On-line petitionにサインしました。
カナダ連邦政府のHouse of Commons(衆議院と同じようなものですね)に正式に提出される嘆願書です。
今回私がサインしたのは、「使い捨てプラスティックのストローの使用を禁止しよう」というもの。
モントリオール市の使い捨てプラスティック買い物袋の禁止はなんだかおかしな展開になっていますが、問題のあるプラスティック製品は買い物袋だけじゃない。
使い捨てストロー、これも不要なものですよね。
カナダにお住いの方で、この嘆願書の意向に同意できる方は、是非とも下のリンクで嘆願書にサイン(氏名など記入してクリックする)をしていただけたら、不要な使い捨てプラスティックによる公害を少しでも減らすことになります。
8分少々のビデオです。
鼻孔にプラスティックのストローが刺さってしまった海亀。
保護されて、ペンチで穴から異物を引っ張り出そうという試みが施されますが、ウミガメが痛みに悶えているのが観て取れます。
私は可哀想で途中で見ていられなくなりました。
ビデオの中で異物除去を試みている人たちも言っていますが、どこまで深く突き刺さっているのかわからないのです。
抜こうとすることは却ってダメージを与えてしまうだけかもしれない。
抜くのではなくて、切り取るだけにしておこう、と方針を変更していました。
そこらへんで見るのをやめたので、その後この海亀がどうなったのか、知りませんけれど、こんな無用な痛みを感じさせられるなんて。
どこでどうやってストローが鼻孔に入り込んでしまったのか。こんな目に遭うなんて、本当に気の毒な亀ですよ。
近所迷惑な人間のせいで。
この海亀だけでなく、(鼻孔に深く刺さるというだけでなく)たくさんの野生動物が人間の垂れ流すゴミのせいで迷惑しているんですよね。
使用を止めることが可能なものは、止めない手はない、と私は思います。
ペティションの詳細は下のリンクで読めます。
カナダに住んでいらっしゃる方には不要ですが日本でこのブログをお読みくださっている方のために大まかに訳して見ますと、、
THE MINISTER OF ENVIRONMENT AND CLIMATE CHANGEへの嘆願書
- 毎日550 million 以上のプラスティック製ストローが使用されている。プラスティック製ストローのほとんどがリサイクルされないし、リサイクル不可。
- プラスティックゴミは野生動物に危害をもたらし,人類の健康にも有害 な上カナダ経済への負担も巨額。
- 人類が生産してきたプラスティックは今でも存在している(生分解されない)
- 使い捨てストローは平均30秒ほど使用された後捨てられている。
- 毎年海に漏れていく8ミリオン・トンに及ぶプラスティックゴミの中で、使い捨てストローが占める割合は高い
- 紙、バンブー、ステンレス製など代替品が存在する。
- プラスティック依存が環境に及ぼす悪影響は日毎に明らかになっている。クリーンアップなどで集められるゴミの多くはプラスティック製のストローやフォーク、ナイフなど。
- 現在これと同種のペティションは英国やEUその他にも存在している。カナダも遅れをとるべきではない。
これらの事実を鑑み、
ここにサインした我々、カナダ国民と永住者 はカナダ連邦政府にプラスティック製ストロー使用禁止の法律の制定を求めます。
フルネームと電話番号とメールアドレス、ポスタルコード、などなどを記入し、チェック項目にチェックし、サインする、というボタンをクリックします。
記入したメールアドレスに確認のメールがすぐに届くので、それを開けて、そこにあるリンクから、間違いありませんよともう一度ペティションのサイトへ飛ぶと、上の画像にあるような、「おめでとう!ペティションへのサインが終了しましたよ」と。
https://petitions.ourcommons.ca/en/Petition/Details?Petition=e-1557
この嘆願書をまとめているのは、BCのリベラル党議員 Dan Ruimy氏で、Pitt Meadows — Maple Ridgeという選挙区だそうです。
嘆願書のページ(上のリンク)の下の方にリンクがあって、ここをクリックするとRuimy氏についての詳細ページへ飛び、彼のHouse of Commonsでの座席の位置や選挙区の地図へのリンクなども観ることができますし、メールアドレスも載っていますので、質問があればメールを書くことができますね。
カナダにお住まいでない方には用のない記事になってしまいましたが、あなたがお住まいの国や地域でも、このような動きがあったらサポートなさってください。