食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

3月14日はπデー(パイ・デー)

夕飯どうしようか

これ、しょっちゅう言ってます。

何しようかなー、って。

決まらないまま夕方になると、やる気もなくなって手抜きの極み、野菜炒めとご飯と味噌汁、というようなもので誤魔化すことに。

 

夫は炒め物を日本食だと思い込んでますから、「いやこれは、学生や独身者など、忙しくてしかもお金をあまりかけられない人のやっつけご飯だから」と言っているのですが、あんまりにも頻出するから「これはきゃすぴえのgo to日本食なんだ」と思ってるかも。

go toやっつけ料理であることは確かなんですけどね。

 

 

土曜は夫に夕飯を作ってもらったので、日曜は私の番。

しかも日曜は夕飯の支度の時間帯にイギリスと西海岸の友人達とズームする習慣になってるので、それまでに仕込みのほとんどを済ませ、ズーム終了後にチャチャっと調理終了して夕飯、というタイミングにしたいのです。

 

変な時間でちょっと困りものですが、時差の関係上これが一番みんながちょうど良い時間帯。

 

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ヴェジ・ポットパイ、切り分けた後の切り口

 

3月14日、3,14といえば、、、、

で、今日は三月14日、ああもう三月も半ばかー、早いなー、と思っていたら、毎日何かと送ってくる新聞社のメールマガジンに、「今日はπ(3,14)の日」と言ってパイの写真。

 

ダジャレですけど、これは助かった、パイを夕飯にすればオーブン調理だからズームの時間も有効に使えます。

 

休みの日ですから、早めに野菜切ったりあれこれ仕込んでおいて、楽にオーブンで仕上げましょう。

ということで久々に、ヴェジ・ポットパイにしましたよ。

 

ついでに、パイの日ですからデザートということで、冷凍庫に放り込んだまま忘れられていた冷凍のクランベリー、チェリー、ルバーブ、アップルソースなどを合わせてフルーツパイも作りました。

 

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ちょっと焦げた。

実際は写真で見るよりはマシなんですよ、、、。

 

冷凍してあったフルーツ類をそのまま具に放り込んで焼いたパイは、まずパイ生地の下地だけで10分くらい焼いてから、そこに冷凍のままのフルーツを、冗談みたいにうず高く盛り上げます。本当にコントみたいに。

上にパイ生地を被せたら切り目を入れて(爆発予防)、400度のオーブンで15分くらい、その後350度で45分くらい焼きました。

 

冷凍してあったフルーツ全般が酸っぱいものばかりだったので、デーツを細かく刻んだものと混ぜて甘さを与えて、それでもまだやっぱり酸っぱいかも、と砂糖も大さじ4杯くらい散りばめましたが、夫にはまだ甘さが足らなかった模様です。

極アマのパイにでもアイスクリームを添える北米舌ですからね、彼に合わせると私が食べられない、足らない分にはいくらでも応用が効くし、と開き直っています。

 

 

ヴィーガンのパイクラスト、お気に入りはVeganomiconというレシピブックのもの。

ポットパイは手抜きで、でもちゃんと満足感があって嬉しいメニューでオススメです。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

 

 

寒の戻りでちょっと冷え混んだので、オーブン料理はちょうど良い。


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夏時間・新しい木のへらをおろすまで

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夏時間開始

 

 

もうそんな時期が来ましたね〜。

北米では土曜の夜眠って、日曜の朝起きると時計が1時間進んでいます。

週末なのでお休みの人が多いから1時間時計をずらし忘れても影響はあまりないということですが、週末関係なく仕事がある方や予定が入っている人は土曜の夜寝る前に時計の針を進めておかなければね。

近年は手動で時計の針を動かすものは減ってはいますけれども。

私の腕時計、面倒くさいんですよ、自動で変わってくれそうなソーラー電池の時計のくせに、年に2回針を動かさなきゃいけなくて、古い時計のようにネジを捻って針を動かすわけじゃないのでマニュアルのPDFを引っ張り出して、、、。

年に2度のことなので毎回忘れてます。

 

 

