食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

カナダのメープルリーフ・フーズ、ヴィーガン市場に進出

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クリスマス・ソングが似合いそうな四月の景色

毎年そうなんです。

「春らしくなってきた〜」「歩道の雪が溶け切ったよ」なんて喜んでいると、四月くらいに雪が降る。

毎年そうなんですが、毎年「あああ、冬景色」とげんなりします。

雪が降るってことは、空が厚い雪雲に覆われて辺りは薄暗くグレーになります。

ぐーっと気持ちが落ち込む環境です。

 

雪雲に覆われてるおかげでそれほど寒くはないし、雪だってそのうち消えるので気にすることはないんですが。

 

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翌日、青空を背景にするとちょっとは気も晴れる
 
 
メープル・リーフもヴィーガン市場進出

ハム、ベーコン、ソーセージなど加工肉大手のメープルリーフ・フーズの子会社、グリーンリーフ・フーズが北米最大のヴィーガン・ミート工場をインディアナ州Shelbyvilleにオープン、プラントベースのもどき加工肉ブランド各種の生産量を倍増する予定、と。

インディアナの工場が稼働するのは2020年の予定だとか。

 

下のリンクに詳細は書いてありますが、ヴェジ・加工肉ブランドのLightlifeと言うのが存在するそう。アメリカで一番売れているヴィーガンホットドッグやテンペのブランドだそうで、2017年にはメープルリーフ・フーズが140ミリオンドルで買収。

他にも去年はヴィーガン肉+チーズ製造会社のField Roastを120ミリオンドルで買収したと。

 

よくあることですが、大手食品会社は小中規模の食品会社が成功したところでそれを買収してさらに強力になって行きますが、メープルリーフもヴィーガン製品が儲かることを確信したって感じでしょうね。

 

 

記事はこちら↓ 

www.livekindly.co

 

メープルリーフはそれ以外にも、あのImpossible Foods およびBeyond Meatと協力して(買収して、かもしれません)プラントベースブランド商品の製造拡大と雇用の拡大も予定している模様。

 

こう言うニュースは、ヴィーガンが食べられる食品がより簡単により広範囲で手に入るようになる訳なので、喜ばしいこと、、、。

 

それ以外にも、ヴィーガンじゃない人たちでも、赤身の肉を控えろと医者に言われたんだけど、バーベキューでソーセージを焼いて食べたいじゃん、、と苦しんでいる人たちにも良い知らせかも。

 

ビヨンドミートとかインポッシブルミートとかは、肉食の知人友人がこぞって「これはすごい」と太鼓判押してましたので、肉食だけど色々な理由から肉を控えたい、もしくはヴィーガンになることも考えている、、、けど、、、と言う人たちにはやはり良いこと。

 

大企業が参入するってことは、需要が確実に伸びてて、大金を投資するだけの確信が持てると判断されたと言うことですからね。

 

それは確かに喜ばしい。

 

・・・・・・

 

ただこう言う加工食品は、肉であれヴィーガンであれ、添加物がてんこ盛りで塩分も結構すごいですから、私自身はそんなに手を出すことはありません。

もともとこういう食品が好きだったわけでもないので、ヴィーガン製品だからとあえて手を出すつもりもないです。

 

ただ夏場だけは急にバーベキューに呼ばれたり、勢いでうちでバーベキューしようと言うことになって、手作りでヴィーガン・タンパク的バーベキューメニューの準備がないときに手軽に入手するということはあるでしょうね。

(だからそろそろベジバーガーもしくはBBQフレンドリーなヴィーガンメニューの決め手を開発せねば、、、)

 

 

あと気になるのは、職場で食事時に世間話しててたまに聞くフレーズ

 

「ヴィーガンが食べるものはヘルシーに違いない」

 

こういった思い込みというか思い違いから、加工食品で塩分過多な、大企業が詐欺まがいでマーケティングする食品の摂取量を増やす人が増えないといいなあ、、と思います。

 

 

ほら、もともとポテトチップスを食べない人に「減塩だからヘルシーだから」と減塩チップスを食べさせるのって意味ないし。

 

大企業の進出は一般化するためには良いこと、、、でも、所詮コーポレーションはソシオパスですから、手放しで喜ぶ気持ちにはなれないのが本心です。


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