食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

残り物の夕飯と、予定外の外食で出費! 

グリーンビーンズの緑でちょっとマシな図になったかも

先日のレンティルローフとローストヴェジの残りを温め直して夕飯です。

先日は付け合わせがありませんでしたがこの日はグリーンビーンズを添えて。

 

グリーンビーンズは、蒸し器でちょっと蒸してマーガリンとナツメグであえます。

夫がナツメグ好きなのでこういう風にシンプルに青物とナツメグの組み合わせをよくやりますが、結構美味しいですよ。

 

 

外れた外食の晩

チックピーの煮込み

 

揚げたチャパティのようなもの

先週の木曜日、夫と夫の職場の元スタッフが久しぶりに近所のバーで集まるというので私もついでに仕事帰りに参加してきました。

 

夏でもない限りは平日はほとんど帰りに飲んだりしないんですけどね、久しぶりにお顔を拝見する方が居たので、まあたまにはと。

 

集合したのは、その方が現役時代に毎週木曜になると職場の呑み好きな方達がわいわいと集まっていた、懐かしいお店だったのですが、以前そうやってみんなが集まっていた当時からオーナーが2回くらい代わり、昔はパブだったのがイタリアン・レストラン&バーとなり、現在はピッツァリアについでのようにバーが併設されているんだけど、収益はほぼデリバリーピザで、バーは本当についでというか、品揃えがとてもしょぼいものとなっていました。

 

えー、あれもこれも置いてないの〜?

と大変残念。

 

バーはタップにおいてある品目で大体お品が知れます。

 

いやはや、カナダの大手大量生産ビールブランドの青いのと赤いのとがありますが、そのどちらかが入っていて、あとは同系でヨーロッパ系の大手や日本の大手のものがあり、申し訳程度にオンタリオ大手のスリーマンがある、という感じの。

カナダにお住まいの方なら大体お分かりでしょうか。

 

 

次は別の店にしましょう。

 

そんな店でも今のご時世、夫と私のビール代(夫が3パイント、私は1パイント)でハッピーアワーでチップ込みで50ドルくらいになったそうです。

まあしょうがないですけど。

 

で、一杯入ってだるいし、家で料理するより帰りにどこかで食べていきましょう、ということで、バーで誰かがおすすめしてくれた新しい店というのに行ってみました。

 

店は確かに新しくて、若いオーナーと友達?なのかスタッフなのか、とにかく若い人たちがカウンターにいて、メニューの説明をしてくれて、ヴィーガン対応のものを教えてくれて、それで注文したのが冒頭の写真です。

 

名前を失念しましたけども、チックピーの一品です。

 

お店のコンセプトが「インドのストリートフード」ということで、食器も何もかもプラスティックで、なんか全体にしょぼい印象なのに、値段はこの一皿が15ドルくらい。

味は悪くはありませんが、でもこの程度なら別にどこでも出てくる程度のもの。

 

なんか釈然としないなー。

 

 

付け合わせには揚げたチャパティが出てきたんですが、油っこい。

 

揚げ物なので油っこいのは不思議じゃないんですが、なんというか揚油が生地の中にじっとり残っていてしつこいし、いかにも体に悪そう。

 

揚げたチャパティでもカラッとしてる店もあるので、これは揚げ方が下手なんだと思うんです。

 

夫が頼んだのはなんだったか、これも忘れてしまいましたが、こちらも同じプラスティックの皿に入った安っぽいプレゼンテーションで、夫のナンに至っては工場で大量生産されたやつを温めただけ。

 

実際にインドのストリートフードにもこういう感じのものを売ってる屋台はあると思いますけれども、ストリートフードなら値段はレストランより安いでしょうし、この店はきっとこれっきりだなあ。

 

と確信しつつ、二人分の食事+チップでやっぱりここも45ドルくらいになりました。

 

うわー、あんまり贅沢した気分になってないけど今夜の外飲みと外食、合計で100ドル行ったよ!

 

美味しかったね〜、楽しかったね〜、満足だね〜、というならまだしも、これで100ドルってなんか失敗した気分でスッキリしませんでした。

 

レストランの方は食器がきちんとしてればよかったのか、と言えば、そうでもなくて、安っぽい食器や古ぼけたテーブルや本当にお洒落でもなんでもない所謂Hole in the wall(ホール・イン・ザ・ウォール)と言われる安食堂みたいなところでも満足できる店はたくさんあります。

 

やっぱり不満の原因は油ギットギトのチャパティや安物の(手作りでない)ナン、そしてぼったくり値段、そこら辺かな。

 

 

食材も何もかも値上がりが激しい世間ですから、レストランでぼったくりと感じられない値段でそこそこのものを提供するのもかなり難しいんだろうとは思うんですけどね。

 

レストラン経営をしている知人は、レストランの儲けは食事では出せない、儲けはワインとかアルコールからしか取れないんだ、と言っていましたから、ストリートフードというコンセプトでカジュアル方面で(でも価格は高め)では無理かも。
この界隈には学生が多く出入りする安くて旨くて盛りの良い店が結構ありますから、目新しさだけでどこまで続くでしょうか。

 

 

 

北米の外食は年々値段の相場が上がってますがモントリオールはそれでもやはり比較的安いんですよ。高い店ももちろんありますけれど。


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