食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

クリスマスソング・オーバードース

 

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食べる前の写真なし。クリスマス・ディナーはナット・ローフとローストベジ等など
 
なんとしても盛り上がるクリスマス

12月に入るとあちこちで「クリスマス」が盛り上がるのは、キリスト教文化圏だけではありません。

 

冬至を祝うペイガンのお祭りを、キリスト教が無理やり取り入れてジーザスが生まれた日のお祝いということにしてしまったクリスマス。

キリスト教の部分は上手いこと抜けちゃって、日本では日本なりに、「ケーキを買う」「ケンタ*キーフライドチキンを買う」「レストランとかホテルとか予約して恋人たちが盛り上がる」「デパートや駅前やヤル気のある個人宅の外装に電飾が煌めく」という感じで毎年今でも盛り上がっている模様。

 

日本は商業主義ばっかりでなんだかなあと昔は思っていましたが、北米のクリスマスもかなり商業主義先行です。

 

今年はパンデミックがいまだに収集できないので、必要最低限のビジネスやサービス以外はロックダウンになるということでしたけれども、クリスマス前に全部完璧にロックダウンにしてしまうと買い物ができない人々の不満がすごかろうということだろうと思うのですが、本格的なロックダウンはクリスマス翌日から開始しました。

 

日本のお正月と同じような感じで、家族が集う祝日であるクリスマス、今年は集えないことになってしまったので、人々はプレゼントの買い物は例年通り行って、プレゼントの交換はショッピングモールの駐車場で行う、というのが今年のやり方だったようです。

 

 

そういえば食料品の買い出しに行った先で、駐車場に車が何台か並んで停まってて、トランクを解放したままで人々が箱を運んだり立ち話したりしてるのを何度か見かけました。

 

個人宅の庭先で集うのも禁止になっているので、下手にプレゼントを持っていって家の前で立ち話してしまうと通報されかねないから、ということらしいのです。

 

「あそこの駐車場のあの辺で、*%日の#*時に」なんて駐車場でブツのやりとり。

ケベックの皆さん、ブレーキング・バッドのMr.ホワイトみたい。

 

 

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https://dictionary.cambridge.org/
 
クリスマスソング・オーバードース 

もう一生分聞かされたはずです。

拒絶反応します。

クリスマスキャロルとか、教会でみなさんが歌ってる歌とかじゃなくて、ラジオやテレビやお店でガンガン流れてくる、ポップ系の定番のクリスマスソングの話。

 

 

毎年毎年、延々と、同じ曲ばっかり延々と、、、。

 

今年は毎日徒歩で通勤しているので、駅前の商店から漏れてくるクリスマスソングを耳にしてうんざり、という事はありませんでしたが、ラジオなどつけちゃうと一発です。

今年はパンデミックの報道を耳にするのが嫌で、ラジオもほとんど聞かないで過ごしているのですけれど、何かの折にふっと聞こえてくると「うぎゃ!」と耳を塞ぎたくなります。

 

 

週の半ばに職場でバーチャル・ホリデイパーティーを行ったのですが、クライアント諸氏の希望でDJタイムがあり、クリスマスソングをリクエストした方が一名。(もっと居るかと思ったら一人だけだったのは意外でしたけれど。)

 

好きな人がいるんだからしょうがない、とひっそりヘッドフォンを外して逃げました。

 

 

www.cnn.co.jp

 

一度トラウマになっちゃった耳には、マ*イヤキャリーとかジ*ージマイケルとかがあの節回しで歌い始めると、不快なのです。

子供時代のマイケルジャ*ソンのあの歌も嫌だし、ジョン・レ*ンの平和のメッセージには文句はありませんがあの曲だけはやっぱり聞きたくない。

 

まあでも、うちの最寄りのショッピングモールは昔は駐車場に設置したラウドスピーカーからクリスマスソングを一日中ガンガン流していたのがここ数年プッツリ無くなりました(苦情が来たのかも)し、以前よりはちょっと楽になってるような雰囲気もあります。

 

  

お店側は消費者の気分が盛り上がってもっともっとゆっくり滞在して買い物していくことを狙っているので、クリスマスソングをガンガン流してる場面(商業施設)を避けると、サブリミナル効果に影響されて無駄な買い物をしてしまう危険も減るかも。

  

こちらの記事には、そういったお店で働いてる方たちのことも。

仕事先で一日中聞かされるなんて気の毒です。

www.independent.co.uk

 

皮肉なことに、クリスマスの朝目を覚まして台所に来たら、夫が神父の叔父に昔クリスマスプレゼントでもらったらしい「クリスチャン・ロック」のCDをかけながら料理をしていました。

そんなCD持ってたことすら、本人も忘れていました。

 

歌詞に「ジーザスは私たちを救うために生まれてきた〜」「聖母マリアが〜」などと真面目なキリスト教の言葉が入っていますが、メロディはロックというか爽やかなポップ音楽。

うんざりするほど聞かされたマ*イヤキャリーの方が多分ポップ音楽的には価値は上なんでしょうけれど、オーバードースしてないこちらは案外すんなり聞き流せます。

 

その後夫はもっとクラッシックっぽい教会音楽ぽいもの(これも多分叔父さんから)にディスクを取り替えてましたが、何しろ「クリスマスの売り込み音楽オーバードース」と無関係だというだけでかなり楽に聞けました。

 

 

日本の正月の雅楽は平気です(モールでガンガンかかってないから)


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