食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

日本語の勉強と脳への刺激とWordle

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図書館裏の茂みに野うさぎ。 本文とは一切関係ありません。



夫の日本語学習

パンデミック前は週に一度、日本人の子弟が通う日本語学校みたいなところの大人クラスに出かけていましたが、現在はズームで。

なので授業の内容が聞こえてきたりします。

同じクラスなのにレベルの差が結構あるような、すごく色々知ってる人もいるかと思えば習ったはずの単語をことごとく忘れてる人もいたりして、夫はその中間をふらふらとしている模様。

 

日本語を外国語として学ぶ人たちが、助詞とか、ヨーロッパ言語とかなり違う日本語の文法を把握するための説明とか例文とか、色々ありますが、夫がたまに文法用語を使って質問してきたりするので「先生に質問してください」と放任主義を貫いています。

 

生まれてこのかたその言葉を使って生きているから、それがわからない状態ってものが既にわからないですもんね。

そういうのは日本語に限らず母国語話者と学習者の間の会話によくありがちです。

 

夫も私もDuolingoをやっていますが、夫は Duolingoプラスちゃんとした授業プラス日本語を母国語とする素晴らしい見本(私)が揃っているので、たかがDuolingoのレッスンですらかなり吸収している様子。

 

夫の部屋からDuolingoの正解音やファンファーレの合間に日本語が聞こえてきます。

「オタク!」「アニメ!」

 

日本語を学ぼうとする人たちの間にはゲームやアニメが好きが高じて、という人が多いだけに、アニメやオタクという話題は大事なのかも。

 

いわゆる昔からある日本語の言葉だけではなくて、日本語の単語があるのに実際はカタカナの方がむしろ普及しているのではないか、という単語もたくさんあります。

 

トイレとお手洗い

バッグと鞄

ミルクと牛乳

ドアと扉

テーブルと食卓

 

夫の日本語能力がだんだんと上がってきて、最近は私が日本を離れてから流行&定着したような言葉も覚えて「なんて意味?」とか聞いてくるようになりましたよ。

 

知らないことは知らないと白状するのが一番。

「その言葉は知らない」と言います。

 

でもねえ、夫がめっちゃ嬉しそうな顔するんですよ。

「えええ?本当に?」

 

実際のところは全く知らない言葉で意味が全くわかりません、ということはほとんどあまりなくて、意味ははっきりは知らないんだけど、ネットで見かけて、漢字の並びや文脈から意味を推測して読んでいて、自分で使うことはない、ということなんですけど、説明が面倒臭いし、負け惜しみみたいになるから。

いや、まだまだ夫に負けることはないので負け惜しみも何もありませんけれど。

 

でも夫には内緒でここで白状しましょう、意味がわからない日本語の単語リスト。(今の所夫はこれらの言葉を聞いたことはないはず。)

 

エモい (良い意味、、ですよね?)

ワンオペ (ワンは1ですか?オペは、、、?)

トンポリ (まるでわからない)

メンヘラ (メンタルルスに関係ありそうな気がするけど、じゃあなぜラで終わってる?)

 

 

他にもあったと思いますが、見ないと思い出せない、、、。

全くわからない単語はほとんどないと思う、と書いたすぐ後に結構出てきましたね。

 

知りたければググればいくらでも意味は解明できますが、なんとなく意地になってて、文脈から解読したい気持ちというか、まあいいや、という諦めの境地というか。

 

 

 

Scrabble訓練のためにワードゲーム

英語圏の人々の間で末長く人気なゲームといえばScrabble。

 

ボードを囲んで7枚のタイルを手元に置いて、ボードの上に文字タイルを並べて単語を作り出して得点を競います。

7枚のタイルとボードの上に既に置かれている文字たちを見つめながら思いつく単語の数が多ければ多いほど強いですし、楽しめます。

 

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ボードゲームの王道ですが、現在はオンラインでやる人たちが結構大勢いらっしゃるらしい。

真剣な人たちとやるとちょっと怖い(私感。)

そしてやはり母国語が英語の人たちとの差を感じないではいられません。

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Samさん、お仕事は?タイムズのパズルを書いてます。って楽しそうなキャリアですよね。

 

ということで、タイムズのパズルのコーナーにあるSpelling Beeというのをやって練習。

単語脳を刺激したいもの。

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3文字以上の単語を、真ん中の黄色いタイルの文字一つを必ず使って、同じ文字を2度以上使ってもよくて、固有名詞や略語以外で(これはScrabbleと同様のルール)さあいくつ単語を思い出せますか?

 

 

最近ニューヨークタイムズにすごい金額で買収されたというWordleも同じように文字並べ脳を刺激するかも、とやってます。

ヒントが全くない状態で5文字の単語を推測し、6回以内に正解を当てることができるか、というルールです。

推測した単語の中の文字が正解の単語に使われているかどうかが示されるのを頼りに2度目以降の推測を進めます。

 

黄色は「その文字はこの単語の中に使われているが、この位置ではない」

緑は「この文字はこの場所に使われている」

グレーは「その文字はこの単語には使われていません」

 

 

ウェブブラウザでやると、1日に1つしかプレイできないのですが、アプリをダウンロードしてしまったら、無制限になんぼでもプレイできます。

 

夢中になっていくつもパズルを解いて正解率を上げ、いくつ目で正解を出せるかを競う(自分の中で)のは良いですが、これをやったからって新しいことを学ぶわけでもないので、いくつかやった後はちょっと虚無感というか時間を無駄にしてしまったという思いが頭をよぎります。

 

これ↓を夫に見せたら、ストラテジー不足を指摘されました。

 

最初に推測する単語はなんでも良いですが、母音を多く含む単語を選ぶべきで、このように緑色の4文字が判明した後は、私のようにいちいち単語を推測しては外し、を繰り返すよりは、私が推測したhound, sound, wound, foundなど、最初の子音を多く含んだ単語をあえて入力して、どの子音が使われているかを割り出してから当てに行くべきだと。 

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CloudからHoundを推測したら4文字当たってたから、次に思い浮かんだSoundで当たってるだろう、と思った私が浅はかでした。

 

ストラテジーより思いつきで適当にやってるんですが、先日は二つ目で正解を当てました!(単なる確率)

正解になる単語の多くは中学生程度の語彙のような頻出単語が多い模様。

 

 

日本語学習者が楽しく語彙を増やせるゲームって何かないでしょうか(お節介&優位に立ちたい)


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