そういえば前回時計の針を動かした折にはオンタリオが夏時間固定に決めたって言ってたけど、どうなるんだろう、と見てみましたら、オンタリオ政府はこの決定を実施する前に、近隣のケベック州やニューヨーク州と連携したいと言っていたようですね。

ケベック州、どうなんでしょう。

casse-pied.hatenablog.com

 

 

 

新しい木のへらの支度

ずっと使っていた木のへらが割れてしまいました。

 

先っぽが四角くて炒め物にも煮物にも、混ぜる時に使いやすいので他のものよりも使用頻度が高く、愛用していたのでちょっと残念。

 

でも捨てませんよ。

割れた部分を取り外して、幅の狭いヘラに変身させて使い続ける予定です。

でもノコギリややすりを多用する作業なので、夏までお預け(作業は庭で)

 

現在もう一つ所有している四角いへらはヘラの部分に穴が三つ空いてるもの。

穴に野菜類が入り込んでしまうので夫も私もあまり好きではないので、穴無しで先の平なへらを探して買ってきました。

  

 

家にある木のスプーンやヘラなど、いつどこでどう入手したのか覚えていないんですが、新しく買ってきた3本セット(セットしかなかった)、表面がザラザラなんですよ。

棘が刺さるほどではないけれど、このまま使うのは嫌だったので、表面にやすりをかけました。

 

 

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木の表面がざらざらなの、見えますか?

 

 

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やすりをかけて、洗って乾かしているところ


 

テーブルとか床とか、平なところにやすりをかけるためのやすりマシンを大小持っているのですが、スプーンやヘラなど、角度がついてるし小さいですから、手作業です。

 

手作業のやすりかけ、好きじゃないんですけどっ。

 

しかも穴の空いてるやつは、穴の中もザラザラなので小さいサンドペーパーを丸めて押し込んでちまちまと、、、ちまちまと、、、、、あああ。

ちまちまやってたら穴の端っこが一寸欠けてしまいました。

穴あきへらなんか要らないのに。

 

 

白木ですから、洗った後はしっかり乾かさなければいけないので、買ってきた日にやすりをかけて、三日後に「やっぱりもう一度」とやすりをかけなおして、洗って干して、それが乾いてからオイルを塗って、それも乾かして、、、、。

 

 

完成品を売ってくれてたら楽だったのに。

 

 

いや、買った時は完成品だと思い込んでたので騙された気分。

ただ考えようによっては未塗装の白木を買えたのはよかったかも。

 

ウレタン塗料などが塗ってあるようなものだったら調理で熱くなったら食べ物に溶けて混入するような気がして、ちょっと怖いですからね。

 

 

使い込むほどに味が出る木の道具ですが、ヘラやスプーンは水にも触れますので、しばらく使ううちに乾燥してきたらまたオイルを塗ってやったり、染みが着いたらやすりできれいにしてオイルを塗ってやったりするべきとか。

 

 

実際はそこまで手をかけなくても、なるべく油を使う料理にも使うようにしてやれば大丈夫。今までへらごときにそんな手間暇かけたことありません。

 

使うオイルも、食用油は酸化するからよくないとか、だからミネラルオイルを使えとか、ココナッツオイルが良いとか、蜜蝋を使うべしとか、色々と言われていますけれど、個人的には自宅にある無臭系の食用オイルで良いと思います。

別にヘラについた油を舐めるわけじゃないし。

 

 

使い込むうちにちょうどいい角度になってきたりするので、新品より10年、20年使い込んだやつの方が使いやすくて手に馴染みます。

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オイルが乾いた新入りと割れたヘラの記念写真

 

 

畳とコンピュータ関連は新しい方が良いですが、ヘラは古い方がよろしいのです。


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中国でも環境のための肉離れ 

 

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春ですよ!緑じゃないけどこれ、新芽です。

この時期は「もうすぐ春だね」「いやまだまだ、ブルブル」「や、もうそろそろ春っぽいよ」「うん、でも明日はまた零下17度だって」「あったかいよ、プラス5度だ!」「週末はまた雪だって」とヨーヨー気象変化が続きますが、今週は暖かい日が三日ほど続いています。

もちろん週末は冷えるらしいんですけどね。

でもそうやってヨーヨーしながら暖かい春がきます。

今週末には夏時間が始まりますし。

 

 

わくわくワクワク。

日本は桜、もう咲いてるんですか?

