食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

帰宅して、日本で買ったフライパンを下ろす

 

 

モントリオールに戻りました

日曜午後に成田を出て、日曜の夜モントリオールに到着しました。

翌月曜日から仕事に復帰。

 

日本にいる間も最後の1週間以外はリモートで仕事をしていたので、それほどお久しぶりという感じはなくて、しかも職場の建物をリノベーションすることになったので、復帰早々再び職場の業務が全てリモート業務に。

と言うわけで、日本からズーム参加していた時と現在では違いは私の背景だけなのですが、背景なんかまるで気にしない人からは「日本はどう?」なんていまだに聞かれたり。

 

帰国後14日間は、例えば病院などにいくと入り口でコロナ対策で聞かれる「熱はありますか、咳などの症状はありますか、過去14日の間にコロナ感染者と接触しましたか」などの質問の中に「過去14日間に国外に出ていましたか」という質問があるので、イエスと答えなければいけないわけです。

今までにこの質問にイエスと答えたことがないので、実際にイエスと答えたらどうなるのか知りませんが、場所によっては入れてもらえないのかな?

 

確率は低いでしょうけれど、日本帰国時のフライトでは同じ便の乗客で到着後のPCR検査で陽性と出た方がいらっしゃったわけですから、ひょっとしてそういう条件で私がウィルスの運び屋になってしまうのも嫌ですので、政府から強制されるわけではありませんが、あまり人と接触しないでしばらく過ごそうと思っています。

 

 

フライパンを下ろす

ここ何年か、ずーっと欲しかったものを日本で買ってきました。

それは、昔ながらの鉄のフライパン。

 

鉄のスキレットは簡単に買えますが、フライパンである程度の深さがあり、ロッジなどの重いものではなくて片手でシャシャシャッと炒め物をひっくり返せるような、そういうのは地元では見つけられませんでした。

 

次に帰省したら合羽橋にでも行って買ってこようとずっと思っていましたが、今回の帰省では合羽橋に行くことは叶いませんでしたが、通販で買ってきました。

 

 

買ったのは直径20センチと26センチ。

鉄製なので、買ったらまず下準備しなければなりません。

表面に塗装してある錆止めの塗料を焼き切って、ちょっと油を塗って馴染ませてあげます。

 

手順はとても簡単で、まず水で洗って埃などを落とし、乾かしてから火にかけて煙が出るまで焼を入れ、表面の色が青っぽく変わるまで全体に火を通したら良いとのこと。

 

ロッジとか、ああいう分厚いスキレットはオーブンに逆さまに入れて焼き切るのですが、今回購入したフライパンの表面塗装はオーブンの中で焼くよりも直火で加熱して塗料を気化させる必要があるようです。

 

我が家の台所には換気扇がないので、庭に出てやりました。

 

しかしその前に、洗剤で綺麗に洗っても、届いた時にラベルが貼ってあったそのテープの糊の部分がどうしても落ちません。

 

何か買ってくると製品にくっついているシールとかテープとか、あれってものすごく迷惑なんですけれど、皆さんはどうやって剥がしていらっしゃいますか?

物によっては剥がそうとしてもまるで微動だにしなくて、却って糊の部分が汚く残るだけでどうしようもないものもあります。

なんでシールやテープを貼るんでしょう。

メーカーはこういうの辞めていただけませんか、、と言いたい。

 

 

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テープの跡、見えますか?

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これが憎っくきテープ

 

どう洗っても落ちないので、とりあえず手で触ってベタベタしないところまで洗ったら焼き入れの作業に入ることにしました。

 

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最初は中火で、煙が出てきたら強火で、青っぽくなるまでだそうですが、最初は赤っぽくなりました。

 

加熱し始めたらそのうち強烈な臭いと煙が立ちはじめました。

外でやってて良かった〜。

これあんまり吸引しない方が良い臭いだと思います。

それにしても、焼きをしっかり入れてるつもりなのに、テープの後はまるで消えませんよ。

 

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しっかり焼くことで青というより白っぽい感じになり、塗料の艶がなくなります。

この写真の左側のエッジにはまだ塗料がしっかり残っていてツヤツヤですが、右側はかなり白っぽくなっています。

 

フライパン二つを焼き込む作業、カセットコンロでパワーがあまりないせいもあると思うのですが、小一時間かかりました。

 

このあと油を入れて全体に伸ばしてやりました。

鉄のフライパンは使い込むほど油が馴染むので、最初のうちは野菜炒めとか、あんまりこびりつきそうにないものを調理しておいて、ちょっと慣れてきたらチャーハンとかくっつきそうな素材のものにも挑戦してみたいものです。

 

 

調理時の熱源

我が家は昔ながらのコイル式の電気のストーブです。

だから、火力をパッと上げたり下げたり、ということができません。

火力をさっと下げる必要がある場合は鍋を使用中のエレメントからさっと持ち上げれば良いのですけど、パッと強火に、、、は無理です。

 

本当ならガスで調理したいんですけどね。

うちの近所にはガス管は通っていませんので、ガスに拘りたい場合はプロパンガスの契約をしなければいけませんが、新たなエネルギー源のサービスを入れるとなると、基本料金だのメンテナンスだのと余計な出費になるし、エネルギー源としてのガスがどこまでサステイナブルだろうか、と考えるとやはりあえて時代に逆行するのも無理がある、ということで、今までずっと電気ストーブに甘んじてきたのですが、我が家の調理ストーブ、かなり古くなってきているのでそろそろ買い替えを考える時期も近い模様。

 

となると、IHと日本で言われているあの Induction Stove (Induction Hob)に移行する可能性が結構濃厚です。

でもそうすると、使えなくなる鍋釜が登場するんですよね。

このフライパンはIHでも使用可能と書いてありましたので、大丈夫なはず。

今持っている鍋に、磁石がくっつく場合はIHに対応できるはずですから、使えなくなる予定なのは土鍋とステンレスの鍋でしょうか。

ステンレスの鍋とはいえ、ステンレスなのは表面の層だけだから、大丈夫なものの方が多いかもしれません。

なるべくなら使えるものを捨てたり寄付したりするのは避けたいですね。

 

 

 

まだ先の話ですけれど、色々悩みます。


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