食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヘナ染髪を辞めて3ヶ月目・グレイヘア移行中

ヘナやめました

ここ数年ずっと、4〜5週間に一度はヘナで髪を染めていましたが、これがもう面倒くさくて、辞めた〜い、とずっと思っていたのです。

 

 

染めてる時の詳細は3年前に書いてありました。

ヘナ染髪に興味のおありの方は一読あれ。

casse-pied.hatenablog.com

 

 

・・・・で、辞めました。

辞めて3ヶ月くらい経ちました。

 

ヘナを入れる前はしばらく、白髪が登場するままにしていた時期もあったんですが、なんだか黒髪のあちこちに白い髪がシュッシュっと混ざるのが嫌で、貧乏くさいわー、と染める道を選んだんでした。

 

 

最初は薬局に並んでいるロレ*ルなどという大企業の製品で。

 

そのうち、体にも環境にも悪影響の多そうな化学薬品バリバリの染料よりはと、野菜など自然素材を主な原料とする染料に変えてみたり、色々試したあと、100%天然植物染料のヘナに落ち着いたのでした。

 

どうせ染めるなら面白い色がいいし、と。笑

 

 

でも元の色がダークヘアなアジア人なので、ヘナで濃い赤色の髪をしていても、周りには黒髪だと思われていたり。

 

 

 

ヘナというのはインドや中近東諸国で昔から使われてきた植物性染料ですが、日本や欧米諸国で箱入りで販売されている「ヘナ染料」はちゃんと原材料を確認しないと、ヘナがちょっと添付された化学染料だったりします。

 

ヘナはもともと赤っぽいというかオレンジっぽい色になる染料なので、これが焦げ茶色だったりライトブラウンになるよ、という毛染め製品にはインディゴ(藍色)染料が混ざっているようです。

巷で「ヘナ」として販売されている商品の中には、ヘナ特有のオレンジっぽさがなく、微妙なニュアンスの色のバラエティが揃っているようなシリーズもあるようですが、ヘナの色をそこまで微妙に変化させることは自然な染料との組み合わせだけではありえないので、そういう商品はまず「化学染料にヘナが添加された」ものだと見ていいと思います。 

 

 

そんなわけで、ヘナを辞めてどうなったか、、、

 

黒や赤の髪の根元が白くなるわけですから、スカンクみたいに真っ白な部分と黒い(もしくは赤い)部分の境目がしっかりはっきり目立った変な頭になるのかなあ、と不安でしたが、そんなことはありませんでした。

 

頭頂部が比較的グレイっぽく、サイドはヘナの赤い色の存在感がまだはっきりと残っている感じではありますが、グレイは別の色のハイライトが入っているような感じです。

 

毛染めをしたその翌日か翌々日にはすでに「あ、もうルーツが見え始めてる!」と、多かれ少なかれ次の毛染めをするその時まで延々と根元の白髪が気になる時間を過ごすことになるのですが、ドバッとルーツが伸びてきてしまうと、逆にそういう「そろそろ染めなきゃ」という、締め切りをすぎた感覚みたいなものがなくなって気持ちが楽です。

 

 
移行期はどうするべきか

染髪やめると決断するまでには移行期の対応を色々考えました。

 

染めた色と白髪の境目がバッチリ見えるのが嫌だと思っていたので、最初に考えたのは「髪を剃っちゃう」案

剃った後に生えてくる毛髪には「染めてた時の色」は一切ありませんから。

 

ただいきなり剃ってしまうと戦争中の捕虜か病人のように見えてしまって、正視するのが辛そうだと思うんですよね。

なのでこの案は断念。

 

ヘナの色と地毛の色と白髪の中間的な色の化学染料入りの白髪染めを入れてグラデーションにする、という策も考えたんですが、もともと化学染料が嫌でヘナを選択していたのにこれはありえない。

 

夫が提案したのは、いつも使うヘナの量を半分に減らして全体に入れてみたら、ヘナの色が半分に薄まって染まるのでは?という、まあ、理屈はわかりますが、そんなにうまくはいかないような気が、、、、。

 

夫からの提案を聞いた時点ですでに面倒臭がりな私、「もういいや、なるようになれば」とコールドターキーでいくことを軽く決意したのでした。笑

 

 

プロのヘアドレッサーの方曰く、私の髪の長さ(あごの下くらいまで) の場合、全体にグレイヘアになるには2年くらいかかるだろうということです。

 

 

2年の間には白髪の量も増えていそうですし、どうなるでしょうね。

楽しみです。

 

 

世間でも広まっている様子

 

別に流行に乗ってみたつもりはないんですが、似たようなことを考える人は世界中に沢山存在するということでしょう。

グーグルでイメージ検索してみたらこんなに出てきました。

中にはなぜその写真が引っかかったのか?というのも混ざっていますが、いろんなグレイヘアの人々の様子です。

 

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natural gray hairをキーワードにグーグル・イメージ検索して出てきたもの


ひょっとして日本語でも?と日本語でググってみたら、やっぱり日本でも広がっているのでしょうか、出てきました。

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日本でも

面白いなと思ったのは、英語でググって出てきたグレイヘアの記事を読むと、「いかにして金髪や茶色い地毛の色を抜いてグレイに近づけるか」「黄色っぽくなってしまうのを避けるためにオススメのシャンプー」などとあるのに、日本のイメージ検索で出てくる写真の中にはこれはきっとあえて金髪っぽく色を入れているようだ、とお見受けする写真が何枚かあることです。

 

白髪混じりの頭が太陽光線などで自然に黄色っぽくなってしまうことがあるのかどうか、そこらへんは知りませんが、黄色っぽいグレイヘアは格好悪いと思う欧米人と、ちょっと黄色味を入れたら素敵と思うアジア人の美的感覚の違いなのでしょうか。

 

アジア人はほっといても白黒の世界だから、黄色味のないグレイが素敵、という発想にはならないってことでしょうかね。

 

そういえば大昔、私がまだ日本で高校に通っていた当時、たまに高齢のご婦人が白髪にほんのりと紫がかったブルートいうか、ブルーがかった紫の色を入れているのを見かけたことがあるんですが、あれも当時の流行だったんでしょうか。

 

 

 

まだ使い切ってないヘナの粉末があるんですが、、これ、どうしましょう。笑


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