ハイキング用に作ったグラノラバー
友人たちと週末、国境を超えてアディロンダックスにハイキングに行きました。
到着した日に一山、一泊して翌日別の山、と2回ほど。
アディロンダック山地の山間の街のホテルに宿泊しますので、別に食べ物の心配などしなくて良いんですが、山の中に持っていくサンドイッチとかグラノラバーとかはできれば自分で作ったほうが安くて安心なので、作りましたよ。
グラノラバーなんて作るのは簡単なのに買うとえらい高いですからね。
しかもアメリカですから、カナダより若干割高でしかもUSドルも高いですからね。
節約できる部分はしといた方が良い。
砂糖と油を入れないでグラノラバー
グラノラはたまに作りますが、毎日朝ごはんとかスナックに食べてるわけでは全くないので、作る頻度はかなり低め。
そうすると簡単なのはわかってても材料を揃えてさあ作ろう、と取り掛かるまでにお尻が重めになる傾向にあります。
そして、毎回「あれー、こないだ作ったレシピはどこだったっけ」とレシピを探すのです。
最近はもう前のレシピなんか探さずにググって適当にメモしてやってます。
今回のレシピは、最近よくみてるオンタリオのユーチューバーPB with Jのジェレミーさんのをみて適当に真似てみました。
ジェレミーさんはヴィーガンのクックブックのレシピを実際に作ってみるシリーズをやっていて、前から気になっていたクックブック評は参考になります、、、というか、作ったもののレシピを公表してるので、「ああこういうレシピなんだ、ならいらないや」という効果もある一方で、欲しいけど迷っている本だったらやっぱり販促になるから著者も嬉しいんでしょうかね。
彼は料理に油と砂糖を使わないようにしているらしいので、グラノラにも油も砂糖も入れてません。
私は料理には油を使ってるし、揚げ物もするし、砂糖はどちらかというと甘いものが好きじゃないので、元々それほど消費量もないので、あえて避けるほどは気を使っていません。
まあでも、使わなくても良いならそれも良いか。
砂糖を使わないレシピってサトウキビや甜菜から精製されてパッケージされてるいわゆる砂糖は使わないけれど、メープルシロップ、ハチミツ、デーツ、その他の植物から抽出される甘味料などを使うことが多いです。
甘さが欲しいのでサトウキビや甜菜以外の甘さを持ってくるということなのはわかるんですけど、サトウキビや甜菜よりもメープルやデーツなどの方が体に良いと言われる理屈そのものはよくわかりません。
真っ白で純度の高い砂糖に加工されたものよりも、加工度合いの低いものの方が血流に直行しそうにないから、食べてすぐにシュガーハイになったり血糖値が上がったりしにくいし、中毒になりにくいだろう、というのはわかりますけどね。
純度の低めな食品の方が良かろうというのはわかるけど、サトウキビより別の植物の方が良いっていうのは違うような気がするなあ。
乾燥デーツなんてものすごい甘さですからね。
ミネラルとか色々と別の栄養素がたっぷりで体に良いのはわかりますけど、糖分って原子レベル?で言えば同じなのでは?
とかなんとか思いつつも、まあ一度試してみましょう。
参考にしたレシピなので詳細はここでは控えますが、大雑把なコンセプトだけ↓
砂糖と油抜きグラノラバー (PB with J のSugar and Oil Free Granola Barsを参考に)
材料
- 乾燥デーツ(カチカチだったら種をとってから水1カップに浸してふやかしておく)
- メープルシロップ
- ナットバターかタヒニ
- ロールドオーツ
- 好みのナッツ
- 好みのドライフルーツ
- 好みでチョコーレートチップなど
手順
デーツ(水につけていた場合は水も)メープルシロップとタヒニかナットバターをフードプロセッサーで滑らかにし、オーツ、ナッツ、フルーツ類と混ぜ合わせ、チョコチップを入れる場合はここでザクっと混ぜ合わせて天板に広げ、上からちょっと押し付けて固めてやり、オーブンで焼く
材料の比率は、大体の感じですが、オーツを1としたらナッツ類やドライフルーツの合計が大体1前後になるような感じではないかと思います。
デーツのつけ汁を使わない場合は、捨てずに甘みとして別のものに使えます。
自分の好みとしては、甘みは十分、むしろデーツを入れるならメープルシロップは入れなくて良さそうかも。
つなぎとして両方入れた方が良いのなら合計量を若干減らしてみても良さそうです。
チョコレートチップのこと:
チョコレートチップを入れるか、チョコレートを溶かして表面に塗るか、迷った末、チョコレートを刻んで、焼き上がってオーブンから出したばかりのグラノラバー(まだ切ってない状態)の上にふりかけ、ヘラで抑えるという手を使ってみました。
細かく刻めている部分はすぐ溶け、ちょっと大きめな部分はトロッとしつつもちょっと大きめなまま。
均一に綺麗に塗りたいのでなければ、湯煎にする手間や器具を省けるので結構良いかも。
沢山作ったので、いつでもハイキングに行けます。