いつも一歩先をゆく日本の春、羨ましい。

 

 

 
中国でも肉離れ

野球選手の怪我の話じゃありません。

食べ物の肉の話。

 

中国でもヴィーガン食スタイルが広がり、肉もどき製品がどんどん登場している模様です。

www.theguardian.com

 

 

中国政府の環境対策の一環としての肉消費削減

 

中国の人口は2019年時点で13億9800万人。

この国の人々が豊かになって、以前よりも肉食を頻繁にするようになったり車を運転する人が増えたりすることは、人々の暮らしが豊かになって素晴らしいとも言えますが、グリーンハウスガス排出量が鰻登りになって恐ろしい、ということでもあります。

 

地球上のみんなが同じように豊かに暮らすことがサステイナブルでないってことは、その「豊か」なライフスタイルだめですよ、っていう話ですけれども。

 

 

と思ったら、この記事によると中国でもヴィーガニズムが確実に広まっている様子だとか。

 

中国の豚肉の消費量は世界総領の28%、食肉市場は860億ドル(620億ポンド)ですが、食糧危機に危機感を募らせている新世代の消費者の間で、植物性の食肉代替品が徐々に浸透しつつあると。

 

 

日本でも西欧でも基本的な傾向は同じですが、中国の場合は1960年代に平均的な一人当たりの肉の消費量は一年につき5キロだったのが、1970年代には20キロに、2015年には48キロに増えたとか。

 

政府が国民をコントロールするのがあからさまな中国ですから、2016年には国家のカーボン排出量を減らすための策として、国全体の肉の消費量を半減させるという計画を発表したのだそうです。

 

政府による国民生活への介入と考えると嫌ですけれども、環境対策の一環に肉の消費量を組み込んだ国は他にはないとか。

斬新です。

 

 

まあ斬新ですけれども、やっぱり国民には不評な政策なよう。

まあ当然ですかね。

 

 

 

偽肉開発、商品化の波

 

世界的に畜産に伴うグリーンハウスガス排出量を問題視し、対策として肉の消費を減らすべきという認識は広まっていますから、やっぱり商魂逞しい人々はここに目をつけて、人工肉の開発と商品化に着手します。

 

人工肉といえばインポッシブルとかビヨンドがパイオニアですけれど、中国でもそれに続けとばかりに色々な企業がヴィーガンミート市場に参入している模様です。

 

 

ヴィーガンダイエットを洗濯する若者も増えている模様で、中国の主要都市でどこにいけばヴィーガン外食できるのか、といった情報をまとめたサイトなども登場しているようです。

そしてやっぱりテクノロジーを使った情報交換などは若者の強みですし、地球環境への関心が高いのも若い世代ですし、環境を動機とするヴィーガンダイエットの広まりも若い世代主導という感じを受けます。

 

日本でも同じような動きは見られますが、中国の場合、その動きに伴って肉の消費量が減れば何しろ人口がすごいですから、影響力も大きいですよね。

 

いやでも、美食な日本だって人口は多いですから、日本のヴィーガン市場が盛り上がるのはそれはそれでやっぱり影響力は大きいと思います。

 

肉が好きな人が食べて満足感を感じるものって、最近ではそんなに珍しくは無くなっていますけれども、抵抗は今でも大きいですもんね。

それを美味しいもの、本当に美味しいからこれを選びたいんだ、という風に持って行けたらすごいです。

 

 

 

肉離れ促進応援ー個人、企業、国家

 

動物愛護という動機でなければヴィーガンじゃない、という意見を見たことがありますが、環境という、自分たちを生かせてくれる世界そのものを大切にしようという気持ちの中には動物の生の営みに敬意を払い、人間の暮らしのための道具や素材扱いしないで生きたいという考え方が自然に含まれていると私は考えます。

