Laval市にある公園でディスク・ゴルフ
モントリオールの北側、川の向こうに隣接するラヴァル市にある公園で、ディスク・ゴルフ(英語圏ではフリスビー・ゴルフ)をしてきました。
川の南側にはモントリオール市の公園があり、橋を渡ってあっちへこっちへ、自転車で通り抜ける人あり散歩する人あり、ピクニックする人あり。
私もたまに夫と二人でこの辺をぐるぐる散歩して、川辺で水鳥を見たりボートを水に入れたり水からあげたりする人たちを眺めたりしてのんびり楽しませていただいてます。
が、この日は何だか目新しいものを発見。
広々しているんだけど野球グラウンドとかフットボールフィールドとか目的を絞った施設になっていない公園内に、ゴルフコースが出現していたのです。
ディスク・ゴルフのコースが。
写真の地図の黄色い線の部分はアスファルトが敷かれた遊歩道とバイクパス。
緑色は芝生のエリア。
濃い緑色の丸いのは木や森。
そして番号が振られてるのがそれぞれのホールです。
私たちは普段ここの公園は自転車でバイクパスを通過するときにさーっと通り過ぎることが多いんですが、徒歩で訪問した折にはあちこちゆっくり眺めて回り、公園事務所のトイレを使ってから帰る、というパターン。
この日も「じゃあ各ホールを観察してみよう」と夫と歩き始めましたが、小規模とはいえ一応ゴルフコースですから、結構歩くんですよね。
座って過ごしがちな市民をもっと運動させようと市が仕掛けた脱メタボ娯楽施設だから当たり前か。
「プレイもしないのにただ歩いてチェックして回るだけなんていやだ」
家を出た時よりも気温が上がり、ちょっと喉も乾いてきてたので、公園事務所にある水飲み場で水を飲もうと、事務所方面に歩いて行ったんですが、そこには「器具貸出中」の看板も。
冬場はこの事務所のそばに大きな雪の砦みたいな滑り台のを作ってそこを滑るための簡易そりを貸し出ししてくれたりするんです、この公園。
じゃあディスク・ゴルフのフリスビーも貸してくれるんじゃない?
乗り気じゃない夫は「ラヴァル市民じゃないからダメって言われるよ」とか「有料だったらやらないよ」とかぐちぐち言いながらついてきましたが、事務所のカウンターにいた若者に尋ねると「もちろん無料ですよ、市民じゃなくても大丈夫ですよ」と。
重さや厚さが若干違う3枚のディスクが入ったランチバッグを一人ひとつづつ渡してくれました。
借りるには、身分証明書が必要です。
夫は保険証を出してましたが、借りたままうっかり忘れて持って帰る人がいたとか(!)で、それを防ぐためにモノ質代わりに預けるので、ある程度のちゃんとした証明書でないといけないとは思います。
9ホール目、見事3投目で入れた私。ふふふ。
フリスビーできますか?
できますかも何も、放り出せば良いだけなので誰でもできますが、あなたはちゃんと狙った方向に飛ばせますか?
あそこへ飛ばそう!と思ってる方を見ながら腕を振ってディスクを放り投げても、顔が向いてる方じゃなくて明後日の方へ飛んでいってしまったり。
自分でやっててもコミカルで大変おかしくて笑いがたえません。
が、毎回そればっかしじゃあ飽きが来ます。
一応目指した方向に大体飛んでいくようにはできるんですが、10回投げて2回か3回は意外性を孕んだ方向に。
公園の事務所で貸してくれたディスクは3枚あり、それぞれに「遠くまで飛ばすのに良い=ドライバー」「近くで狙いを定める=パッティング用」みたいな目的が書いてあり、それを考慮して使い分けます。
本物のゴルフみたいに細かく飛距離別のディスクがあるのかもしれませんけれど、市の予算は限られているでしょうからそこまでの贅は尽くされておりません。
カリフォルニアで長いこと学生時代を過ごした夫ですが、意外にも彼は私よりもダメで「ええ?まじで?」と笑かす投げ方を披露してくれました。(カリフォルニアの学生をなんだと思ってるんだって?)
9ホールの結果、私は39投、彼は52投でしたよ。
この日は笑いながらたくさん歩いて楽しめました。
ハイキングとかジョギングとは別の楽しみ方で良いですね。
やる気のない夕飯
ディスク・ゴルフでほどほどに疲れて帰ってきたこの日、本当は公園で散歩してから食料品の買い出しに行くつもりでした。
が、なんだか食料品店に行く気になれず。(しょっちゅう言ってますけど)
夫婦二人だけなので、在庫だけで賄えることって結構あります。
この日は椎茸、玉ねぎ、ブロッコリ、そして豆腐くるミートボールを作った時にプロセスして細かく粉砕してあった豆腐の残り、、、がありました。
豆腐は豆腐スクランブルにでもして食べようかと思っていたんですけどね。
あとブラウン・バスマティライスもありましたね。
日本の一般的な大人の一食分には多いけど、二人だと足らない、というような中途半端な量が残っていました。
でも夫はご飯は日本サイズを出すと多いと言います。
カレーやハヤシみたいなご飯とグレイヴィーの組み合わせだと、絶対にご飯足らないでしょそれ、っていうくらいにグレイヴィー過多なバランスでちょうど良い。
ならばご飯の少なめな焼飯にしちゃえ、と。
豆腐も入れてしまえばタンパク質も取れる。
という次第で出来上がったのが豆腐スクランブル的焼飯でございます。
豆腐スクランブルはできなかったですけど、firm tofuをしっかり水切りしてフープロで粉砕してある豆腐はスクランブルにするのもすぐだし、焼飯に入れても水が出てべちょっとする、、ということもなく美味しくパラパラっといただけると発見。
豆腐を崩すのを手でやる(ゴロゴロしつつも割って砕いた豆腐の表面が調味料を吸って美味しくなる)と手が冷たくなるし疲れるんだけども、包丁で細かく切ると表面がスムーズすぎて味が滲みにくく、楽すると格段に味が落ちるのです。
フープロっていう手があったんですねえ。
夕飯にはもう一つの残り物だったチックピーサラダも添えました。
こちらはポテサラやマカロニサラダのノリで、芋やマカロニの代わりにチックピーを使っただけ。
買い出しや料理が面倒くさいこんな日は、以前は出前取ったりしてたんですけどね、パンデミック以降どの店も値段がバカ高くなった上量も減ってて、あほらし、と。
出前取らなければプラごみも出ないし出費もゼロです