買ってしまった道具を使いこなす
炊飯器がわりにとインスタントポットを買ったのは昨年の秋のこと。
普通のご飯として炊いて見たら、好みよりもずっとモチモチしているので、炊飯は結局鍋を使っています。
だから敗北感というか「無駄な買い物した!」感が否めません。
悔しいので色々他のことに使っています。
要するに圧力鍋ですからね、圧力鍋として多用することは可能です。
今回挑戦したのは焼き飯。
電気圧力鍋を見て焼き飯っていうアイデアは出てこないのですが、この鍋についている「炒める」機能を利用して、焼き飯っぽいものを炊き上げるということ。
自分で思いついたらすごいんですが、たまたまネットで遭遇したこちらのレシピを参考にしてみました。
このレシピは鶏肉と卵が入っていますので、ヴィーガナイズします。
インスタントポットの使い方を説明するYouTubeビデオのいくつかを見てみると、「炒める機能が素晴らしい!」と絶賛してる人が何人か。
確かに、煮込みだけでも圧力鍋は素晴らしいですが、同じ鍋で炒めることもできるのは便利です。
でも、だからってインスタントポットを買う必要はありませんよ〜。
炊飯器では炒め物はできないだろうし、スロークッカーでも炒めるほどの熱は一気に来ませんから、それらと比較すればインスタントポット凄い、と言えますが、圧力鍋を持ってたら、その鍋で炒めて、そこに残りの材料を入れて圧力鍋として調理することくらい普通にできますもん。
何十年も前から存在する圧力鍋とインスタントポットの違いと言えば、インスタントポットは内釜を外して洗うことができるので、洗うのが楽、、、、でも圧力鍋の中にもデザインがシンプルで洗いやすいものはいくらでもありそうですから、やっぱりここまで「凄いすごい」と言うレビューが出回ってるのはやっぱりレビューYouTubeは視聴回数が稼げてスポンサーがつきやすいとか、そう言うことなのかしら。邪推?
出来上がりは、、、
美味しくできました。
材料切って、米を洗って、炊き込みご飯を作る手順の出ばなに炒める、という工程が入るだけですので手間もかからなくて良いです。
焼き飯とかチャーハンとかを期待するとやっぱりちょっと違いますけれど、 パエヤと炊き込みご飯とピラフとを想定して、そこに焼き飯っぽい具のバリエーションを膨らませていくと、こんな感じかな、と思います。
参考にしたレシピとはかなりかけ離れたものになったのでちょっとメモだけ。
インスタントポット・焼き飯
- 長粒米の玄米、3カップ
- 出汁(今回は蕎麦の茹で汁)3カップ半 (3カップで大丈夫かも)
- にんじん角切り1本半分
- ブロッコリの茎の部分カップ1杯弱
- 蓮根カップ一杯ほど
- ニンニク3掛け微塵切り
- 青ネギの青い部分両手にいっぱいくらい小口切り
- シメジ、こちらで売ってる1パック分、短めに切る
- 先日作った冷凍解凍豆腐の魚もどき2切れを一口大に切ったもの
- 塩小さじ半分
- クミンとスモークトパプリカ、小さじ半分ほどずつ
- コリアンダーの茎の部分のあらみじん切り、一握り
- コリアンダーの葉っぱの部分、最後に振りかける分
- グレープシードオイル
- ごま油
手順
- にんじん、蓮根、青ネギ、ニンニクをインスタントポットのsauté機能で炒める。
- ブロッコリ、シメジ、コリアンダーの茎、塩を加えてさらに炒め、キャンセルボタンを押す。
- 米とだし汁、スパイスを加えて平に慣らしたら蓋をして炊飯(rice) (more, high)で15分で調理する。
- 調理時間が終わったら自然に圧力が抜けるのを待ち、全体を混ぜたらコリアンダーの葉っぱを入れてざっと混ぜ、食べる時にも葉っぱを散らす。
付け合わせにはオーブンでカリっとちょっと黒い焦げ目が見えるほどにローストしたブロッコリと蓮根のきんぴら、味噌汁。
前回作ってあんまりヒットしなかった冷凍・解凍・豆腐のフィッシュ&チップスのフィッシュもどきを切って入れましたが、結構いけてました。
豆腐を入れるよりも歯応えがあり、全体の風味に馴染む感じは多分高野豆腐に質感が似ていたせい。
普通の焼き飯・チャーハンのような卵を入れた感じが欲しい場合は、豆腐スクランブルを作って後から混ぜたら結構良さそうな感じです。
使う豆腐はmedium firm か firmが良いでしょう。
ケベック州夜間外出禁止
ケベック州のロックダウン、延長が発表されました。
同時に夜間の外出禁止も。
カナダでは初だそうですよ、夜間の外出禁止令。
家族や友人宅を訪問したりレストランやバーで集まれないので、夜の闇に紛れて駐車場などで集まって友達とワイワイやってる若者たちがあちこちに出没しているせいなんだとか。
禁止されていても同居家族以外の住居を訪問する人たちも後をたたないようです。
春のロックダウンの頃に比べると、感染者数が十倍くらいですし、春の頃は老人ホームや医療関係者が主な感染者だったのに比べ、今は学校や家族間や職場間、あちこちで感染が広がっています。
だから春の頃よりも自分が感染する可能性もグッと高い。
なのに、何ヶ月も続くこのパンデミックに疲れてるせいもあるのでしょう、人々の危機感が春よりも低くて、「できる限りのことはやって安全に過ごさなきゃ」と言いながら「クリスマスは家族と集まった」とか、そう言うことを言い出す人が結構あちこちに存在します。
私の職場には、パンデミック以前に比べると人数は激減しているのですが一月平均三十人くらいの人たちが入れ替わり立ち替わりやってきます。
それだけの人たちと一度につき2時間ほど、同じオフィスの空気を共有するわけです。
私以外にも同僚や、学生がいて、お昼にご飯を食べる時にはマスクを外して食べますし、おしゃべりもします。
去年の秋頃まではなるべく表のベンチでランチを食べていた私ですが、やっぱり気温がマイナスになると、食べ物も冷たくなってしまうし、座っていても寒い。
無理して表で食べて風邪ひいても仕方ないし。
なので他の人たち同様オフィスでお昼を食べるようになってるのですが、なんだかね。
感染者が登場するのも時間の問題なような。