周囲の人々をヴィーガンにしようという気持ちはありませんし、抵抗を感じる人と喧嘩せず、どちらかというとその抵抗感に敬意を払いつつ、こちらの考えをわかってもらえるチャンスが来たら良いなあ、と思っています。

伝統を重んじる考えとか、人間はもともと雑食という考え方とか、それ自体にはかなり同意の気持ちがありますし、どこで線を引くかは個人の考え次第だから。

ヴィーガンになりたいけど無理なのよ〜、という方には、無理しないで、減らすだけでも有意義だと思いますよ、と言います。

 

個人の力は限られてますが、個人の消費パターンの集まりがその地域や国の消費量に現れるのですから、無力ではありません。

 

 

ヴィーガンでも環境保護でもプラスティックゴミ減らしでも、多くの人に認識してもらえるようになると、商売のチャンスだ!と大企業がグリーンウォッシングした製品を売り込んできたり、偽物が出回ったり、ということも出てきますが、なるべく目先に惑わされずに、惑わされちゃっても気がついたら落ち込まずに、と思っています。

利益を上げるのが企業の存在意義ですけれど、長期的な視野に立って、人類全体に良い影響を与えるかどうか、そこも判断の基準に入れて行動していただきたいもの。

 

 

資本主義がここまで歪なほど効率化巨大化してしまっている現在ですから、国の規制が全くなくては環境問題も貧困問題も改善しないと思います。

中国政府のリーダーシップは強烈ですが、国民一人一人の肉の消費量に口出しはしなくて良いから、他の国の政府ももう一息食糧生産に関する規制というか、現状の改善策を打ち出してくれないでしょうか。

 

 

 

 

偽肉というものは結構昔からある伝統食なんですよね


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韓国パンケーキ

 

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分厚すぎたパンケーキとチャプチェと蓮根のキンピラ
ニラを大量に食べるには

 

新鮮なニラを見つけたので買ってきました。

すごく大きな束で陳列されているので毎回躊躇するのですが、なんとなく今回は買ってしまいましたよ。

 

これはぜひ、あのあれ、あれにして食べよう、、、なんて思いつつ。

 

あれ?

韓国のあの、お好み焼きというかパンケーキというか、あれですよ。

 

 

毎回思うんですが、私、韓国の料理の名前がいまいちわかってません。

日本語でググるときと英語でググるときの、出てくる名前が違うこともあります。

 

日本語で探すと「チヂミ」が出てきますが、英語で探すと、コリアン・パンケーキ、とか、もしくは韓国語をアルファベットで表記した名前。

Yachaejeon 

 

それとも同じようなものにいくつか別の名前がついているとか?

 

 

よくわからなくとも、適当に探せばいつもそれらしきものの作り方が出てきますので、インターネットさまさまです。

 

 

見つけたユーチューブ二つ

こちらは韓国出身のお姉さまがやってるユーチューブ。

切った野菜を2カップ半に対して小麦粉4分の3カップに水4分の3カップですよ〜、と言いながら、切って測った野菜はどう見ても3カップちょっとありますけれど、そんなことは気にしないみたいで、ちゃんと美味しそうなものができてます。

出来上がりを味見したらやめられない止まらない様子。

 

 

こちらは日本の方のヴィーガン・チヂミのビデオです。

レシピを見ると、にんじん85グラムなど、グラム表示。

そのまま真似して作ったら多分きっちりできるんでしょうが、刻んだにんじんを計量するのが億劫だと感じる私めには若干面倒、しかもせっかく作るのにそんな少量でなんてありえないので、このレシピで作ることは当分なさそうです。

 

日本のレシピだとだいたいそうなんですよね、

美味しそうなんだけど、量が少ない。

 

北米にいるとやっぱり外食からして量が多いですし、野菜の量も何もかも多いので、大食漢に成り果てているのかも。

 

 

たくさん作っても食べ切らないことはしょっちゅうなんですよ。

残り物を温め直して食べるのは苦じゃないし、一度の調理で2度食事できるのはラッキー、と感じる方です。

温め直しが美味しく無いものもありますから、そう言うのはなるべく一度で終わる量を作りたいですけれども。

 

あ、でもピザとかパスタの残り物も美味しく食べるようになってる私、日本基準とかなり外れてるかな。

 

