。
まあそんなこと言い出したら英語で風呂やシャワーを浴びるのは「取る」を意味するtakeだから、そっちこそなんでや、という話ですけれども。
フランス語でも「取る」を意味するprendreですね。
日本語初級者の夫が先日「シャワーをとります」と言ってたので「日本ではシャワーは浴びます」と教えて差し上げたところでした。
シャワーや風呂などを「取る」という発想は何処からきてるんでしょう。
打ち粉を打つよりも不思議ですね。
シャワーという技術の前に沸かしたお湯を溜めてそこに浸かる方が歴史的には先に行われたでしょうから、お湯をどこかから汲んできて貯める、という発想からでもきているのか。
バスタブにお湯を張るのを to run a bath とか to draw a bath とかも言いますから、溜めてあるお湯に浸かる時に「とる」のはやっぱりお湯を汲むというよりは利用するという意味合いの方が強そうですしね。
よくわかりませんね。
「打つ」の話のはずだったのにいつの間にか「取る」話になってました。