座ってる時間が長い生活は危険
以前もちょっと触れましたが、現代人は座ってる時間が長すぎて、それが体に大変悪いというのが明らかになって久しい。
体に悪い、というのは腰に悪い、ということだけではなく(腰に悪いのは本当ですが)全体的に健康に良くないということ。
動物はどの種も、生存のためには動き回る必要がありますし、人間とて狩をして森の木々の身を拾ったりして生存していた当時は一日中座って動かないでいたら飢え死にするかオオカミや熊に食べられてしまうかしてしまいますから、身軽にささっと動けるデザインなのです。
でもそんな原始時代の人間と比較されてもねえ。
親の世代や祖父母の世代だって、オフィスの仕事は座ってやってただろうし、学校では座って授業を受けてたんだから、そんなに違わないでしょ?
という気持ちもありますが、でもやっぱり100年前、200年前の人間に比べると現代人は座ったまま微動だにしなくて、指先だけクリック、クリック、目だけ動かして画面を追って、、という姿勢で働き続けることができてしまう、座ったまま動かないまま活動できてしまう。
しかもコロナで「通勤」がなくなり「教室の移動」「オフィスのあっちからこっちへ上司に話に、同僚に話に移動する」がなくなり、ずっと座ったままで体調の変化に悩む人が増えているとも聞きます。
実は私の職場も今回のケベック州のロックダウン規制強化を受け、向こう一ヶ月の間サービスをオンラインのみに切り替えることとなりまして、月曜から徒歩通勤が不要になりました。
職場にいてクライアント諸氏が訪問している場所にいれば自然に椅子から立ち上がり、クライアントさんが座ってる席まで歩いて行く、という動きが頻繁に入るのに、それもなくなります。
むむ。
これは仕事前と仕事後に通勤と同じくらいに歩く時間を設けようか。
それともフレックス出勤(自宅ですが)にして朝のうちにクロスカントリースキーしに行っちゃおうか。
現在の自分の生活は、座りすぎなのかどうなのか
上のリンクの記事では、それを見極める8つのポイントが出ていますが、まず最初のポイントは、WHOが提示している基準に照らし合わせて自分がどれくらいなのか見てみるべし、とあります。
WHOが2020年11月26日付で提示している年齢別に適当とされる運動量、18歳から64歳までの大人の区分では、24時間の間に
Adults aged 18–64 years
- 少なくとも150–300分 中庸程度の有酸素運動をする;
- または少なくとも75–150 分、激しい有酸素運動をするか; 中庸程度と激しい運動の組み合わせを行う
- 全身のあらゆる筋肉を鍛える中庸以上の強度の運動も並行して週に2度以上行う
- 中庸程度の有酸素運動を行う時間を300分以上にしてもよい; または激しい運動を150分以上行っても良いし、中庸と激しい運動の組み合わせを行う時間を伸ばしても良い。
- 座って過ごす時間を減らす。座って過ごす時間を運動する時間に切り替えることはどんな強度の運動であれ健康に良い
- 座って過ごす事による健康への弊害を減らすためには、上記で奨励されている強度や時間を超えて運動を生活に組み入れることがより健康のために良いと奨励される。
両親を見てると、母はちょこちょこよく動いているので大丈夫そう、父は、、、