食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ネパール初体験、その3: トレッキング

Kyanjin village を、Kyanjin Ri(村のすぐそこにある小さめの山ですが、頂上は標高4770メートルくらいー情報源により数字はまちまち)の中腹から望む

ヴェジ・フライドライスは、細切れのキャベツ、人参、、後は何かあったかな、、栄養価低め炭水化物豊富
 
ネパールでトレッキング

人生で初めてのトレッキングをしました。

歩くのは好きだし、いつの日かスペインや四国で巡礼の旅をしてみたいし、スルー・ハイクなんかもやってみたい、と言いつつこんな歳になっちゃいましたので、年齢的に無理なんてことになる前にと慌てて計画し始めたのが去年あたり。

 

高山病という、普段のエクササイズとは別物の不安材料もあるし、山間部の無医村で外国人が病気になればヘリコプターでレスキューなど、エライことになりかねませんので、保険会社とかワクチンとか、調べて問い合わせて手配して。

 

経験豊富じゃなくても挑めそうなトレイルを探して、Langtang Valley(ランタン谷)に行こうと決定。

 

後は、ガイドを雇うかどうするか。

 

YouTube でネパールのトレッキングの様子を詳細に見せてくれているユーチューバーさんが結構いらっしゃいまして、多くが独自で歩いてらっしゃる様で、色々と参考になるんですけれど、我々はガイドを雇って面倒なことはプロに任せることにしました。

 

 今年4月よりネパール政府は外国人トレッカーはガイドを雇わなければいけないと定めました。

外貨を得られる産業のほぼないネパールで、ヒマラヤ登山やトレッキングは観光収入の重要な位置を占めるのでしょう。

 

トレッキングをするには写真とパスポート情報を提出してトレッキングルートを登録し、登録証明書を得なければいけませんし、Langtang valleyの場合はルートがナショナルパークの中にあるので、ナショナルパークのエントリーも登録しておかねばいけません。

この両方に手数料と登録料金がかかり、自力でやってる人も結構いるので難しくはないと思いますが、ガイドを雇えばペーパーワークも、トレッキング開始の村、サプルベーシへの道のりで何度も通り抜けるチェックポイントの通過手続きもお任せできて楽ちんでした。

 

ちなみにこのチェックポイント、山間部の村を一つ越えるたびにあるんじゃないのかと思うほど何度もあって、いまさっき通過したばかりなのに今度は何でまた?という頻繁さ。

ガイド氏に聞くと、さっきのはネパール軍、今度のはネパール警察、次はネパール軍警察、、と三つの国家機関がそれぞれに同じような地域でそれぞれにチェックポイントを設けていて、そう言ったポイントを何度か通過するので、またですか?ということに。

 

で、彼らは何を探していて誰の侵入を止めようとしているのか?

あんまり現実的な意味はなさそうなチェックポイントのようでした。

 

 

ガイドとポーター、with or without them?

 

10日足らずのトレッキング期間中、ガイド無しで自分たちで勝手に歩いてるよ、という外国人トレッカーの方々とも沢山お会いしました。

 

みなさんある程度は経験もあるか、ヒマラヤの経験はなくてもスルー・ハイクなどの経験があるとか、若いとか、とにかく楽しんで冒険してる感じ。

ガイドと一緒の人たちも同じくらいいらっしゃって、それぞれにその方達なりの判断で決めたことで、ガイドがいないから無謀とかガイドを雇ってるから他人任せとかそういうジャッジメントなく、個々に自分に合ったトレッキングをしていると言うことだと思いました。

政府のお達しに従っていないガイド無しのトレッカーがトレッキング中にチェックされて罰金、、とかそう言うことも、我々が歩いていた期間中には一切ありませんでした。

 

ガイドよりも私たちはポーターを雇うことにむしろ抵抗がありました。

だって、自分の持ち物を金に任せて他人に運ばせるんですよ。

コロニアニズムのアコギな権力者階級の嫌な奴がやりそうなことじゃないですか。

 

結果的にはポーターを1人雇って夫と私の荷物、合計14キロを運んで頂いたわけですが、いやあ、本当に有り難かったし、自分で運ぶことができたかどうかは知る由もありませんが、重い荷物のせいで苦しむという経験をせずに済んで、息が苦しい時もお腹を壊してきつい時も風邪をひき始めてだるい時もありましたけれど、そこに荷物というもう一つの負荷がかかってなかったのは幸いでした。

 

高山病になってたら洒落にもなりませんし、ポーターは自分の体力温存と健康、安全のための保険でもあると思います。

 

お金でそのサービスを買うと言うのは抵抗がありますが、トレイルで行き交った、物資の運搬をする人々を見た限りでは、トレッキングのお客の荷物を運んでる方がうんとマシだし、たぶん収入も良い方だと思います。

 

私たちが契約したガイドは1日あたり35米ドル、ポーターは27米ドルお支払いしましたが、ポーターさんには最後にもう1日分の27ドルをチップに渡しました。

レストランじゃないからチップの相場がよくわかりませんでしたが、合計8日のうち1日半は歩かない日でしたから、6日半荷物を運んで9日分の収入ならまあ悪くはあるまい、、、どうかな?

