今週のお題「お風呂での過ごし方」
お風呂に浸かってのんびり、、が気持ち良い季節になりつつありますね。
我が家は真冬よりも秋が深まる今頃と、春先に少しずつ空気が温まり始める頃が、野外より室内が寒くて体が硬くなる季節です。
なぜかといえば、真冬は暖房をしっかり使っているから、外気より寒くなんてなりっこないわけで、「まだ暖房は早いよねえ」の秋と「そろそろ暖房止める?」の春の方が体に厳しくなりがち、という話。
春秋はお日様が燦々と照ればその温もりも感じられますが、日陰にはその温もりは伝わらないし、大きな木の陰のおかげで日光に焼かれる部分の少ない我が家は、お日様の恩恵で暖かく感じることができないわけです。
冬は晴れ渡ってる日=雲が断熱材の役割をしてくれない日=寒さが厳しい日ですので、晴れてる日に外に出るとピリリと痛い感じがしますけれど。
自宅で湯船
そんなわけでお風呂。
普段はシャワー浴びるだけですけれど、寒くて体がカチカチになると、やっぱりお風呂に入りたいですね。
でもね、湯船に浸かってのんびりする習慣のない土地のバスタブって湯船に浸かってのんびりできないんですよ。
昔のハリウッド映画か何かでどこかの美女があわあわのバブルバスに入ってる姿など、西洋にもあるんじゃないのか、という印象もおありでしょう。
ああいう猫足のバスタブは割と深めですから、確かに肩まで浸かろうと思えば浸かれます。
新しいバスタブでも、深めのものはあることはあるみたいで、バスルームをリノベーションした友人や知人宅などは、猫足ではないまでも割と深めのを選んでいるので、ひょっとすると流行りなのかもしれません。
我が家のバスタブは、古くて北米らしい、肩まで浸かるには寝そべらなきゃ無理な、浅くて長細いもの。
肩を浸水させるなら折り曲げた膝から腿の半分くらいまではお湯から出てしまいますし、足を伸ばして浸水させれば胸から上は完全にお湯から出ます。
いつかリノベーションして深めのバスタブに変えたいもんだと思っていますけど、その「いつか」もおちおちしてると今度は老齢で深いバスタブをよいしょっと跨いで出入りすることができなくなるかもしれません。
北米温泉郷?
北米でお風呂に浸かりた〜い、温泉入りた〜い、と思ったら、我慢する以外に何があるかといえば、ジャクージ付きの宿に泊まるとか、ジャクージ持っている友達の家に遊びにいくという手段もあります。
水道水を温めてるだけなので、蓋を開けるとプールの匂いがするんですけど、それでも気分は上がります。
温度設定が低めなのと、よその人と一緒に入る時は水着着用なので、お風呂っていう感じじゃないんですけれど。
あと、カリフォルニアのモローベイの近くには日本の温泉気分に近い温泉があります。
プライベートの浴槽が森の中に点在していて、材木の塀で目隠しもされているので、水着を着なくても入れます。
シカモア・リゾート、みたいな名前の温泉でした。
噂では、ケベック州にも温泉?があるという話なんですが、これはいわゆる「スパ」なのか、本当に温泉が出てゆっくり浸かりに行けるのか、そこら辺は未確認情報です。
風呂に入りたいのか嫌いなのか
日常的に湯船にお湯を張って入浴するというのは、実際には追い焚き機能もないバスタブではお水が勿体無いので、あんまり気が進みません。
猫足の大きめのバスタブを持っている友人カップルなどは、一人が上がったらすぐにもう一人も入るようにして、お湯を一人使っただけでは捨てないようにしています。
日本では当たり前ですけれども、洗い場があるわけではないこちらのバスルームでお湯をシェアするためには少なくとも一人目は石鹸で体を洗わないし髪も洗わないで、ぬくもることに専念するということです。
だからお湯を大事にしようね、と合意したカップルならできるけど、友達とか兄弟姉妹だったら、誰かが入った後のお湯なんて嫌だと思う人の方が多いと思います。
洗い場のある日本の風呂のレイアウトはやはり合理的ですよね。
この夏日本に帰省する折には、お風呂に入るのが楽しみでした。
が、夏だったし、よく考えてみれば特に風呂好きというほどでもない私。
いや、子供の頃は風呂は嫌いだったんでした。
お風呂どうぞ〜、と言われても生返事して別のことしていて「早く入らんね!お湯が冷めてしまうでしょう!」と母に九州弁で叱られて、渋々風呂場にいく、という子供の頃と同じパターンでした。
入ってしまうと気持ち良いんですけれど、なんだかそれまでの作業が面倒くさい。
入ってのんびりしても、その後はすぐにタオルで体を拭いて髪を乾かして、、、と面倒くさい。
それほど面倒くさいことでもなさそうですけど、どうも面倒くさく感じます。
キャンプとかハイキングとかで身体中が汗と埃でもう気持ち悪い〜!という状況で帰宅したら速攻でシャワー浴びますけれども、そこまで汚くないと、なんだか入浴前後のプロセスに要するエネルギーの報酬として、入浴の気持ちよさだけじゃあ不足なのかもしれません。
大体体が汚い時はシャワーじゃないとすすげませんからね、うちの浴室は。
ということで、風呂を躊躇して振り出しに戻ります