モントリオールに来た当初、夕飯のパスタの残りをタッパに詰めて弁当に持っていくルームメートを見て「え?伸びちゃうのに?信じらんない」と本気で高見からジャッジしていたんですけれど、今は「伸びちゃったパスタもそれはそれで美味しいのよ」と思っていますから。

 

 

 

と言うわけで、コリアンパンケーキ、一番目のリンクの、大雑把な方の作り方を参考に作ったのが冒頭の写真です。

計量の大雑把さから真似しましたが、フライパンの面積は多分私の方が小さめで、それもあってか全部一気に焼いたらちょっと分厚目になりました。

でも表面はカリッと、中身もちっと美味しかったですよ。

 

 

ニラならぬ、ネギたっぷり

大量な束のニラ、もっとたっぷり使える気がしましたが、結局はそれほど量を使わず、まだまだたくさん残っています。

うーむ、もっとわっさわっさニラを使うレシピだと思ってたんだけど、そうでもなかったわ、と思いつつあれこれ探していてふと目についたこのビデオ、韓国のストリートフードのねぎ焼きっぽいものなんですが、これくらい使ったらニラも消費できそうですね。

でもきっとこんなに油をたっぷり使う勇気はなさそうです。

 

ストリートフードっていいですよね。

美味しい所ばかりじゃないし、清潔度が怪しいところもありますが、作ってるおじさんやおばさんの手元を眺めるのも楽しいし、出来上がりの良い香りがあちこちから漂ってくる、そういう通りをのんびり歩くのも楽しい。

 

あー、旅行行きたい。

 

旅行でもなんでも好きにどうぞ、というその時が来たらどこに行きたいと思うでしょうか。

今なら暖かいところへ行きたいですね。

アジアの美味しいものがあって、ヴィーガンにも食べ物が見つけやすくて、となると台湾なんか良さそう。

 

 

 

去年使わなかった有給休暇、使えるうちに旅行解禁になったらいいな


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ジャガイモの袋を開ける・校則と装い

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開封前、両端を観察して「どっちだ」と判断します。
ジャガイモの袋を開ける

米やジャガイモが入っている袋はかぎ針編みの鎖編みみたいな感じの縫い目で閉じてあります。

 

これを、ハサミを使わずにぴーっと引っ張って解いて開封するのが好きなのです。

 

じっと観察して「こっちだ!」と見つけたら引っ張ります。

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ぴーっと。

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ブログのために途中で止めて写真撮りましたが、一気にピーっと解くのが楽しい。

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できない人が結構多いんですよ。

というか、私も、できない時もあります。

 

一度できるようになれば毎回できても良さそうですけど、たまに本当にどう頑張ってもできないことがあるんですよ。

鎖編みを解くのはとても簡単なのに、なぜ、と思いますが。

 

悔しいので頑張ってると、夫に「ハサミで切れば?」と冷たく言われます。(夫はこれができない人なので悔しいんですよ。ふふん。)

そりゃあハサミやナイフで切ることもできるし、バリバリっとまるでポテチの袋を破るみたいに破って開ける人もいます。

 

でもね、YouTubeにもこの袋の開け方の解説ビデオがいくつかありますからね、私一人ではないのです、こういうくだらないことに時間と労力を割いてる人。

 

 

 

このビデオはなかなかうまくいかない方の様子。

イラチの方は見ない方が、、、ふふふ。

 

こちらはさっさと成功します。

 

家畜の餌もこう言う袋に入っているので、さっさと開けなきゃ仕事にならないのでしょう。

夫曰く、鶏卵農家だった義父も毎回さっさと開けていたそう。

と言うことでこのビデオの方は最初にナイフで糸を切ってからぴーっと行きます。

左右が大事なんだと言う方が他にもいるんですが、どっちが左でどっちが右って、そこからわからない素人にはやっぱり難しいワザ。

 

 

日本にもこう言う閉じ方をされたものはあるのかな、とググったら、こんなページを見つけました。

www.flour.co.jp

 

機会があればぜひお試しください。

 

 

 

 

校則、なぜ?