ポーターのSさん。ものすごーくお世話になりました。青いダッフルバッグがウチら夫婦の、黒いのが彼の荷物。おでこに帯を引っ掛けてこれを運びます。凄い体力。

 

ガイドとポーターを雇う際は、初めて会う他人と一緒に一週間以上ずっと一緒に行動するので、どこの誰を選ぶのか、選ぶ基準とか、色々と考えましたが、ぶっちゃけなるようにしかならないですよね。

 

一度雇って気に入ったガイドだと、また今度行きたい時や、知り合いが行きたいといった場合などに、この人良いよー、とお勧めしたり、口コミとかオンラインのレヴューも大事かもしれませんけど、ホテルもそうですが、その人との相性は、会ってみるまでわかりません。


安全性とか万が一の時の対処とか、保険のこととか、事前にしつこいほど問い合わせと確認をしまして、まあこれ以上は調べようもないかなと思うに至り、ガイドさん決定。ポーターさんはガイドさんが手配。

 

とんでもない詐欺師だったらどうしよう、という疑いも薄ら抱きながら。

 

蓋を開けたら、彼らは基本的に善良な方々でした。

 

ポーターのSさんなんてもう、本当に凄く有り難かった。

荷物を運ぶだけではなく、石ころのゴロゴロしてる場所や木の枝が飛び出てるところなどはささっと除去できる障害物は道のはじに避けてくれたり、滑りやすい場所などでは足の置き場所など示してくれたり、猿や鳥などがいるあたりでは教えてくれたり。

英語があまり話せない様で、細かい説明などは出来ないのですが、こちらが言うことは結構理解してくれてるようだったし、本当に良く面倒を見て下さいましたよ。

 

ガイド氏はその反面、ちょっと自己中な面が鼻につくというか、他のガイドさんたちの悪口とか、自分のビジネスの自慢とか、毎晩自分の話ばかりしたがるので別のトレッカーやガイドさんがいる場合はなるべくそちらに逃げ、他に宿泊客がいないような宿の場合は宿主一家がご飯作ってる台所に行ったりしてなるべく彼以外の人の比率を上げるようにしてみたり。

 

悪い人じゃないと思うんですけどね、自分のビジネスのためにvログを作るんだと言って始終ビデオ撮ってましたけど、トレイルでヤックが何頭もいるところに遭遇して、わたしが「わーい、ヤックだ。写真撮ろう!」と声に出しながらカメラを取り出していたら、いきなり私の目の前に進んできて、私の視界を遮断してビデオを撮り始めたんですよ。

しかも、ヤックたちに歩み寄りながら喋りながら撮るからヤックは彼が撮り終わる頃にはあっちの方に行ってしまって、私のシャッターチャンスは、、、。

 

あんまりのことにビックリして言葉が出てきませんでしたよ。

 

お客が良い写真撮るのを積極的に助けろとは言わないけど、お客を遮って自分のビデオを撮るガイド、それが私たちが雇った1日35米ドルのガイドでした。

 

ヤックは標高の高い所でのんびり草を食んで生きていける凄い奴

同じ宿で出会った別のガイドさんたちにも色々な人たちが居ましたが、自分の顧客かどうかに関わらず楽しい世間話で場を盛り上げる人もいればスペイン語の顧客相手にスペイン語でガイドしてる人あり、空港で出会ったガイドをしている方はフランス語が流暢なのでフランス語圏のグループをガイドしているとか。

我がガイド氏曰く、ネパール語で他のガイドやポーターたちに自分の顧客の悪口ばかり言ってるガイドもいたとか。でもね、そんなこと言い出したらうちらのことだって何言われてるかわからないよねー。

 

ネパールには五千以上のトレッキングのガイドを提供する会社があるとかで、それぞれがどうにかしてお客さんを取り込もうと必死ですから、事前にガイドを雇わずとも現地でもいくらでも見つけられるようではあります。

 

我がガイド氏曰く、評判の良いガイドは何ヶ月も前からブックされてしまっているから、現地入りしてから見つけることができるガイドはクオリティが低いとのことですけどね。

実態はわかりません。

 

人の相性もありますが、書類の手配、トレッキング中に休憩や宿泊するティーハウスを選んだり、多くのトレッカーが同じ村へ向かっていて今夜は部屋を押さえておかないと自分たちが到着する頃にはこの村の2軒のティーハウスはどちらも満室になっちゃうかもと思えば電話して部屋を確保してくれたり、道中の安全やその日に準備しておくべき装備のことを相談するなど、経験や知識の豊富で信頼できる人が見つかって、安全で楽しい時間を過ごしたいですからね。

 

宿泊先のティーハウスで会ったガイドさんや宿主さんたちには、日本人最近来ないよー、前は沢山来てたのにー、どうしたの?と。

いや、日本は30年来の経済スランプが、、って知ってるでしょ?

と言いましたが、それにしたって最近は本当に減ったんですと。

 

 

ネパール以外のトレッキング先が流行ってるのかも?


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