何着てても暑い日に
台風の影響で西日本の各所は大変なことになっています。
自然の猛威の前には人は無力ですが、それでも被害を少なく抑えるとか非難するなどして被災地の皆さんになるべくストレスがありませんように。
関東に滞在中の私たちは台風の影響による雨も去ったこの日、朝早めの時間から自転車をレンタルして田舎を40キロくらい走ってみました。
レンタルした自転車自体が昔のオランダの自転車かい、というような重い（でも頑丈な）ものなうえ、ハンドルの角度がなんだかぐぐっとサドル側に曲がってて、若干乗りにくいんですけれども、のんびり走るにはまあこれで十分。
というか、レンタル料金がえらくお得なので、カナダの観光地などの「3時間で60ドル」みたいなのに比べたら天国のよう。
冒頭の写真は田舎のバイクパス（自転車道）の一部の様子です。
全般的に良いんですが、所によっては両脇の雑草というか草むらがものすごく生い茂っていて、もともと細い自転車道に乗り出していて、かなり狭くなっていました。
これをもうちょっと刈り込んでいてくれたらもっと乗りやすいんですけどね。
こういうのを手入れすることで観光を盛り上げることもできそうですが、政治家は観光に力を入れると言えばなにか不要な大仰な建物を建てるとか橋を渡すとか、なにしろ派手でお金のかかることばっかりしがちです。
鬱蒼とした雑草に埋め尽くされない自転車道を保持するだけでよいんですよ～、と言いたい。
この日の天気予報では、最高気温は35度以上で洗濯物は乾く、日差しは強い、着るものは何を着ても暑い、、とありました。
とはいえなるべく涼しく過ごしたかったので白っぽいTシャツを着て挑みました。
自転車道で行きかった自転車乗りの人々のなかには、いわゆるツールドフランスめいた自転車ライダーの制服みたいなぴたっとしたジャージーをお召の方もわりといらっしゃいましたが、その中には顔面を布で覆うような感じにしてる方も何人かいらっしゃって、夫とふたり、あれはどんな意図があるのかなあと。
日焼けしたくないということなんでしょうか。
右か左か
そういえば日本は車は左側通行。
人間は右側。
で、歩道や階段などで、人と人がすれ違う時は、どっちなんでしたっけ。
わたしは右側を行くもんだと思っていたんですが（モントリオールでは基本的にそのはずですが、そんなの関係ない場合も）東京の地下鉄内の階段などは左側を歩け、という感じですし、歩道を歩いていても、向こうから来る人は私の右側を通っていきますので、左側通行みたいですね。
そういうことでよいのでしょうかね？
なんとなく人は右でしょ、と右側を歩く私は迷惑な人なのかもしれないよと夫に言われ、そうか、そうだったのか、と慌てて左に寄りました。
逆に自転車に乗った本日は、向こうからやってきた自転車の人たちがやはり私たちの右側へ寄りつつ近寄ってきたので「おおお！そうだそうだ、自転車は左だ、車と同じだ」
一旦そう認識したらちゃんとルールに従えるんですけど、カーブを曲がった時にまた忘れて逆方向に寄ってしまいがちではありました。
田舎道で車線も対向車もないからレファレンスがないんですよね。
家族には、関東ではエスカレーターの上に立つときは左に立つのだ、と聞きました。
そういわれてみれば確かに皆さん左側に立ってますね。
モントリオールでも思うのですが、というわけで二人並んで立つことができるエスカレーターなのに片側を開けて立つべし、とエスカレーターに至るまでの道のりにできる行列が倍の長さになりますよね。
それだけ人が並んでるってことは開いている側を歩きたい人がほぼいないんだから、もう開けなくったって良いんでは？と思うんですけれど。
朝食にスープ
母の希望で朝ごはんにスープをこしらえました。
正確には前の晩に作ったのを温めなおしただけですが、夕飯にスープを頂く文化圏（欧米）から朝のパンのおかずにスープが定番な日本に来たなあ、と感慨深く。
まあ朝でも晩でも食べたいときに食べたいものを食べるのが一番。
いつもつくるヴィーガン・スプリット・ピースープです。
にんじん、玉ねぎ、ブロッコリーの芯、ニンニクをみじん切りにして油で炒め、スプリットピーを日本のカップ1杯半、水を4～5カップ分くらい（もっと入れたかも）入れて煮込んで味を調えます。
超簡単なのにスプリットピーの味わいでとてもおいしい。
今回は塩コショウ以外にはタイム小さじ１，クミンパウダー小さじ半分、コリアンダーパウダー小さじ１、カレー粉小さじ半分ほど入れてみました。
日本の実家で作るヴィーガン料理、かなり手抜きで楽なものに偏ってるかも。
暑いから（言い訳。）
