食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

日韓わかめ、北米のアジグロで探してみると 

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日本のワカメと韓国のわかめ



乾燥わかめを買う

昔は日本に帰省した時に買い込んでいましたが、最近はアジアングローサリーで手軽に見つかるようになりました。

 

日本産のものは韓国食材店に行くと見つかりますが、近所のアジグロでは日本のご近所の国がパッケージしたものが大半です。

もういいんですよ、日本産じゃなくても。

 

上の左の写真は「三陸特産」とかうそぶいてますが台湾産です。(嘘はいけませんね、でも特産というのはここの生産物だという意味ではないのかもしれません、どうなんでしょう。)

 

わかめ以外にも日本語らしきものが書いてあり、言いたいことはわかるけど微妙に日本語がおかしいです。

句読点の位置が真ん中にきてるのも不思議。

中国語は句読点の位置が違うのかな。

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昔に比べればかなり上達しましたよね。(比較対象は不特定。)

 

 

そして上の写真の右側のパッケージは韓国産、いや、左のわかめが日本出身者及び日本料理を作りたい人向けとすれば、こちらは韓国出身者及び韓国料理作りたい人向け商品。

同じじゃないかなとは思いつつも、ちょっと興味があったので。

 

先日図書館で順番待ちをしていたThe Korean Veganのクックブックが目出たく私の手元に(Eブックですが)回ってきたので、ここで作りたい材料を集め始めたのです。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

北米でエスニック食材を求める

アジア諸国のレシピを見て、そこの国の調味料を手に入れたいときの障壁といえば、言語がわからない状態(わかる場合の話はここでは除外)で現地語の名前、英語やフランス語の名前があるのかどうか(ある場合は流通している可能性が若干高いかも)実態はなんなのか、どんな形状で流通しているのか(生なのか缶詰なのか乾燥してるのか)手に入るのか、バカ高いから代替品を見つける方が良いのか、本物じゃないと困るから探し求めるべきなのか、、を解明せねばなりません。

 

夫はこういうことに時間をかけてる私を横で笑ってみてますが、食いしん坊にとってはこれは食材を求めてヴァーチャル世界旅行をするような気分で楽しいし、ちゃんと追求してみたいのですよ。

 

以前に比べればインターネットやらGoogleのサービスやらのおかげでかなり簡単に調べがつくようになりましたし。

 

まずは、The Korean Veganで著者Joanneさんが丁寧に解説してくれている韓国食材や調味料のページを見て「乾燥された海藻で、昆布じゃない」までは解明。

 

韓国系アメリカ人の著者はアメリカの韓国食材店に出回っている商品名やブランド名などアメリカに住んでいる人々に向けて解説をしてくれていますが、海藻とか野菜などは、韓国語名を韓国語で書いたって読めない人の方が多いわけなので「英語ではこう呼ばれていることもある」なんて解説も。

 

この海藻、英語ではSea mustardって言われることもあるんですって。

 

うちの近所のアジグロの店員さんはほとんどが中国系の東アジア出身者なので、アメリカに住んでる英語話者がどう呼んでるのかが果たして助けになるのかわからないですが、ひょっとしてアメリカ向けのパッケージだったら英語の添書きもあるかも、とこれもメモし、ついでに韓国語の名前をアルファベット表記したものも書き留めてみました。

この海藻はMiyeokと言うそうです。

ついでにググってみました。

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Miyeokという言葉は単体では使われないんでしょうかね、スープになった解説がゾロゾロと出てきました。

ということで、これは韓国語でわかめのことだと解明。

ここまでは簡単。

 

 

検索結果の画面の下の方にIs miyeok wakame?という質問がありました。

クリックしてみるとこんな解説も。解説の出典は別の韓国料理ブログらしいですね。

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この後、近所のアジグロに「ハングルが載ってるパッケージのわかめを見つければ良いはず」と思いつつ、Sea mustard/Miyeokというアルファベットの知識もメモして出かけたのですけれど、そこで見つけたのが上の右側の写真のパッケージだったわけです。

 

「ハングルのついてるパッケージのわかめ」は簡単に判別できると思ったのですが、案外そうでもなくて、まずパッケージの中身の黒っぽい細いものがわかめであるという確信は、見た目からはイマイチ持てませんでした。

あとはパッケージに書いてある情報が頼り。

 

そこで店頭で私は大きな手落があったことに気がつきましたよ。

 

そうなんです、ハングルでどう書くのかメモするのを忘れたのです。

 

ケベック州で販売される商品は基本的にフランス語での原材料表示などは義務付けられているのですが、商品名をアルファベットで書いてなくてもそれは別にお咎めなしなのか、とにかくアジグロで見つける商品には英語もフランス語もついてないことはよくあります。

 

わかめが置いてある棚の下にあったし、多分これよね、韓国語がついている乾物の海藻は他には昆布だけのようですし、これだよねえ、、、、。

 

 

 

と、そこで現代人きゃすぴえ、携帯で写真撮ってGoogleで検索するという前衛的な手段に出てみましたよ。

 

ハングルでいろいろ書いてあるのは解明できないけど、Googleなら教えてくれるに違いない!

で、携帯で写真撮って、Googleでサラサラと翻訳をお願いして出てきたのがこの画面です。

 

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ハングルが解明できてもなんの手がかりにもなりません!

 

 

 

Google翻訳はたまに間抜けなことを言い出すこともあるので、ひょっとしたら本当にちゃんとハングルが読めてる場合はこの何処かにワカメである、という情報が読み取れるのかもしれませんけれど。

 

 

とりあえず今回は見た目と状況証拠をもとにこのパッケージを買うことに決めました。

相手が海藻だけに、若干違っててもなんとかなるはずというアジア出身者の強気ですよ。

 

 

 

たかがワカメを買うためになんて徒労を、というなかれ。


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