食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

クランベリー・フィールズ・フォエヴァー

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土曜日に、クランベリー・ピッキングに行って来ましたよ。

これ、クランベリーのブッシュなんですけど、ぶどうみたいに見えませんか?

 

毎年秋にはリンゴを摘みに行くのが楽しみなんですけれども、今年は義母の死や父の緊急手術があって、リンゴ狩りシーズン中はそれどころではなくて。

日本から戻ったらリンゴ狩りに行きたいな、と強く願っていたのですが、帰国最初の週末は雨で。

で、この週末も日曜は雨が予測されておりましたので、土曜はどや!?と思ったら、オーガニックのオーチャードはすでにシーズン終了しておりまして。

 

がーん、がーん、がーん。。。

リンゴくらいしかこの土地でとれたてフレッシュを旬にいただくことはできないのに!

 

と思ったら、一緒に行こうと言っていた友人から「クランベリーはどう?」と。

 

え?クランベリーですか?

 

とは思いましたが、どこかで何かを摘みたい熱が上がっていたようで、じゃあ行ってこよう、と出かけましたよ。

渋る夫の運転で。笑

 

ケベックはクランベリー収穫に適した地域のうちの一つだとか。そうか、リンゴだけじゃなかったんですねえ。笑

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どこまでも、、というわけではないですが、広々と広がるクランベリー・フィールド。先週は紅葉が全然まだまだだわと言ってましたが、なんのなんの、ふと気がつくとすっかり秋の色に変わっていまして、クランベリー・フィールドの背景にもちらりとオレンジや赤い木々が見えますね。

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スポンジのように軽いクランベリーが水に浮く原理を利用して、収穫する際にはこのフィールドに水を入れ、浮いて来たクランベリーを汲み出して、水と実を選別して袋詰めして出荷する、、、というやり方をします。

そのため、フィールドの周りは土手になっており、なんとなく日本の田園風景に似た感じすらします。

 

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クランベリーが水に浮いてるのを収穫している写真などご覧になったことがあるかと思いますが、私たちが行った時には収穫のために水を張った状態ではなかったんですが、このように水に浮いてるクランベリーも若干見受けられました。

 

このファームのオーナーは、収穫したクランベリーを売るだけではなくて、あまり一般に親しみのないクランベリーの生産の様子を人々に知って、体験してもらおうということで、クランベリー・ピッキングとして、いくつか所有しているフィールドの一つを一般に公開しているのです。

 

だから、本来は水を入れて収穫するところを、お客さんはしゃがんでチマチマ手で摘む作業をします。

腰にあんまり良くない姿勢ですので、小さな風呂の椅子みたいなのを貸してもらえますが、それでも長時間ずっとこういう作業はできないなあと実感。

水を入れて収穫するというのも納得。

 

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左上と右下のバケツが夫と私の収穫したぶんです。合計で4キロ半くらいかな。

一緒に行ったお友達カップルは、我々よりも収穫スピードが速くて、写真では分かりづらいですが、5キロ以上行ったんじゃないでしょうか。

 

これだけ摘むのに1時間ほどかかりましたよ。

 

リンゴ狩りだと、「もうこれくらいで十分」と思うほど摘むのに30分もかかりませんけど、クランベリーは小さいし、何しろフィールドの端から手を伸ばして届く範囲内を一つずつ摘んで行くので、時間がかかります。

 

最初はこんなにたくさん摘むつもりはなかったんですけれど、クランベリー・フィールドの端にしゃがんでお友達となんだかんだお話ししているうちに、ふと気がつくとこんなになっていました。

北米のスーパーで袋入りで売ってるのを買うと、一袋がだいたい400グラム入りくらいですから、それを10袋以上も買ったと思えばうんと安いです。

でも、10袋もクランベリーを買いためることはあり得ないので、冷凍庫と冷蔵庫のスペースがきになるところですが。笑

 

とりあえずこれからクランベリー・マフィンでも焼いてみましょう。


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