今週のお題「2024年にやりたいこと」
新年の抱負
2024年に限らず自分は何をやりたいかと考えてみました。
色々あります。
部屋の掃除や片付けをしなきゃ!
というような生活臭のプンプンするような、夢と希望に輝くというよりは現実の慌ただしさの影が忍び寄ってるようなものから、冒険系から、趣味系から、色々と。
で、ここにあえて書くような(掃除系ブログとかもあるから、そういう内容でも読んでくださる方が少なからず存在するとはいえ、、、)ことは、、読書です。
読書って、なんだそりゃ、中学生か、って感じですが。
読むのは好きなのでありとあらゆる媒体でいつも何か読んでますけれど、本をじっくり最初から最後まで読む、というのは最近かなり減ってます。
休みの日に「時間が空いたらあの本読みたい」と考えていて、でもあれやこれやで時間が過ぎて「ああ読めなかった」
とか、
この日はカイロとか医者とかのアポイントメントがあるから、待ち時間があるから本読めるわ、この本持っていこう、と楽しみにしていて、待ち時間はもちろんその本を読み始めるのだけど、前にどこまで読んでたんだったっけ、とそれまで読んだ部分をざざっと振り返って、さあ今日はここからね、と読み始めて、でもそれほど進まないうちに名前を呼ばれて(待たされすぎるよりはいいんですけど)そこで中断、、、でなかなか進まない、、、。
とか。
一度は薬局で待たされてる間に読み進めて、長いなーいつまで待たされるんだろう、と思いつつもぐんぐん内容に引き込まれてぐんぐん読み進めて、、、で、その章が終わってから本を閉じて「まだですか?」ってカウンターに言いに行ったら、ずいぶん前に名前を呼んだんですけど、どこにいたんですか、なんて言われて、え?すぐそこのその椅子に座って本読んでたんですけど?
ということがありましたけど。
1時間半くらい読んでたみたいでしたけど。
自分に呆れましたけど。
一度は地下鉄に乗ってて、乗り換え駅に到着したのに気がつかないままずんずん読み進んでて、別の路線の終点についちゃって「あ、しまった」と折り返したこともありますが。
本に集中しちゃった結果はちょっと笑っちゃいますが、両方とも、本の内容にグイグイと引き込まれて、夢中になってる間は本当に我を忘れるというかその場から本の世界に入っちゃうんですよね。
そういう読書をもっとしたい。
Flow state(フロウ・ステイト)とは
絵を描いているとか、編み物をしているとか、何かの作業をしているときに、その作業に集中しているうちに時間を忘れて没頭することがあります。
その状態をFlow state(フロウの状態)と言います。
この表現を使い始めたのはMihaly Csikszentmihalyiという心理学者で、フロウ・ステイトを経験することは心理学的にも良い結果をもたらすと言われています。
そんな心理学者なんかに言われなくとも、何かに集中して時間を忘れる、我を忘れるってのは瞑想にも似てますからね、そのあとは頭がスッキリするというか、いい感じです。(表現力乏しいですけど)
以前通っていたピラテスのスタジオでお会いした方が「呼吸に集中したり筋肉に気持ちを集中したりして1時間のレッスンをやってると、その間は、やれあの請求書の支払いをしとかなきゃ、やれ仕事のあの件で誰それにメールを出さなきゃとか、そういう日常の煩雑なことが常に頭の中で雑音を出している状態から解放されるから、ピラテスも瞑想に似た効果がある」と言っていたのを覚えています。
なるほど!それは良いこっちゃ!
と思ったんですが、だんだん慣れてくると、同じ動きを繰り返すうちに頭の中に「このレッスンが終わったら速攻で**に行ってあれとこれをやらなきゃ」「うーむ、仕事のあの件は*&さんがああ言ってたけど、やっぱり納得できないなあ」とか、雑念に気持ちが向かってしまうようになったんですけどね。
雑念を取り去って、無の境地にほんの少しでも行けたら素晴らしい。
そんなにすんなり行けたら修行僧とか存在しないんでしょうけれど、でも本を読んでて集中できる、という程度なら自分でもできることですからね。
休みの日にまとまった時間をとって最初から最後まで、なんて言ってるから全然進まないわけなので、毎日10分でも20分でもいいから少しずつ読むようにしよう、その分インターネットやメールやSNSを遠ざけよう。
おお、いい感じに今年やりたいことのステイトメントができました。
大きな目標じゃないですけど、できるかな?
Flowに関してはこちらの記事もどうぞ。
夢中になってあれこれ忘れちゃうって幸せですよね。