食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

とろろ三昧と、外国で買えるもの、買えないもの

先日、アジアン・グローサリーで大変鮮度の良い長芋を発見。

 

もう5年くらい食べてないような気がする。

鮮度が良いものを見つけること自体稀ですし、値段も結構するし、夫があんまり好きじゃないし、買ってきて大好きなとろろ汁にするまでにはかなりハードルが、、。

 

見つけた翌週は夫が週末まで家を開けることになっていて、自宅では私一人が好き放題で過ごせる予定だったんです。

 

1週間の一人飯を目前にした週末の買い出しで見つけた長芋。

1パウンド(454グラム)あたり7ドルくらいと、値段も結構すごいんですが、鮮度が良かったんですよね。

 

芋ですから、立派なのを手にするとやっぱりこれゆうに2キロくらいありそう、、、というのが陳列されていまして、その中でなるべく傷のない、切り口が乾燥していない、でもってあんまり立派すぎて重すぎないのを、、、と選んでカゴに入れて、レジに持っていったその長芋は、23ドル程でした。

 

わー本当に立派な(2キロちょっと?)重さだったんですね。

 

でもいいんですよ。

1週間のご馳走だと思えば23ドルなんて安いもん。

 

 

で、とろろ汁、私は昆布だしで仕立てますが、なんだか仕事から帰ってきて立派な長芋を目の前にして、面倒くさいなー、っていう怠心がむくむくと。

 

いやいや、でもせっかく鮮度の良い高級長芋があるんですから、面倒くさくても作らなきゃ。

 

ということで、冷蔵庫にあった一度出汁をとった昆布と皮を剥いた長芋をブレンダーに入れ、水をちょっと入れ、ガガッガーっと回しまして、即席とろろ汁ができました。

 

きちんと作ってないけど、大量なのでこれでよかろう。

 

もうちょっと長芋を入れた方が良かったかな(昆布だしが多すぎ)という気もしましたが、まだ半分は冷蔵庫に入っているので、週の後半にだし汁少なめでもう一度作りましょ。

 

一度に食べきれない量なので、作ってすぐ食べない分は大きめの瓶に入れて冷蔵庫で保存しました。

 

昆布の出汁がらと水をガガーっとやったものが入っているので、緑のぶつぶつが見えますけれどね、まあ、出汁が出てれば固形物(粉砕されてるので舌触りも滑らかで固形物なんか感じませんけれど)が入ってても全く気になりませんでした。

 

 

昆布だしがらと長いものとろろ汁メモ

 

昆布は乾燥状態で17グラムを浸水して出汁をとった後のもの、ぶつ切りでブレンダーの容器に入れて、昆布の層の半分くらいまで水を入れ、ブレンダーでガガガッとプロセスし、長芋の皮を剥いてぶつ切りにしたものを投入、塩、醤油少々を入れてさらにががガーッと。

次回は水を心持ち減らすつもりです。

 

とろろの栄養は?

滅多に食べないし、チャンスがあって口にできるなら栄養のことなんか気にせず食べますけれど、とはいえ芋だし、炭水化物の塊なのかな?とちょっと気になりました。

 

とろろ芋と言っても大和芋、自然薯、長芋、と色々ですが、私がモントリオールで手に入れることができるのは今の所長芋だけです。

 

3種類の芋の中でも長芋はカロリーや炭水化物の量がうんと低いんですね。

不思議ですね。

それだけ水っぽいってことでしょうか?

 

それ以外にはナトリウム・カリウム・銅・モリブデン・マグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB6・パントテン酸・ナイアシン・ビオチン・葉酸などが含まれるそうです。

 

食べすぎるとお腹を下すらしいので、あんまりたくさん食べちゃいけないとか。

でも食べすぎるってどれくらいの量なんでしょうね。

 

作ったとろろは毎朝食べ続ける予定なんですけど食べ過ぎなのかな。

 

 

calorie.slism.jp

 

とろろご飯だけでは栄養が偏りますので、きのこ&豆腐の中華風炒めも作りました。

冷凍してあったニラもちょっと一握りくらい投入。

きのこは椎茸とエノキ。

 

外国で買えるもの、買えないもの

たまに日本の家族や友人に、長芋(和の野菜など)がないのよ〜、なんて言うと「外国で長芋が買えないなんて知らなかった」

なんて言われることがあります。

だって日本の(アジアの?)食べ物だから、欧米で食べられる習慣のないものは一般的に売られてないに決まってるじゃん?

 

そうすると、どれが日本の(アジアの)ものだかなんて知らないもん、と言われたり。

 

そう言うもんかな。

 

最近は「外国」でも手に入る日本(アジア)の野菜が増えてきてますので、話は結構こんがらがるんですけどね。

 

「大根は手に入るんだ、ふ〜ん」(あれだけ和の野菜が手に入らないって言ってたけどね)

「白菜もあるの?いいじゃん?」(文句言ってるけど、普通じゃん)

 

でも舞茸はないんですよ!

だから帰省していた間は毎日でも舞茸食べるチャンスがあれば食べてました。

フライパンで塩胡椒で焼くだけで十分です。

あれこれ工夫したレシピは不要。

味噌汁やお吸い物に入れたのも美味しいですね。

 

なんて話をしていたら、どうやらモントリオールでもアジア系食品の卸スーパー見たいなところがあって、そこで手に入るらしい。

じゃああるんじゃん、と言われそうですが、そんな特別なスーパーには日常的に買い物に行きませんし、千葉の房総半島南端に住んでいる人に、新大久保界隈に行けばスパイスがたくさん手頃な値段で買えるわよ、と言うのと似たようなものです。

 

房総半島から新大久保よりは近いかな。

 

日本にいる人にはよく「カナダってそんなに寒いんだね〜」「カナダではまだ雪が積もってる?」と、私の近所の話をすると「カナダ」の話として受け止められる現象があります。

うちの近所で手に入りにくい食材の話も「外国では」と外国全体の話になることも。

 

カリフォルニアやロンドンに住んでる人と、東海岸の田舎都市のモントリオールとでは日本人人口も日本企業の数も違いますし、日本の物の手に入りやすさも違うんです。

モントリオールも20年前に比べるとかなり色々手に入るようになりましたけど。

 

 

日本と言っても沖縄と北海道では違うでしょうし


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