母の暮らす家を暮らしやすくする作業
続けています。
現在の家に母は20年弱しか住んでいないんですが、その前の家から引っ越してくるときに、家財道具全ては持ち込めないということで、かなり捨ててきたはず。
それでもこの家の収納スペースに対し、押し込んでいたブツのボリュームがやはり多かったというか、多くなったというか、「あれ、あれ持ってたはずだけど、見つからない、、必要だから、買うしかないかな」で同じものが二つ三つあったりとか、狭い所だからこそモノが増えたようです。
「孫たちが**が好きだから来た時のために」と孫用に取ってあったものも沢山ありましたね。
衝撃の桐箱
病院から出てくると親戚や知人がお見舞いの品を送ってくれるというの、これは今でも行われる習慣なんですね。
お見舞いの品そのものはそうめんとか洗濯洗剤とかタオルとか、生活用品系で「なにこの置物!どうすりゃいいの?」というものはないのですけれど、どれも桐箱に入ってたりして驚きました。
桐箱って素敵ですけど、でもその贈り物を頂いたあと、どうすればよいのでしょうか。
桐箱の空き箱を利用して何か収納するという発想もありますけど、そうめんが入っていた桐箱などは作りが雑なので使いずらいし、サイズの違う箱を再利用するといっても無理があります。
自分が子供の頃はそういう木切れを工作に使うとか、捨てずにとっておいて再利用することも結構ありましたけど、そういう意図で色々と取ってあっても結局使わずに収納する場所自体なくなってきます。
というしだいで、「燃えるゴミ」の袋には新しいものから古いものまで、桐箱がぎゅぎゅっと詰め込まれました。
紙の箱なら平らにして捨てることができますが、桐の箱を平らにするのは一仕事。
それこそそうめんが入っていたような箱は簡単に壊せますが、古いものは作りがしっかりしていてなかなかばらせないんですよ。
重い壊れ物を収納する箱だけにしっかり作られていて当然ではありますが。
本当にそうめんやタオルなんかのためにに木を切らないでほしい、と思うんですが、桐箱に入ったそういった贈り物を受け取ると紙箱のものよりうれしい、という心理ってあるんでしょうか?
レシピの山
母の食糧庫の中身を全部出して不要なものやここに入れておくべきなのか謎なものなどを検証しました。
狭い家の限られた収納の中で、この食糧庫はウォークイン・クローゼットという感じで上手に使えばかなり使いやすいのではないか、と思うのですが、たぶん引っ越してきて「これはどこにしまえばいいかしら、わからないわ、とりあえずここに入れておこう」みたいなノリで突っ込んだであろうブツたちがうようよと出てきました。
寝室の収納とか限られているので、あっちに入らないぶんこっちで、と余裕のある食糧庫がなんでも庫になったというか。
あとは、食事に関係しているのでここにいれたのかなあ、、、と思われるレシピのメモや新聞の切り抜き、、がたまってしまったので後でじっくり見て整理しよう、と思いつつどかっと箱に入れてそれを押し込んだもの、、、。
この、レシピの仮収納的なものが出てくる出てくる。
前の家にいたころにたまっていたものも出てきました。
母が新婚当初にメモしていた手書きのレシピのノートなども。
うわー。
そういうことしたくなる気持ちわかります~!
試してみたいレシピがどんどん登場し、メモって見たり切り抜いてみたりして、そしてそれが試す間もなくどんどんたまって行ってしまうんですね。
う~む、これは他人事じゃないですよ。
モノをバンバン買うわけじゃないし、ため込むものはそうそうないはずですが、こういう、メモとかレシピとか写真とか、そういうのは溜りがちかも。
モントリオールに戻ったらさっそく自分のため込んだレシピの山も整理してみなければと反省したのでありました。
夕飯の傾向
帰省当初は母の希望とか自分が日本で食べたかった食材を利用した夕飯を作っておりましたが、和食って品数が多くて面倒くさい!
美味しいんですけど、面倒くさい!
ここへきて手抜きメニューに転向。
この日はチリです。
チリビーンズ。
チリ・コン・カルネ(チリと肉)じゃなくて、チリ・sans・カルネ(肉無のチリ)。
スペイン語でsans、withoutを意味する単語を知らないんですけど。
次の日は夏だし、ラタトゥイユにしました。
は~、楽ちん。
自分メモ:
親の住む家の近所のスーパーにも今回は大豆ミートの乾燥と生タイプ、生湯葉、車麩などヴィーガンに便利な食品が置いてありました。
剥いてある冷凍枝豆があればうれしいんですけど、、、