ヴィーガンうなぎのレシピ
職場にやってくるクライアントの方で、料理大好きな若い方がいるのですが、彼女に「作りたい、作りたい」と結構しぶとく粘られて、無碍に断るのもなあ、、というわけで、職場で大勢の方に提供するランチメニューに採用する前に自分で作って試してみなければ、、ということで、やってみました。
もうね、作る前から「うなぎみたい、って思うわけがないじゃん」という思いを振り払うのが大変で。
いや、そうじゃなくて、うなぎみたいに見えて、うなぎの蒲焼のタレみたいな味がすれば良いってことかもしれない、そうそう、ヴィーガンじゃない人でも鰻の蒲焼はうなぎ自体よりもタレが好きっていう人結構いるし、、、と思い直して挑みました。
そうして作ったのが上の写真。
これだけを夕飯に出す(ランチでも)のは栄養が足らん、というわけで、タンパク源やあっさりした野菜もつけて。
夫の反応は、まあ普通にポジティブでしたけど、鰻の蒲焼そのものを2回くらいしか食べたことがないせいか、別に「お、これはあれだね、うなぎの蒲焼みたいだね」なんて反応はもちろんなく。
私の反応は、あったから山椒もふってみたけれど、別にうなぎを彷彿とはさせないというか、甘辛い味付けのものって他にもいろいろあるし、あえてこれを他人様に食べさせたいという気持ちもわいてこない。
それより、これを作るためのプロセスがちょっと面倒くさいなあ(一度蒸してから切り開いて切り込みを入れてフライパンで焼き目をつけてタレをつけます。)
ナスにはナスの旨さを全うする味付けが他にいくらでもあるんだし。
これなら中華とかインドとかのナス料理の方が素直に美味しいぞ。
このレシピを見つけたクライアントさんは、日本に行ったことはなく、鰻の蒲焼そのものも食べたことがないと思うので、このナスを食べても別に「全然違う〜」とかそういう意味でのがっかりはないでしょうけども、このレシピの何がそんなに興味深いのか。
ゴードン・ラムゼー氏のエッグプラント・ステーキ(大不評)を思い出しました。
www.gordonramsay.comこのレシピ、あんまり不評すぎて、「彼はヴィーガンを嫌ってるからわざと冗談みたいなレシピを作ったに違いない」みたいなことを言う人もいます。
本当のところは知りませんが。
この日他に作ったのは、タンパク源!と思って 車麩の唐揚げ。
www.kurashiru.com揚げ物だからですけど、夫は最初こっちばっかり食べてたんですよね。
でもこのレシピ、私には味が強すぎた。
次回は醤油を減らしてだし汁でも入れよう。
付け合わせには白菜と椎茸を炒めたのを。
味の濃い二品でしたので、白菜がおいしかった。