食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

その髪を捨てない方法あります

唐突ですが今、髪を伸ばしています。

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日本の「幽霊」の絵はNY Timesの記事より拝借しました。私の髪はまだこんなには伸びていません。笑

 

本当は肩に髪がつくほど伸びるとうっとおしいいいいいい!と思って切ってしまうタイプなんですけれど、我慢我慢。

 

そうやって無理やり髪を伸ばしてるのは2度目です。

 

それまでは、髪が肩につく前に風呂場でハサミでバシバシと切っておりました。

はい、自分で。・・・・いわゆる、海外あるある、、かな?笑

結構上手でしたよ。

当地で髪質も好みも頭の形も全く違う人たちに切ってもらうと、プロであれなんであれ、大変不満が残りますので、どうせ不満が残るなら自分でやる方がいい、と。笑

 

でも、数年前に、何かの拍子で切る時間がなくて髪がじゃんじゃん伸びていき、そこまで伸びたんなら、じゃあいっそのこと癌治療のために毛髪が抜けてしまう人たちのために寄付して使ってもらいましょう、と伸ばし始めました。

 

私は髪をヘナで赤くしているので、カナダのキャンサー・ソサエティでは受け付けてくれません。

 

キャンサー・ソサエティに電話で問い合わせて、ヘナしてても受け付けてくれるような団体があるかどうか教えてもらい、「どんな処理してる髪でも傷んでいなければ受け入れます」という団体を見つけて、そちらへ寄付しました。

  • 長さは8インチ以上。
  • 切るときに、髪の両端を輪ゴムで止めて、バラバラにならないようにすること。
  • ジップロックバッグに入れて(プラスティックの使い捨てなので非常に抵抗ありましたが)それを封筒に入れて郵送すること。
  • 送付した髪の毛が無事に受理されたかどうか、誰が自分の髪で作ったカツラを受け取ったのか、などという問い合わせで団体のボランティアたちの時間を奪わないこと。

そういう条件でもって、寄付したのが2年前。

そのあと、さっぱりと髪を切り、また伸びてきたらまた切り、、、ましたが、8インチ寄付できる程度に伸ばすのに、実際2年半ほどかかりました。

 

だって、切った後も自分の髪をある程度形になる程度は残しておきたいですからね。

坊主になっちゃってもいいよ、という取り組みではありませんでしたので。笑

 

そうしたら、2年半も自宅床屋をやらなかったから、かなり腕が落ちたんですよ!

 

あれー、ここら辺のカット、もうちょっと自然にできていたはずなのに、難しいなあ、と。

 

時間も前よりもかなり長くかかりましたし。

ああ、切るの、面倒臭いなあ、、、と感じるほどに。

 

そういうわけで、面倒くさがりなので、また伸ばして寄付しよう、と2度目の挑戦なのですよ。

 

でもね〜、髪が多い私、洗髪のたびに髪が重くて濡れてて、面倒臭い!

冬は自然乾燥に任せてると頭が冷たくなっちゃうから、放置できません。

 

髪は短い方が楽ですよやっぱり。

 

切りたい切りたい、切りたい〜〜〜〜。

 

今この髪の長さから8インチ切り取ると、残った髪の長さでは、ショートヘアにするしかなくて、そこまで短くするのは腕が落ちる前の技術でもやっぱりちょっと大変です。

下手になってしまった今それをするのはちょっとね、、、。

シャンプー剤やコンディショナーなどを使わない美容院なんか知らないし。

いっそのこと坊主頭になってしまおうか。

でも頭の形があんまり格好良くないので、ちょっと躊躇しております。

 

 この記事を書くにあたって、ネットでロングヘアーの写真を探した時に見つけたNYTの記事では、「エクストラ・ロング・ヘアー」が流行ってるとか。

そうなんですか?

流行りは去るものですから、もしも流行りに乗ってエクストラ・ロング・ヘアーをキメてらっしゃる方たちがそれに飽きて「ああ、切っちゃおう!」と思った場合は、ぜひ、癌治療のために毛髪が抜けてしまって、カツラを買うことになった人たちのために寄付してあげるといいと思います。

日本でもそういう活動はあると思うんですが、どうでしょうか。

 

知人や親戚で癌でカツラを買った人たちはみんな、人毛の高品質なカツラは高価だとかで、ナイロン製などを買って、蒸れて暑くて汗をかいてしまうとか、結構大変な思いをしていましたからね。

日本では癌治療も医療費を患者が何割か負担するわけだし、治療中は仕事もできないだろうし、そんな時にカツラを買うのにお金に糸目をつけない、、とは行かないと思いますしね。

 

人毛はヴィーガンじゃないですが、大人が自分の意思で提供した人毛なら問題ないと私は思います。


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