庭のりんご
今年の収穫は多分3キロ未満くらい。
リスに狙われるので毎年攻防戦です。
今年はたくさん実りましたが、どうせリスにとられて減るからとそのままにしておいたせいか、かなり小さいまま。
母曰く、少し間引きしてやらなきゃ大きく育たないそうですが、間引きして大きくなったのがリスにとられてしまうと悔しいじゃないですか。
りんごくらいリスにちょっと分けてあげれば良いじゃない、と動物ラバーの友人は言うのですが、リスはね、一つかじりかけては「やっぱりこっち」と隣のをかじり、一個奪って一口かじりとっただけのをポイっと捨てて、翌日はまた別の実を奪い、、、と、ものすごく腹のたつやり方をするんですよ。
だからできることなら一つだって分けてやりたくないんですが、毎年いくつものりんごを奪われ、齧られ、私の分け前は激減するのです。
この籠の中のリンゴはアップルソースにしました。
少し大きめ(とはいえみかん程度)なものはそのまま齧って食べました。
夫と私で3つずつ。
庭のリンゴには農薬は一切散布しませんので、リスの害を逃れても虫が食ってるのが結構あります。
そう言うのはかじりたくないので、外から見て虫食いだとわかる分はそこを除去して使えるところだけ調理します。
皮むいて芯をとって、と言う作業をしていたら、切り口から赤いウネウネっとした小さな虫がピョーンと飛び出てきて、いきなりでびっくりしましたよ。
虫が苦手な方はこの作業危険かも。
アップルソースは料理にお菓子におやつに、色々用途があります。
作り方は、りんごを剥いて芯をとったらザクザクっと切り、厚手の鍋に入れて水をちょちょっと加え、お酢をたらっとたらして中火の弱火でことことと30分から一時間くらい、形が崩れてしまうまで加熱する。
煮詰めてアップルバターにしたい場合はそのまま延々と煮詰めますが、アップルソースはこれにて完成。簡単。
義母がよく作っていたそうなのですが、皮剥き作業を終えた私に夫「母は皮剥きなんかせずにそのまま煮込んで、後で皮と芯を除去するマシンにかけてたよ」ですと。
そう言うのを持ってないのでしょうがない。
一年に一度の作業だから、そんなマシン買う気もないし。
だいたいうちのリンゴ、虫食いだから、まるのまま煮込んだら虫入りソースになってしまいます。
ピョーンと出てきた虫のイメージが今でも脳裏を離れていません。
こう言うのを子供の頃に見てトラウマになってなくてよかった。
リンゴ園で買ってきたリンゴを使ってリンゴケーキ
いつもタルトタタンばっかりなので、今年はちょっと別のレシピを。
このレシピ、アップルソースも入れるので、うちのりんごで作ったアップルソースを早速使いました。
カナダのお店で売られているアップルソースは、「無糖」と言う表示がないものは砂糖が入っています。(よそのくにはどうでしょうか。)
アップルソースなんてただりんごを細かく切ってちょっと煮込むだけで簡単なので、りんごの安くて美味しい時期に作りためておくと良いです。
覚書:
リンゴは生地の上に軽く乗せるだけで本当に大丈夫。
全粒粉を使うときはちょっぴり液体を増やすのを忘れずに。
うちのオーブンでは350℉で45分焼いて、アルミをかぶせて25分焼いて、アルミをとって10分。
次はバニラじゃなくシナモンとナツメグ入れてみよう。
こちらはまだ作ってませんけど、リンゴ餡を入れたシナモンロールなども美味しいかもしれませぬ。
アップルソースはバターの代わりに焼き菓子に入れると油脂を減らせると友人のお母さん