先日私の作ったインド料理を食べてもらったインド出身の知人が、では次は私が招待するわね、と言っていたのですが、この度彼女が贔屓にしているインド料理のお店に招待してくださいました。
わーい。
彼女がよく行くお店は、Punjabiの彼女の出身地の近くから来た一家が経営しているお店で、料理が脂っこくなくて家庭料理のような優しい味わいがあるので、他の店には行かずにここばっかり来ているのよ、と。
ワインを持ち込んで、私用にヴェジの、夫と彼女には魚の前菜を頼んでから、1時間近くお喋りに花が咲きました。
メインはヴィーガンの私も行けるようにやっぱりタリ・プレート(おかず数種とご飯、ナン、サラダ、などのコンビネーションプレート)を各自選んで、彼女はもう一つ夫に食べさせたいお勧めのラムの一品を頼みました。
インドはヒンドゥー以外にもイスラム教や仏教、キリスト教、ジャイナ教、など色々な宗教が共存していますが、ヴェジが幅を利かせている感じで、彼女も基本的にはヴェジだから、とベジ・タリを選んでました。
ナンの代わりに全粒粉で作った乳製品の入っていないロティをお願いして、私はチックピーの一皿とナスの料理をいただきました。
モントリオールのインド料理やさんのタリはグレイヴィーの組み合わせを指定できない所が多いですが、この店はチックピーかレンティルか、法蓮草かカリフラワーか茄子か、を選べます。
豆類が嫌いな人はほうれん草とカリフラワーなんていう組み合わせもできるかもしれません。ヴェジのタンパク質がちょっと不足しそうですけどね。
インド料理屋さんで出てくるサラダって基本的にはアイスバーグレタスときゅうり一切れ、トマトか玉ねぎ一切れ、ドレッシングなし、、というのが多いのですが(北米だけかな?)このお店のはちゃんとドレッシングがかかっていた上、人参も入っていて美味しかった。
7時前くらいに到着してから10時半くらいまで居たんですが、閉店は10時半らしいのに、10時ちょとすぎに入ってきたお客さんにも対応していて、大丈夫かな、やっぱりスモールビジネスだからお客さんにノーって言えないのかな、なんて気になっちゃいましたけど。
お店の人たちは皆さんとても優しく親切でした。
世界各地で異常気象
日本でも豪雨で大変なことになっている地域がありますね。
床上浸水とか、本当に大変ですけれど、いやいや、それより何より水は怖いですから、鉄砲水とか濁流とかに飲まれないように、住民の皆が安全なところに避難して無事でありますように。
北米も東北部ではここ最近、結構すごい豪雨が頻繁にあります。
今まではフロリダとかアメリカの話だった竜巻の発生がだんだんと北上してきて、ついにオラが街にも竜巻警報なんてものが登場したりして。
異常気象現象の前には無力感がものすごくてたまりませんけれど、普段はできることをコツコツとやってます。
個人が何やってもしょうがない、とか、実はヴィーガンだってあれだこれだという話もありますが、考え方は人それぞれなのでね。
難しく考えず、単純に自分にできることから、無理しないように、というのが重要。
7月はプラスティックフリー・ジュライですが、無理しすぎたら続かないので、プラスティックフリーを目指しつつもフリーじゃなくてリディュース(減らす)ことを心がける程度で。
ヴィーガン食とグリーンハウスガス削減などとの関連についてガーディアン誌とNYTにこんな記事が載ってました↓
こういう結果が出ても、だから肉食に課税しようとか、強硬策に出てしまうのは大間違いで、それは「砂糖税」の失敗からも明か、と。
人々の動物愛に訴えて「処理場はこんなに残酷で、肉を買って食べてるあなたはそれを支えているんですよ」と罪悪感や恐怖心、嫌悪感に訴えるのも逆効果。
食べるって毎日のことだし個人的なことだし、他人にやいやい言われたくないですもんね。
新鮮な野菜や果物が手に入りやすいようにするとか、美味しい植物ベースの食事が外食でも中食でも手に入れやすくするとか、そうなると良いですね。
まずは健康とされる食品がジャンクフードより高値というのを変えてもらいたい