食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

インド出身の知人にインド料理を振る舞う・ターメリックに鉛?

これはお客さんに出した分ではなく、先週自己流で作った時の写真。

 

インド人の知人と私のインド料理

夫の勤め先の知り合いで、インド出身の方を夕食に招待しました。

 

彼女を招待するのは初めてではなくて、以前に何度かBBQにお呼びしたことはあるんですけれど、今回は夫が冗談半分に言い出して、なんと日本人の私が作るインド料理を食べる会に。

 

インド出身者が見てるところでインド料理を作ったことは以前にもありましたが(ニンニクそれっぽっちなの?等コメント多々でした)なんかね、ちょっと緊張しました。

 

ずっと前に夫のお弁当に日本のカレールーで作ったカレーライスを持たせたことがあるんですが、電子レンジで温めていてカレーの匂いが漂い、通りかかった彼女が「あら、あなたカレー食べてるの?」と声をかけ、私が作った日本のカレーなんだという話をしたことがあったそうです。

 

夫曰く、彼女は嬉しそうだったそうです。

 

 

 

作ったのは、ココナットミルクベースのチックピーのグレイヴィーといつものダール、そしてオニオンバジ、そしてもう一品。

 

以前は割ときちんとレシピを見て作っていましたが、だんだん自己流になってきてて、ちょっと味がマンネリっぽいなあと思っていたし、インド出身者に自己流のマンネリを食べさせるのはアレだし、ネットで検索してインド出身のヴィーガンの方が紹介していたスパイスなどの配合を参考にして真面目に作ってみました。

 

rainbowplantlife.com

 

初めて挑戦した一品は、ゴビ・マンチュリアン。

カリフラワーを揚げて甘酢っぽい(でもケチャップが入っててちょっとジャンク)ソースに絡めたもの。

大きなお鉢に二つ分できたんですけど、ほぼ完売。

写真を撮り忘れましたが、まあこのサイトの写真のような感じにできました。↓

rainbowplantlife.com

全て喜んで食べてくださいましたよ〜。

彼女はインド人でもないのにわざわざインド料理のレシピを探してあれこれ作る人がいること自体が不思議なようで「インド料理美味しいでしょ、みんな大好きよインド料理!だから自分でも作りたいと思うんだけど」と説明すると、ものすごく嬉しそうでした。

 

そして、彼女と夫と2人してこのゴビ・マンチュリアンをものすごーく気に入ってくれましたよ。

揚げ物パワーですね。

 

ゴビというのはヒンズー語でカリフラワーのことで、満州スタイルのカリフラワーってことですかね。

昔インドがイギリスの植民地だった頃に仕事を求めて中国からも労働者がたくさんやってきて、そして彼らが中華料理屋をあちこちに開いて、そこでインド風になった中華料理のアイテムということだそうです。

 

確かに八宝菜などで肉を唐揚げにした後甘酢ソースで絡めた、あんな感じでした。

ふむふむ。

カリフラワーじゃなくて豆腐でも良さそうです。

 

 

バングラデッシュの集団鉛中毒とターメリック

ターメリックはここ数年健康食品として、ターメリックを入れた飲み物などがやたら流行っていますね。

ターメリックだけを舐めてみて感じる味は好みではないので、ターメリックのドリンクが健康に良いとか言われてもあんまり飲む気にならずにいました。

 

以前職場に来ていたイラン出身の学生さんがいうには、イラン人はターメリックが大好きで使いすぎるから体に悪い、とか言っていて「取りすぎると体に悪いの?」と尋ねたところ、何でも取りすぎはよくない、と。

おっしゃる通り。

 

そんなターメリック、ここ40年来ほど、バングラディッシュで流通していたターメリックの色を鮮やかにするために鉛を添加するという習慣があったことで、鉛中毒が問題になっていたとことが明らかになったという記事です。

 

インドや中近東系の料理には頻出するスパイスだけに、スパイスの中に重金属が混入していたなんてことになったら、たとえ一つの鍋には小匙いっぱい程度しか入っていないとしても、何種類も日々摂取することになるわけだから、健康への害も重大です。

 

添加していた業者は使用する薬品が有害な物質であることを認識していなかったとか、販売する側も買い側も全く何も知らないままで何十年も有害物質が流通し続けていたんだそうです。

 

stanmed.stanford.edu

 

gigazine.net

食品衛生基準ってものすごく大事ですけれど、これに似たような話はたまにあちこちで聞きます。

添加物とか、気にしすぎてもどうにもならないかもしれませんが、やはり気になりますね。


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