前に買ってあったはずのタピオカ粉がどこに行っちゃったのか、見つからず、しょうがないので買い物のついでに普通の北米人向けスーパーにて探したものの、置いてなくて、アジアン・グローサリーへ行ったらどこにでもあるのに〜!と気になりつつ、
先日やっとアジアン・グローサリーへ出向いて買ってきて、晴れてこれを作ることができました。
ヴィーガン・モッツァレラ・チーズ
レシピはヴィーガン・ブログの It Doesn't Taste Like Chicken から。
作ってみた感想は、とても簡単!全然面倒なことがなくて楽にできます。
実は、一晩置いておいたカシュウナッツを計量カップに入れ、ハンドブレンダーでがガーッとやった時点で、ブレンダーを突っ込んだままその場を60センチくらい離れたすきに夫がちょうどその計量カップの上のあたりにあるものを取りに来て、その振動?のせいか、ハンドブレンダーごと計量カップが倒れてしまい、中身が全部カウンターにぶち撒かれてしまいました。
ハンドブレンダーを抜いておかなかった私の方にどちらかといえば非がありましたので、夫を責めることもできず。
ただこれ、一晩〜4時間以上水に浸した、もしくは、10分くらい茹でて柔らかくしたカシュウナッツを使用、というありがたいレシピだったので、
早速茹でました。
使用するナッツの量も4分の1カップと少量なので、作り直すのも簡単でした。
でも次からはブレンダーは取り出して置くようにしよう。
どんなもんだか試してみたくて作ったのですが、レシピの分量でできる量だと、ピザ14インチにちょうどいいかな、という感じでした。
モッツァレラを利用したグリルド・チーズ・サンドイッチもついでに作ってみました。
味は、、
夫と自分のお昼ご飯用に使ったのですが、夫の感想は、一口食べた時点で「チーズみたいだ!」でしたが、食べ進む程にチーズらしさが失われた、と。笑 たっぷりと入れてあげたら、食べきるのにちょっと苦労していて「大体、本物のグリルドチーズはスライスチーズが挟まってるんだから、これ多すぎるよ」とか。文句の多いやっちゃ。
私の感想は、グリルドチーズ・サンドイッチってそもそもがジャンクなチーズで作るものだし、こんなもんではないの?と。チーズ自体、ものすごく美味しいものでもなければ食べなくて平気だった私にはこういう下々のチーズの違いがわかりません。
あえて言えば、チーズの脂っこさはなくて、タピオカ粉のモチモチがどちらかといえばチーズより餅に似てるよなあと。
ひょっとしたら、このモチモチ感が夫の苦手なお餅の記憶を呼び起こしたのかもしれませんね。次はもうちょっとカシュウナッツの比率を増やしてみるか。
計量カップでのレシピですので、計量する人やその計量カップの微妙な違いなどでも誤差が出ることはあります。このレシピ自体がどうこういうより、私の今回の計量の問題かもしれません。または、加熱しすぎたのかも。写真で見ても、彼女のチーズの方が若干柔らかそうですよね。私のは加熱時間が長くて水分が飛びすぎたのかも。
今回のこのモッツァレラもどきチーズは、たまにこういうチーズものが食べたくなるだろう夫のために試してみたのですが、本人がそういう反応ならあんまり使用頻度が多くないかも。次にピザでも作ってその時の反応次第ですね。
ジャンク・フード好きな人って所詮ジャンクなものなのに結構うるさいこと言いますよねえ、、、。
レシピを日本語でこちらに書いておきます。
It Doesn't Taste Like Chickenのとろとろ糸引くヴィーガン・モッツァレラ
3食分(と書いてありますが、何が基準なのかは不明)
材料
生カシュウナッツ-----------------------------4分の1カップ
お湯---------------------------------------------1カップ
タピオカ粉-------------------------------------大さじ2と小さじ2
ニュートリショナル・イースト--------------大さじ1
レモン汁かアップルサイダーヴィネガー----小さじ1
塩-----------------------------------------------小さじ半分
ガーリックパウダー---------------------------小さじ4分の1
大さじ小さじはアメリカ、カナダ、日本とも同じ(大さじ15ml、小さじ5ml)
カップはアメリカのは240mlにちょっと欠けるくらいで、カナダはメトリックなので250ml、日本はなぜか200mlです。アメリカの方のレシピなのでアメリカのカップに合わせるといいかと思います。
作り方
- カシュウを4時間から一晩ほど水につける。使う前に水を切る。
- お湯を沸かして、1カップのお湯をカシュウに合わせ、他の材料も全て加えてブレンダーでなめらかにする。
- 小鍋に移して中火で加熱する。常にかき混ぜる。
- 5分くらい加熱しているうちに底の方から固まり始め、そのうちに全体がなめらかにとろとろっとしてくる。
- レシピではその後もう2分くらい念のために加熱しながらかき混ぜましょうとありますが、カスタードクリームなどと同様に、あんまり加熱しちゃうと、余熱でもっと固くなるもののようなので、ここら辺は自分の勘で判断していいと思いました。
これを作ってから、グリルド・チーズの支度をもたもたとやっていたら、チーズはだんだんと固まってきました。出来上がりを食べて喋ってなんだかんだやっているうちに鍋の中のチーズはすでに、とろとろ、糸を引く、という状態を過ぎてしまった模様。
まあ本物のチーズだってそうですから、それはいいんですけどね。
冷蔵しておいて、次に使う時にはまた鍋に入れて、水を大さじ1くらい入れて加熱し直してみるといいようです。残っている量次第では、加熱しながらもうちょっと水を加える方がいいかもしれません。
固まりになったのを小さくサイコロに切り分けて、たこ焼きに入れたらチーズ入りみたいになって面白いかもしれませんね。今度やってみよう。