食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

爽やかに墓地散歩・半日の時差のため半日早めに

Mount Royal Cemeteryの入口の門
のんびり墓地散策

 

パリには著名な芸術家、音楽家、ロックミュージシャンなどが多く眠る墓地があって観光地みたいになってますけれど、そこまで有名人が眠っているわけではないけれど、モントリオールの墓地も人々が訪れる人気の場所です。

いや、人気の場所っていうのもなんなんですけども、北米の人たちの多くは割と当たり前のように旅先の街にある墓地を訪問します。

 

日曜の午前中、私も友人たちと一緒に墓地を散歩して参りました。

 

 

この墓地もあれこれと木が生えていて、そのため鳥もあちこちに囀っていて、本当にこの時期は爽やかなんですよ。

 

そしてのんびり歩きながら墓石に刻まれてる人の名前やその方の生きていた年代、亡くなった時の年齢、何か他にも刻まれていればその方の人柄や仕事などなどに思いを馳せることもできます。

先月のアイスストームの被害で折れた枝がそこに積み上げてあります。

ここはプロテスタントの墓地だと思いますがカソリック系の苗字も見かけるし、ギリシア系の苗字も見かけたので、なんでもありなのかな?

 

この墓地のお隣にはユダヤ教の墓地があり、レナード・コーエンのお墓もあるそうです。

なんだか面白い墓石だな、と近寄ってみたら、消防隊と市民が建てたモニュメントのようなもので、複数の消防隊員の方々のお墓みたいです。

個別のお墓が一般なので、ちょっと珍しい。

消火活動をして命を落としていった消防隊員たちの名前と年齢が記されています。

42歳で亡くなった方と、20歳で亡くなった方。

別の面には別の消防隊員の方々の名前が刻まれていて、何年かに渡って複数の消防隊員の方々を祀ってある様子です。

 

アイルランドでよく見かけたケルティックの紋様?デザイン?の十字架。この墓地でもちらほら見かけます。

他には亡くなった軍人さんたちを埋葬してある区画もあったり、大きな小屋?というか家?みたいな豪勢なお金持ちのお墓らしきものもあります。

この木はなんだろう?桜っぽい雰囲気ですが桜っぽい木の幹じゃなかった。Googleレンズで調べたらクラブアップルらしい。

 

Japanese Knotweed

墓地の門のそばに生えていたJapanese Knotweed(ジャパニーズ・ノットウィード、日本名はイタドリ)は、世界自然保護連合(International Union for COnservation of Nature)によって世界最悪の侵略種の一つとして認識されているそう。

北米では東部にたくさん増えていて、植物博士(Ph.Dは持ってませんが)の友人曰く、ケベックでも問題視されてるんだとか。

 

一緒に散歩していた友人に「ジャパニーズっていうからには日本にもあるの?」と聞かれたのですが、植物に疎い私にはまるで記憶も知識もございません。

 

調べてみたら、やはり東アジア原産で日本にも存在する様子で、日本では「イタドリ」と言われるようですが、下のウィキのエントリーによると、地方によって呼び名も色々あるみたいです。 

www.invasivespeciescentre.ca

植物の種や生の野菜、果物などを国境を超えて遠くに持ち込むことは、後世に本当に迷惑をかけてしまいかねないのですね。

 

 
日本との時差が約半日・母の日の電話

半日って、24時間の半分で12時間ということです。

実際の時差は冬場は14時間、夏場は13時間ですけれど、まあ昼夜逆転させて、夏の場合モントリオールが朝7時なら日本は夜8時だな、なんていう具合に計算してます。

 

日本に住む家族や友人とのやりとりは、昔に比べると本当に頻繁に気楽に無料で!できるようになってありがたいですが、この時差のおかげで、電話もラインもお互いの生活時間を考慮しつつ、、なので、結構やっぱり面倒臭い。

 

 

平日の朝は出勤前でドタバタするので、ライン電話でゆったりのんびり世間話なんて無理ですし、日本の人たちだって朝が忙しいのは同じこと。

 

だから話すなら夜よね、と思うんですが、こちらの夜はあちらの朝、あちらの夜はこちらの朝、あちらを立てればこちらが立たぬ、なのですよね。

 

というわけで、私は土曜日の朝(仕事に行かないでよい)に日本の夜9時から10時くらいを狙ってかけることが多いです。

 

が、これまた面倒臭いことに、隠居してて一日中のんびりできてるはずの我が母は、この時間帯にお風呂に入ってることが多いのですよ。

それより早いと夕飯の片付けと「お風呂に早く入らなきゃ」と落ち着かないし、これより遅いと、もう遅いので休まなきゃ、とね。

 

 

ではあちらの朝ならどうだ、と思うじゃないですか。

相手は隠居の身分なんだし。

 

でもね、こちらが金曜の夜(日本の土曜の朝)に電話したところで、「今から出かけるので話してられないのよ」とくる。

 

出かける先はお買い物とか医者とか、色々。

日本ってお医者さんは土曜も開いてるんですね。

 

 

隠居した身分なんだから、お風呂なんか昼間に入っちゃって土曜の夜は娘の電話を待っててくれても良いんじゃないか、と勝手なことを思いますが、昼間に風呂に入るのは罪悪感があってできないようですし「宅急便の配達とか何かとあるのよ」なんて言ってやっぱり忙しいらしいです。

 

そんなわけで、なるべく頻繁に電話しようと思うのですが、落ち着いておしゃべりできるのは2週間に一度くらいの母。

 

母の日だからというわけじゃないですが、母の日に電話が全くないとやっぱり寂しいかな、と(でも私は日曜の朝=日本の日曜の夜=は忙しいので)日本の土曜の夜に合わせて電話してみました。

 

やっぱり忙しいらしくて、長電話はできませんでしたけどね。

 

忙しいのよ〜やることがたくさんあるのよ〜、って言ってるのが性に合っている人なのだから、退屈で時間が過ぎていかなくって寂しいのよ〜っていうよりは良いでしょう、と思ってますけれど。

 

 

今日一緒に散歩した友人も昨日(土曜日)にお母さんに電話したそうですが、お母さんに「今日は母の日じゃないから、また明日、母の日に電話してね」だったそうです。

 

 

母の日はお母さん連れのお客さんでレストランがどこも混雑します。


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