春は桜
今年は結局例年より遅かったという桜、間に合いました。
去年同様、今年も早いらしいよ、三月中旬過ぎたら咲き始める予報が出てるよ、と家族からラインがありまして、真剣にフライト変更して早めに日本へ飛ぼうかどうしようかと検討したんですよ。
でも、変更ペナルティがバカにならなくて、これで桜見逃したら夫に申し訳ないなあとカトマンズの宿でうーんと悩みました。
今回の日本は夫が桜の時期にも日本に行きたいと言ったのがそもそもの発端でしたので、それなのに桜を見逃しちゃっては可哀想。
と、思って悶々としておったのでした。
蓋を開けたら結局遅くって、やれやれ。
あー嬉しい。
あー綺麗。
初めて桜並木を見た夫、葉っぱは無いんだねえ桜、と。
花が終わって葉桜なのを見て、ちょっと納得か。
私も実は桜の時期の日本は二十うん年ぶりです。
卒業した大学に用事があって、ついでにキャンパスに咲く桜並木も堪能。
こんなの見ながら通ってたんだったっけ。
他にも桜の名所と言われるところを通り過ぎて、ものすごい人の数にビックリしてみたり。
私が経験していた二十うん年前までは携帯電話なんてこんなに普及していなかったし、何しろ写真はフィルムの時代でしたから、桜を背景に延々と撮影し続ける人なんてそんなに居なかったんでは。
今回は、人混みがすごい上に更に撮影し続ける人々がたくさん居て、それがまた人の流れを停滞させて、セキュリティーガードの人たちがいたり、一方通行になってる所があったりとか、凄かったです。
そう言えばネパールでも遺跡や寺なんかではスマホ撮影に明け暮れる人々がひっきりなしに居て、すごかったっけ。
これってやっぱりスマホとSNSの時代ならではですよね。
日本すごい、相変わらず?
ネパールとスリランカ、そして日本、対照的なのはやっぱり外食のし易さ(ネパールとスリランカ)と難しさ(日本)、そして街が整然としてて清潔(日本)か否(ネパ、、、あと省略)
日本でもゴミが捨てられてる所は見ましたけどね。
ずるして人しれぬ町はずれの竹藪みたいなとこに物を捨てに来る人ってどこにでも居るんだわ、と人間性の普遍性みたいな物を感じました。(でも日本なんて週に何度かゴミの日があって回収車が来るのに、なぜわざわざ不法投棄しに来る?)
そうそう、上野公園も冷やかしに行ったんですが、たまたま金曜の夕方で、青いタープで場所取りしてる若いサラリーメン&ウィメンを沢山見ました。
ああ、ああいうのは今でもあるんですね。
ちょっと冷える日だったので、ストッキングにドレスシューズで地面に座ってる女性たちが寒そうに足をさすってるのを見てちょっと気の毒でした。
寒い日、雨降りの日、お天気の日、目まぐるしい春ですね。
日本の春なんてそんな物でしたっけ?