以前買って使い切っていなかったデーツが固くなってきたので、慌てて豆乳に入れて(ふやかそうと思って)瓶に入れたまま1週間くらい忘れてあったものが出てきました。
危ない危ない。
そのままふやけたデーツ入りの豆乳が丸ごとヨーグルト化するか腐るか、どっちかになるところでしたね。
豆乳ごとデーツをフープロでががっとクリーミーにして、はてさて、どうしようかな。
夫の朝食かおやつ用に、マフィンにしました。
レシピを探してみたものの、お菓子のレシピって結構材料のパターンが決まってるというか、デーツを使うヴィーガンのレシピだと中近東系(それ自体は美味しそうだし面白そうなんですが)、マフィンって指定して探すとバナナが入ってたり(バナナは普段買いません)材料が揃わない。
なので適当に我流で作ってみました。
残り物デーツでヴィーガンマフィン、覚書レシピ
材料(家にあったもの)
- 250mlのジャム瓶につめた乾燥して固くなっていたデーツ(半分に切ってタネを取り出してあったもの)に豆乳を注いで置いたもの一瓶
- そこまで固くはなってなかったのでそのまま容器に入っていたデーツ5個ほど(種をとって)
- ココナッツクリーム(ちょっと前に調理に使った残りの分)200mlほど
- 水100mlほど
- 沖縄の黒糖 二分の一カップ(アメリカンサイズのカップ利用)
- スペルト粉1,5 カップ(アメリカンサイズ)
- チックピーフラワー1カップ
- 胡桃を砕いたもの約二分の一カップ
- 砕いてない胡桃12個(飾り用)
- キャノーラ油 二分の一カップ
- 塩小さじ二分の一
- ベーキングパウダー小さじ2
- ベーキングソーダ小さじ1
手順
- オーブンを400℉に余熱開始する
- デーツとココナッツクリームをフードプロセッサーで滑らかなピュレにしてやる。ココナッツクリームも豆乳もデーツと合わさって硬めだったので水をちょっと足して緩めにしてから黒糖も入れてががっと(黒糖は塊っぽい部分もあったため)。
- 粉類を合わせ、液体と合わせたら砕いた胡桃半カップを加えてざざっと混ぜ合わせ、マフィン型に流し入れる。
- 砕いてない胡桃をてっぺんにひとつづつおいてからオーブンで二十〜三十分ほど焼いてやる。
糖分が少なめなので、北米一般人には物足りないと思われます。
ジャムとかと一緒に食べるとか、マーガリンつけて朝ごはんに食べるなら大丈夫でしょう。
YouTubeかGoogleか
車のエアコンの水漏れの修理とか、ドアベルの付け方とか、他にもユーチューブでやり方を見て材料を買ってきて自分たちで解決したことは色々とあります。
ユーチューブの便利さを知る前はググってやり方を調べてましたけど、文字で読んだり写真付きの解説を見るより動いているお手本を見る方がわかりやすくて。
とはいえ全てのお手本や入門ビデオが役立ったわけではないし、料理のビデオなど、例えば和食を英語圏の方が作ってる様子など「ええ!それはないでしょ?」というとんでもないものも見かけるので、全てを間に受けてばかりはいられないとも思います。
情報系じゃない内容のものには、ユーチューバーご本人の暮らしの様子を見せるものも結構ありますね。
日本語の会話をわかりやすく見られるようなビデオってあるかなあと検索して見つけたものには、2歳児くらいの子供が家族と夕ご飯など食卓を囲んでるときに喋ってる様子を見せてくれるものがありました。
小さな子供が言うことって正言葉遣いであれ内容であれ、なんとも可愛らしいですから、おおこれは面白い、夫に見せてあげたら楽しく日本語を耳に馴染ませる練習になるかなあといくつか見ていて気がついたんですけど、この方のビデオに出てくるのはその小さな子とおじいちゃんだけで、お母さんや他の家族は声や手くらいなんですよね。
それを見ていて「あれ?恥ずかしがらない子供と、別にいいよって言ってくれるんであろうおじいちゃんだけ衆目に晒してて、ビデオ撮ってる人やお母さんたちは顔出さないんだ?」と。
まあね、私だって顔はおろか、ブログには自分の姿は出していませんし、パブリックな場に顔を出そうと思わない発想はわかりますが、じゃあ何万人もの人に見られる可能性があるのを認識していない幼児を本人の合意(合意も非合意もできないけど)なしに継続的にYouTubeに載せてしまうのって、倫理的にどうなんだろうと言う疑問を感じました。
チャンネルを運営してる親御さんにはそういった意識はないのかもしれませんけど、子供が成長して幼稚園や学校に行くようになって、周囲に「あのビデオに出てる子だ」と認識されたときや、自分でも「自分のプライベートな姿がビデオに収められてインターネットで世界中に配信されている」と認識したときの影響を考えると、子供を出すのってどうなんだろうと思うんですよね。
そうしてYouTubeの世界だけを見回してみても、結構子供を出してる家族のチャンネルが存在するんですよね。
視聴回数や登録数を見ると結構大人気なチャンネルもあって、そのチャンネルに出ているのはやはり幼児期の子供達だったりして。
YouTubeやSNSで楽しい内容のコンテンツを制作・発表して収入を得ている人も結構幅広く存在するようだし、それはそれで良いですけどね、自分の子供とはいえ他者のプライバシーを巻き込むのはどうなんでしょう。
フランスとかアメリカとか、国によってはそういった点に関して規制を設け始めてるところもあるようです。
似たようなものをじゃんじゃん推薦してくるアルゴリズムもちょっとくどいですね