食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

プラスティックフリーと、矛盾する政府

プラスティックフリーJulyへの準備

 

もう直ぐ7月ですから、プラスティックフリーJulyからメールが届いてました。

そこに、現在の自分の取り組みはどんな感じなのか、サーベイに答えてくださいと言うのがあったので、答えてみました。

 

私は炭酸飲料とかジュースとかは買わないし、肉とか魚介類も買わない、コンポストは自治体の回収に出すのではなく家でやっている、など質問と回答がかみ合わなくてN/A (not applicable 該当しない)を選ぶものも結構あったりしましたが、自分の暮らしでどこらへんが課題でどのへんが気軽にプラスティックフリーにできているのか、見直すことができました。

ご興味のおありのかたはどうぞお試しあれ。

survey.thinkfieldpanel.com.au

 

サイトには、いろんな人たちの取り組みの様子やどう言うものにどう対処できるか、などのヒントものっています。

自分の生活圏内に選択肢がない場合もありますが、はて、自分の生活圏にも最近何か変化があったりするかも?と調べてみるのもいいかなと思います。

 

また、先日の連邦政府の発表に絡んで、どんな使い捨てプラスティックがどうなんだ?と言う例をまとめた新聞記事もありました。

www.theglobeandmail.com

この記事に載ってることは、ゼロウェイストだのプラスティックフリーだのを気にしている皆さんにとっては常識的なことで、今更ここで学べることもない、とも言えますが、プラスティック汚染に関して無関心だった人たち向けの記事と言うことでしょう。

こうやって主要メディアが多くの人々に基本的なことを広めること、これをきっかけにプラスティック使い捨てについて意識するようになる人が登場すること、これ、大事ですからね。

 

 

カナダ下院の動きと、連邦政府の矛盾 

先日、カナダの連邦政府の下院で、環境問題に関し政府が非常事態宣言をすることが可決されましたが、その翌日、なななんと、カナダの環境問題にとって重要な懸案だった石油パイプラインのプロジェクトにゴーサインが出されました。

globalnews.ca

 

www.google.se

ちょっとこれは、、、なんなんでしょう一体。

連邦政府は環境保護やプラスティック汚染対策への動きを見せて緑の党やNDP支持層にアピールしつつ、石油パイプラインを認可することでビジネス層や保守派支持者層へも歩み寄る、、、と言う、そう言う政治的な計算が背後にあるのでしょうか。

 

環境アクティビストのグレタ・トゥーンベリさんの表現を借りるとすれば、「現在地球は火事になっているんだから、消火作業を早急に行うことを最優先にするべき!」と言う非常事態宣言を出しておいて、「じゃ、この火事にもっと薪をくべましょうか」と矛盾する行為をやっている、、、ようなもの。

 

こう言う政治ゲームが展開されると市民レベルで真摯に環境問題に取り組んでいる我々は無力感に苛まれます。

環境問題に否定的な人、市民レベルでの努力に懐疑的な人たちが否定的で懐疑的な気持ちになるのもわかります。

 

グレタさんのツイートです。

全く同感です。Shame on you Justine Trudeau!

f:id:casse-pied:20190620212116p:plain

 

 

グレタさんの苗字の日本語表記、不思議〜と思いましたが、原語に近い音をカタカナで再現しているってことなんでしょうね。


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