食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

苺豊作と、週末のハイキング

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写真はジャムにする苺たち。収穫後2日くらい経っちゃったのでちょっとシナってます。

 

ほんの一週間前には4つ収穫して大げさに皿に盛って写真に撮っていましたが、その後

ガンガン収穫があり、アレヨアレヨというまに、収穫に消費が追いつかないペースに。

 

毎日750mlの容器がいっぱいになるくらい赤くなっているのです。

しかも、雨が続いたりすると腐ってたりナメクジに食べられたりして収穫できないのもあるのです。

そして葉っぱの下に隠れているいちごを探すべく葉っぱをガサガサっとするたびに蚊をはじめとする虫がムワーっと飛んで出てきます。

 

手入れも全くせず、毎年勝手になってくれるいちごですが、これ、手間かかってないとはいえ収穫の際の腰痛や虫さされを考えると、やっぱり手間ですよね。笑

 

手間を考えると、苺が高い!とか文句言うより、苺一粒収穫するのにも色々大変なんだからその労働に対して報酬をきっちり払ってあげなきゃ、、と思う。

 

冬は寒いケベック州ですが春から夏は炎天下はやっぱりクラクラする暑さになります。

そんな中でいちご(だけじゃないですけど)の収穫作業をするのは決まってメキシコなどから来た外国人労働者。

移民向けのフランス語教室で夏場のいちご収穫作業人募集のポスターを見て応募した知人が、あまりの辛さに一日でやめちゃったと言う話を思い出します。

彼女は決して簡単に仕事を投げ出すような人ではないのですよ。

作業条件があまりにも過酷だったからなのです。

 

農作業って、確かにデスクワークに慣れてる都会人がいきなり参加してできることばかりじゃない、過酷な労働に耐えられない先進諸国人に代わって外国人労働者が低賃金で頑張ってくれてるから成り立っているのですね。

毎日食べる野菜の値段が高くなるのは困るけれど、過酷な労働の対価があまりにも安いと言うのもひどい話。

フェアトレードが必要なのは、国内の農業も同じこと。

どこらへんが正しい価格なんだろう、、と疑問に思います。

 

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毎日仕事から帰ってきて、畑で虫に食われながら収穫しているいちご。

二人では到底食べ切れませんので、ジャムにします。

いちごって本当に足が速い。

 

 

先週末は、国境を超えてアディロンダック山地にハイキングに行ってきました。

キャンプもしました。

初日は深夜過ぎから雨が降りましたけど、翌日は雨が上がってハイキング日和となりました。

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Lake Placid近くの州立のキャンプ地です。翌日登った山の頂上の見晴らしのいいところで撮った写真はなぜだか保存されていませんでした。なぜだ!?

 

アディロンダックスって、大きな岩がゴロゴロした山ばっかりなんですが、こうやって岩にしがみつくように根を張っている木を見ると、歩いてるのは山じゃなくて、実際は土が積もってそこに木が生えて山っぽくなっただけな大きな岩なんじゃないかと思います。

 

今回登った山は、4100フィートのSawteethという山で、9時間半かかりましたよ。

翌日はちょっと小ぶりな山で4時間ほど。

ハイキングが終わったら、必ずストレッチをするようにしているのですが、やっぱりアディロンダックスで5時間以上のハイクをすると筋肉痛になります。

それもこれも岩場のせいだ。

 

今週も筋肉痛で過ごしました。