食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

食料買い出し大作戦

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春らしいお天気の週末、散歩がてら近所の公園へ。雪がかなり溶け始めています。
目に見えないウィルスへの警戒心 

 

土曜日の朝、そろそろ食料買い出しに行こうよと声をかけたら、我が夫

「皆がみんな家で仕事してるわけじゃないから週末は人手が多いよ、買い出しは平日に行こう、人混みを避けよう」と。

 

いや、冷蔵庫がほぼ空っぽになったんですけれど、人混みあるかなあ?

 

「ソーシャル・ディスタンス保たなきゃ」と夫。

 

夫は喘息があるし、私よりも年上なので、感染した場合のリスクは私より高いです。(普段風邪をひきやすいのは私の方ですが。)

 

 

実は私、全く潔癖ではなく、職場のトイレ掃除も平気で手袋なしでやっちゃいます。(もちろんその後しっかり手洗いしますが)

でも床を拭くのに使う雑巾とテーブルやカウンターを拭くフキンは別のもの、皿を拭くのも別のもの、野菜を洗って水気を切った後拭く時の布巾も皿やテーブルとは別のもの、と布巾を用途別に細かく分けています。

 

友人たちはこんな私を笑います。

 

笑いたければ笑うがいいさ、と気にしてませんが、皆ワインをこぼしたりすると「拭く布!布はどれ?」と皆がパニックになります。

だってテーブル用のふきんで床を拭かないでくれってきゃすぴえがうるさいですから。

 

そんな私のもう一つの大事な区分は、現金や財布を食卓や調理台に乗せないでくれ、というもの。

これ、私の中では当然なんですが、夫にとっては何でだかわからない、細かい神経質なルールなんだそう。

 

やめてくれ、って言っても言っても 仕事から帰ってポケットの中身を全部出す時に、財布を台所のテーブルの上に置くんですよこれがまた。

小銭や鍵や紙幣をそのまま置くこともあります。

 

いつもブチブチ文句を言いながら、玄関脇の夫専用のカゴに入れておくんですけれども、疲れてる時などは私の口からシャープな言葉が飛び出て喧嘩になることも。

 

とどのつまり本人が同感してくれなきゃ仕方ない。

なんでわかんないのかなー、お金って世間を巡り巡っていろんな人の手に触れられてくるから汚いじゃない、と思うんですが、説明しても「フ〜ン」って。

 

それが今回のコロナ騒ぎで、WHOや保健オーソリティーが手洗いしましょう、どこかで触ってウィルスがついたままの手でドアノブを触ってたらそこにもウィルスが残るから殺菌しましょう、、などキャンペーンしてるのを読んだり聞いたりして、とうとう夫も

 

 

「現金は危険だね、、、、財布をテーブルにおいちゃいけないね」と。

 

 

え?今なんて、、?

 

 

とはいえ習慣ですからいきなり変わるわけではないと思いますが。

きゃすぴえに押し付けられてるルール、という見方じゃなくなったから心強いです。

 

 

...と、思ったら、実は神経質なのか、今だけなのか、夫「買い物に行っても現金は使わないでおこう、危険だから。クレジットカードでピピッとやろう。暗証番号入れるのもだめ」

ですって。

 

 

そういえばニュースで現金支払いを拒否する店が登場したと。

オンライン決済、クレジットカード、デビットカード、これらが紙幣やコインを駆逐する日が近いのかもしれません。

 

 

 

食料の扱い、テイクアウトやオーダーした食べ物の安全性

一週間以上買い出しせず、冷蔵庫が スカスカな我が家。

 

ニュースなどで仰々しい「1メートルおきに並ばされて入店制限がある店」などの話や、店内でも手袋マスクで重装備のお客さんの写真などをみるにつけ、なんだか買い物に行きたくない気持ちも。

 

行くとしたら、手袋して?

マスクは持ってないし予防には有効じゃないというし、それはいいけど、じゃあスーパーを出たらすぐにハンドサニタイザー(持ってませんが)で手を消毒すべき?

でもそしたら、手を消毒する前に触った食品のプラスティックのパッケージなどは帰宅後アルコール(70%以上のなど持ってませんが)で消毒すべき?

 

いやー、そんなの完璧になんかできないでしょう。

 

食品からウィルスに感染したという例は今のところコロナに限らず報告されていないそうです。

気になるとしたら、それは食品パッケージのプラスティックや店内のステンレススティールのカウンターや冷蔵庫などの表面に付着している「かもしれない」ウィルスかもしれません。

 

誰かによって落とされて行ったウィルスが付着している場合、そのウィルスが感染力を失うまでの時間は気温その他の環境条件にも影響されるのではっきりとは言い切れないようです。

 

 

 

店のカートとかカゴ、支払い時のタッチスクリーンなど、触るのを避けられないものがありますから、作戦を立てて挑まねば。

 

タッチスクリーン対策

  1. タッチスクリーン用の手袋(私は持ってません)
  2. 店を出たらすぐにハンドサニタイザーを使う(私は持ってません)
  3. タッチスクリーンにも使えるペンのようなものを使う(これなら持ってます。)

持ってないものを今から買いに行くのも面倒ですから、私にできるのは#3ですね。

 

店のカゴ対策

  1. 手袋をしてハンドルを持つ、、、 
  2. 自分で持って行った袋に買うものを入れて、レジで中身を出して精算、支払い後中身を袋に戻す

持参した袋をカゴやカート代わりに使うの、店によってはいつもやってることなので平気ですが、店次第では万引きだと思われてしまうかもしれませんので、#1で行ってみましょうか。

 

www.seriouseats.com

 

 
実際には

蓋を開けてみれば、うちの近所の二軒では入店制限はなく、入り口に「ソーシャル・ディスタンスを守ってください」と手書きの貼り紙があったのみ。

朝9時くらいに行ったので、店内は普段よりもかなり空いていましたが、インゲン豆のバルク売りの前でおじいさんがじっくり一つ一つ吟味して袋に詰めていたので、おじいさんが却下したインゲンが山に戻されているだろうし、私は手を出しませんでした。

他の野菜もその店はいつもバルクで陳列しているのですが、大きくて簡単に「これが良い」と選べる野菜はまだしも、インゲンはちょっとなあ、、と思ってしまいました。

 

いわゆる西欧系の「普通の」スーパーではオートミールが一袋8ドルちょっとと馬鹿高い値段がついていてビックリしました。

長期保存できるし、たくさん売れるんでしょうね。

 

夫は買えば良いじゃん、と言いましたがどうしても買う気になれず。

次に行った中華系のお店で、「ここはどうかな?」と見てみたら普通通りの値段(1キロで3ドル前後)で販売されていたのでカゴに入れましたよ。笑

 

中華系のお店では、大根がしなしな、青ネギがちょっといつもより高め(冬はたまにそういうこともある)だったくらいでいつも通りでした。

 

そうそう、中華系のお店ではお客さんも店員さんもかなりの割合でマスク着用されていました。

 

 

 

 

食料品店のレジの方に夫が「看護師や医師と同じくらいあなたたちの勇気に感謝します」と言ったら「うちのボスもそう思ってくれたら良いんだけどねえ」と笑っていました。


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