食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

日本の春キャベツでポタージュスープ

刻んで食べた残り、外側の葉っぱも使いましょ。
春は新キャベツと新玉ねぎ

日本で居候している母宅では、母の好物の新キャベツと新玉ねぎがしょっちゅう食卓に登ります。

キャベツって欧米人はたぶん生では食べない、、いやコールスローにして味の濃いドレッシングまみれにしたのなら食べますが、生で刻んだだけの物ってあんまり皿に盛られて出てこない気がします。

モントリオールで揚げ物しても、キャベツの千切りを添え物にしたことってあったかどうか。

 

今回はキャベツの千切り、何度出したことか。

 

夫も慣れてきたというか、柔らかい新キャベツなこともあってか、抵抗なくモリモリ食べてます。

 

ただね、この新キャベツって、巻きが甘いというのか、4枚くらい剥いで刻んだら中身は拳一つ分くらいしか残ってない。

 

そうそう、日本の野菜って毎回高いなあと感じますが、この度は更に高く感じます。

量もサイズも冗談かと思うほど小さいのに、値段はエライご立派で。

日本のお店で見る野菜はモントリオールのスーパーで見るものよりも鮮度が良くて美しいから感動するんですけど、そうは言っても高いわ、高い。

 

という次第で、新キャベツの外側のアオアオした葉っぱを4枚使って、ポタージュスープを作りました。

 

普段、スープと言えば朝ごはんな母に、スープとバゲット(近所の美味しいブランジェリーで購入、日本には良いブランジェリーがありますね。)で夕ご飯、って大丈夫かなと思いましたが、パン好きな母、喜んでくれてました。

 

今は会社が潰れちゃったそうですが、ポルトガルのキャベツ皿ってありましたよね。あれを思い起こさせる肉厚で青々したキャベツ。

メモがわりにレシピをば。

 

新キャベツの外側の葉っぱのスープ

材料)

新キャベツの葉っぱ4枚(500グラム)

にんにく4カケほど

新玉ねぎ一個荒微塵

ジャガイモ大きめ一個

豆乳

ハーブやスパイス(今回はナツメグとタイム、塩コショウ)

 

 

手順)

キャベツを繊維を切る方向にざくざく切り、フープロで粉砕しておく。(加熱後にまとめてやっちゃえば良いかも)

厚手の鍋に油を敷いて玉ねぎをじっくりしんなり炒め、キャベツを炒め、好みのハーブやスパイスを入れてじっくり炒め、ジャガイモ(皮剥いてサイコロ)を入れたらヒタヒタになるまで水を入れ、ジャガイモに日が通るまで加熱。

ブレンダーでピュレ状になるまでガガーっと。

味を整えたら豆乳を入れて濃度、味を好みに調整して出来上がり。

 

出来上がったらわっさわっさとテーブルに運び、ハイハイお待ちどう、さあさあ頂きます、かんぱーい、、、、という次第で、出来上がりの写真は有りません。

 

モントリオールでは新キャベツっていつごろ出回るの?

と母。

 

モントリオールでは新キャベツって出回りますか?

私は二十数年住んでますけど、見た記憶が有りません。

 

新キャベツ、日本以外に出回ってる国や地域ってありますか?

 

新玉ねぎや新ジャガイモは見ますけど、北米ではキャベツって本当にどうでも良い脇役みたいな感じに、隅っこに押しやられてる感じがしませんか?

 

新キャベツは巻きが緩くて、ちょっと損してる気がするようなしないような、、、でも、巻きが緩くて剥がしやすいので、一枚ずつ使う料理に向いてます。

それに、柔らかくて美味しいですね。

 

 

春の味覚と言えば筍、菜の花、アスパラガス、などなどですが、母のおかげで今年は新キャベツをたーっぷり堪能させてもらってます。


ヴィーガンランキング