食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

スクスク、スプラウツと、知識と想像力

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スプラウツ、三日目でこんなに育ってます
スプラウツ、スクスク育っています

まだ二日目、いや、浸水し始めてから数えたら三日ですけれど、こんなに素直に芽が出て伸びてくれると嬉しいです。

中には発芽しないのもあるんですが、結構全体的によく育ちます。

これが、庭に植えてほうれん草を、大根を、と大きな収穫を期待してタネからまくといつも失敗というか、しょぼしょぼでダメダメなんですが、スプラウツを食べる時の成功率は高い。

要するに、育て続けるっていうのが大変なんでしょう。

 

でも今年はもうちょっと畑に力を入れようかな、、、

遠隔地から食料を輸入することの不安定さというか不確実さをこれまで以上に感じます。

 

 

気持ちを伝えたい 

ツイッターを見ていたら、ニューヨークのハーレムにお住まいの日本人の方が、日本に住んでいる人々へ向けて、「日本の皆さん、危機感必要ですよ、あっという間ですよ」というビデオをあげていらっしゃるのを見かけました。

 

ニューヨーク市に比べたら私の住んでいる街や州はまだまだ感染者数も緊迫感もそこまでではないのですが、それでも彼女が言っていることはわかります。

なぜ彼女がそのビデオを作ったのかもとてもわかります。

私は自分の親と、友達と、このブログでしか伝えていませんけれども、もうちょっと危機感持って!!という気持ちをどうしたら伝えられるのか、、と思っているのです。

 

それにしても、日本の様子、こちらからはネットの新聞記事やツイッター、日本にお住まいの人たちのブログ、独立ジャーナリストの方々のサイト、あとはたまにくる領事館からのメールに掲載されているリンクなど、、くらいで、実際のところ把握しきれません。

 

危機感必要よ、と何度もいうきゃすぴえにイライラしたのか友人は「日本だって最近すごいよ、東京だって週末ロックダウンだよ」と言われましたが、ロックダウンというのにツイッターでは4月1日に**カフェがついにオープンします、などというお知らせがあったり、ロックダウンなんだと思ってたら、それって週末だけ?平日は平常通り?それってロックダウンじゃないんじゃあ?とか。

感染者数の数だけ見れば日本は少ないですからね、「どうせカナダ人は清潔じゃないから感染が広がるのも早いのよ、日本人は清潔だから大丈夫なのよ」と言われてしまうと、まあ、そうなのかもしれませんけれども。

 

それならいいんですよ、本当に、本当に大丈夫なのなら。

 

都知事が夜の外出を控えて、とか、バーや飲食店を閉めようとしているのも目にしましたが、危険なのは夜だけ、お店だけ、じゃないですよね。

 

 

知識と想像力をつなげる

感染者数の数とか、何千人、何万人、何パーセント、とか、聞いてもピンとこないし、記憶にも残りにくいですよね。

だからそんな数字をてんこ盛りにした報道を見たって身近に感じられませんけれど、数字じゃなくて、実生活に繋がる場面を想定すると伝わりやすいと言う記事を読みました。

そうか、それは尤も。

 

 

これはアメリカ、メリーランド州はボルティモア市による、ソーシャル・ディスタンスの必要性を訴えるポスターなのですが、このシナリオは伝わりやすかろう、と言う例です。

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ボルティモア市のポスター

スマホで何かエキサイティングなものを見ながら友達三人が盛り上がっています。

 

そしてスピーチバブルで左の男性から順に

「このあとおばあちゃんと食事をする予定」

「コロナに感染してるけれど、まだ本人は自覚していない」

「発見されていないけれど実は心臓疾患を抱えている」

と彼らの状況が書かれていますね。

 

コロナは感染してから発症するまでの時間が二週間くらいかかる場合があり、感染していても症状が出ない人も存在し、高齢者及び心臓や肺に持病がある人が感染すると重症化しやすい、というのは最初から言われていたこと、誰もが知っていることです。

 

この知識とこのポスターのようなシーンが組み合わさると、数日後、数週間後には感染者が広がり、悲劇が広がっているだろうと言うことが容易に想像できます。

 

バーとか、飲み屋とか飲食店じゃない場所でだってこういうシーンはあり得ます。

 

お花見、電車内、友達の家に集まる、カラオケ、コロナ専用の治療室や検査室ではない、一般的な医院の待合室や治療室、歯医者、美容院、、などなど、、、

人々が接近して交流する場所にこれを置き換えて見ると、ソーシャル・ディスタンスを保つことの必要性が身近に感じられると思います。

 

 

簡単じゃないし、皆それぞれ不安です

ソーシャル・ディスタンス実行で人々が感じること、大きな問題は、そうしている間の収入の保証はあるかどうか、そして、ずっと同じ空間に篭っていることで感じるストレスや家族や同居人同士の様々なフラストレーション。

 

イギリスの家族がそんな現実を、レ・ミゼラブルのOne Day More という歌の替え歌にして歌ってユーチューブで注目されています。 

この一家、 歌上手ですね。

 

 

みんな必死です。


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