 

ちょっと前に、日本のある高校の校則で禁止されている男子の髪型、どう考えても論理的な理由がない、ということを訴えている方のブログを見かけました。

 

その禁止されていると言う髪型、どう見ても何が問題なのかわからない、、と言うより、その髪型が他の髪型と特別どう違うのかすらわからない。

これをあえて見つけ出して「こら、その髪型は校則違反だぞ」なんてことを注意するのが教育者の仕事の一部だなんて、と呆れたのを覚えています。

 

学校を卒業してウン10年の私が何を今更こんなことを書いているかといえば、先日拝見したマモさんのブログで校則について触れていらっしゃったので、ちょっと思い出しまして。

 

 

日本の校則には、意味がわからないものが結構多いですよね。

私が知っているのはあくまで昔の話であって、今時そんなことはもうないんだと思っていたら、上に書いた、男子学生の髪型禁止令のお話や自然の髪色が茶色っぽいからと黒く染めるよう学校側に強要された女子学生の話などを聞いて、やっぱりまだあるんだ、、と。

 

  

私の頃は、髪を縛るゴムの色その他色々と規制があり、ブラシなどを学校に持参するのも禁止でした。

禁止になる理由が不明なものをあげればキリがありません。

持ち物検査なんてものがたまに「抜き打ちで」ありまして、ブラシやらちょっとした色付きリップみたいなのを持ってる子たちは没収されてました。

 

カバンやポケットの中身を全て机の上に出せ、だなんて、強制収容所か刑務所か?って思いましたけど。

 

 

髪の色を染めることに関しては、90年代後半にケベック州で、髪をブルーに染めてきた女子学生が停学か何かになって、その当時「髪の色がなぜ学校に規制される必要があるのか」ラジオなどで議論が盛り上がったのを覚えています。

彼女も確か学校側を訴えてたはず。

 

結末は忘れましたが、毛染めを禁止するのは日本だけじゃないんだ〜へ〜、と思った覚えがあります。

 

自然な髪の色が多種多様な欧米ですから、茶色をブロンドにしても多分問題ないと思うのですが、ブルーとかピンクとか、自然な色じゃない場合はやっぱり目につくから文句を言われていたのでしょうか。

 

 

 

「風紀を乱す」等の理由で決められる校則ですが、意義のないものはどんどん議論して廃止すれば良いですよね。 

 

 

 

 

装いの基準・誰が決めてる?

大人になってからは、装いに関していちいち他人に直接口を出されることがなく、、。

 

と、思ったら大間違いで、冠婚葬祭や就職活動ではきちんとした装いでなければいけませんし、その「きちんと」がまた難しい。

 

私は大柄ですので、スーツなど見つけるのが難しく、ドレスシューズはサイズがないので大変でした。

 

冠婚葬祭に対応できるスーツと靴を一式確保したら、毎回それ。

 

就職活動の時も、新しいスーツなど買いませんでした。

最近は昔よりも厳しくなってるんでしょうかね、日本から聞こえてくる報道や呟きを見るだに、なんだか今の日本は大量生産の商品に体が治らない人には無理だな、と感じます。

 

冠婚葬祭や面接などにきちんとした装いで出向いて敬意を表明せよ、というのはわかるのですが、細かい「きちんと」の基準は何でしょう。

 

 

面接の時に着ているスーツが濃紺じゃなくてベージュだったら何か問題があるのか?

 

なんて言っていたら、日本に住む友人に「この子はうちの会社の色に染まらないな、って判断されるってことなんだよ」と言われたのですが、本当ですか?

 

本当は企業の方々もスーツなんか何でも良いけど、そんなことは重要じゃないからあえて「新卒の皆さん、お気になさらないで」なんて言わないだけ。

服飾業界にしてみれば、多様な色やデザインのスーツを取り揃えて売れ残りを抱えるよりも、毎年同じパターンで大量に、それこそ制服のように販売できればコストもリスクも抑えられて楽なわけだから「これが就活のドレスコード」って確立してしまうのが便利。

 

と言うことなのでは?

 

 

 

ドレスコードに従ってるから良い人材とは言えない


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