食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

クリスマスの飾り付けと、24時間サワドー

小型ですが形としてはこの辺りで見つけた中で一番こじんまりまとまってる木
 
クリスマスツリー

何週間か前から、市場やスーパーの店先などにクリスマスツリーが並んでいます。

大体6フィートくらいのが50ドルくらいかなという感じ。(十二月十一日月曜の時点で5ドル値下げされていました!)

いや、6フィートないかな。

 

木のツリーはとても香りが良いので、リビングルームに飾るとふわっと本当に良い香りに包まれるんですが、切花と同じく、飾ってるうちに乾燥してきて葉っぱがポロポロと落ち始めます。

これを掃除するのが面倒くさいし、やっぱり生の木をこうやって消費するということに罪悪感も感じます、なので、最近ではプラスティックのツリーを使ってるという家庭も増えてきてるような気がします。

 

うちにはプラスティックのツリーはありませんが、かといって毎年木を買ってくることもなく、夫と一緒に住むようになって20年ちょっとですが、クリスマスツリーを飾ったのは二度だけ。

 

庭に生えている常緑樹の枝を切ってきてちょっと飾ってみたりしたこともありますが、気が向いた年だけで、この時期にはこういう飾りをするもんだ、みたいな強迫観念もありません。

 

どちらかというと、雪がたっぷり降った朝に表に生えている常緑樹の大木がクリスマスツリーみたいに雪をかぶってる様子を見るのが好きです。

掃除しなくていいし、捨てなくて良いし。

 

広い原っぱの中にあるので風で1週間前に枝に積もった雪はかなり落ちてしまってますが

公園内の木々はそのままですが、人家の前庭の木なんかだと大きなガラスのボールなどをぶら下げてる所もあります。

家の中で無理して飾りをしなくても家の外で楽しませてもらえるのは、ラッキーかな。

 

24時間サワドー

サワドーを作るようになって10年くらい経ちますけれども、あんまり上達した気はしません。

上手に焼けて、あ、わかったかも!と思った次にはあれれれれ、というのが焼きあがるし。

 

きちんと教室に通うとかお店で修行するとかすればちゃんと基本ができるのでしょうけど、こちとら本とネットでいろいろ読んで、自分でトライアル&エラーでやってますのでね。

 

あと、どうしても時間がかかるので、週末とか連日時間をかけて観察しつつサワドーの自然な発酵速度に合わせられるタイミングが限られているし。

 

 

と、思ったら、サワドーでもミキサーで混ぜてる人が結構いるんですね。

 

別にまあ、それでも良いんですよね。

 

そうか、機械に任せたらそりゃ早いかも。

 

 

今までは、焼きたい週末の二日前くらいにスターターの瓶を冷蔵庫から出しておき、室温に戻ったところでパンの仕込みに必要な量になるように小麦粉と水を足してぐぐぐっと混ぜておいておき、スターターが万全な体制になるのに合わせて小麦粉と水を合わせておき、ちょうど良いタイミングになったところで両者を混ぜ合わせ、この流れで焼き上げまでに30時間ちょっとくらいかけてるでしょうか。

 

 

この最初の部分で機械を導入したらどうなるのか、実験してみました。

 

スターターを仕込んだら粉と水をいつも使ってるミキサー代わりのパン焼き器で混ぜ合わせてやり、小一時間たったらスターターと塩と合わせてやり、、、その後、そのままパン焼き器のパンの型に入れっぱなしでもいいかなー、とも思いましたが、やっぱりちょっと手をかけてあげたくなったのでいつもの容器に綺麗に入れてやり、30分おきくらいに3回ほどコイルフォールドをしてやり、そして3時間くらい放置したら大きく膨れたので成形して発酵カゴに入れて冷蔵。

朝生地を合わせたものが夕飯の後、8時過ぎから焼き入れて9時前には焼き上がりました。

 

 

すごいですね、機械化ってそういうことなんですね。

焼き上がったパンはまだ食べていませんけれど、機械に任せたせいで味が落ちるとかそういうことはないと思うんですよね。

 

発酵時間が短くなったので、サワドー特有の酸味は減っているはず(長時間かかるほど酸っぱくなるはず)ですが、これは好みの問題だし。

 

使っているパン焼き器は北米で多く出回っている象印のもので、メーカーの設定だとパンを焼くコースと捏ねと発酵のコースとあり、自分で捏ね時間を設定することもできます。

ただ象印だけに炊飯器的発想で、材料入れてスイッチ入れたら後は放置、というのを想定しているので、スタンドミキサーみたいに混ぜながら様子を見てスイッチを切ったり速度を変えたり、というふうではありません。

蓋を開けて様子を見ることはできますけど、基本は放置しててもできるはず、という設計。

だからこういう実験の時は、何分くらい捏ねたらちょうど良いのかわかっていない以上、カスタム設定をしてもそのままで良いとは限らない、そのため、カスタムで5分こねることにしてあるのを何度かスイッチを入れたり途中でキャンセルしたりと、オン・オフ作業自体が結構面倒臭い気もしました。

 

いつも自分が使ってるのは捏ねと発酵コースなんですが、一度間違えて焼きのコースを選んじゃったことがあって、発酵を待ってるつもりだったのがいきなり香ばしい香りがしてきたと思ったらピーピーなって、あれれ、と思ったらすでにパンが焼き上がってて驚いたことがあります。(だからやはりスタンドミキサーを買っておけばよかったかなあという気もします。)

 

仕込んで放っといたらパンになるんだからそういうふうに使えば良いじゃない、と夫は言います。

でもねえ、捏ねは肘を故障してるので機械に頼りたいけど、形を作る段階はやはり自分でやりたいですよねえ。

 

サワドーは機械を使わなくとも、最初に混ぜ合わせたら後はチョちょっと生地を触るだけなので、ノーニード(No knead、コネない)という触れ込みのレシピもたくさん見かけますよね。

だから機械を使うという発想が今までなかったんですけれど。

 

 

食べたらまた感想を書きます。


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