ちょっとしたイベントで、オタワに行ってきました。
モントリオールからオタワは、高速で二時間ちょっと。
近いです。
カナダの首都ですよ。
首都はトロントじゃないんですよ〜。
これ、勘違いしてる人たまに本当に居るんですよね。
カナダの1番大きな都市はトロントです(以前はモントリオールだったんです。かなり昔の話になりますけれど)けれど、国家の首都=商業や人口規模で一番大きな街とは限らないのです。
オタワは連邦政府の議事堂があるだけではなく、連邦政府の関連機関もたくさんで、政治家や官僚がたくさん住んでいます。
そのせいか、若い頃よく「オタワは退屈な街、することがない、何もない」と言われていました。
実際、食事に行ったお店の周辺も、そのあと探索してみたバーやパブがあるらしい地域も、モントリオール、東京、トロント、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、、等と比べるとかなり閑散とした雰囲気でした。
夜遊びする街じゃ無いっていうことでしょうね。
まあそれはそれで良いのです。オタワにはオタワの面白さがある。
通りにずーっと日の丸が飾ってあるのに気が付いて「なんなんだ?」とその辺にいたお巡りさんに聞きましたらば、「きっと日本の最高権力者が来ているんだよ。外国の首脳がくるとその国の国旗をこうやって飾る習慣があるから」と。
「日本は首相なのか大統領なのか知らないけどね」と笑っていたのですが、日本には首相が、そして天皇という人も存在するので、どちらがいらっしゃってるのかは不明。
オタワでヴィーガン外食
夕飯とランチに出かけたヴィーガンフレンドリーな店。
Happy Cow で見つけた店、エチオピア料理のお店で夕飯を食べました。
ホテルからもほど近く、雨がザーザー降ってる中やれやれ、と入ったら、他のお客さんはもう1組だけと、天候のせいだか平日だったせいだか、ちょっぴり閑散とした雰囲気ではありましたが、ウェイターのおじさんは愛想も程よく、野菜系はヴィーガンに対応してもらえますか?と切り出すや否や「はいはい、野菜系は全部ヴィーガンですよ〜」と。
そんなわけで、野菜類のソースが並んだインジェラをいただきました。
個人的に好きだったのは、ちょっとスパイシーなShiroと言う茶色いソース?がピリッと美味しいかった。
写真は二人分ですが、出てきたとき「あらやだ、こんなの一人で食べちゃえるよ、、足りないかも」と思ったんですが、食べ終える時はちゃんと満足感で満たされておりました。
オタワで外食・二軒目
翌日のお昼に向かったのは、スリランカ料理のお店。
モントリオールでも近所に二軒スリランカ&南インドの店があって普段から南の味が好きなんですが、モントリオールの店は両方とも「うちの店はスリランカだ!」とは断言せず、何度聞いても「スリランカ、と南インドね」と。
お店の経営者が南インドの人だったりスリランカと南インドのカップルだったりするのでしょうか。
このお店はランチ時に入ったのでテーブル席に通されてから「ブフェはこちらね〜」と入り口左手の小部屋に並んでる料理を示され、席に通してくれたおじさんが一人であちこちのテーブルに水持ってったりしてるだけ。
と言うことで、昼はランチブッフェのみ。
おじさんに「私肉とか乳製品とか食べないんですけど、どれが、、、」と声を掛けると「あなたヴィーガンなのね、はいはい」と言って、ブフェの料理が並んでいる十種類くらいの皿を前に「こっちから左は全部ヴィーガン」(この時点でヴィーガンじゃないのは二種類くらいだったか)「あと、こちらの(デザート類と辛いピクルス)は全部ヴィーガン。たくさんチョイスあるでしょ」と。笑
しかも、席に戻ってきたら「あなたには別のパンを持ってきますから」と言われ、夫は普通のナンをもらっていた模様ですが、私には別のヴィーガンのパンをお皿に入れたのを持ってきてくれました。
普通のにはヨーグルトが入ってるんですって。
持ってきてくれたパンは、モントリオールのスリランカ*&南インドの店で普通に出てくる「ナン」と同じで、ちょっぴり中国の「ピン」を連想させるテクスチャーのもの。
自分で取ってきた食べ物だけだと思っていたのにさらにパン一枚までもらってしまったので、かなりお腹いっぱいになりましたが、この店の料理はどれもものすごく美味しくて、「ああああ、うちの近所にあったらば、、、!」と激しく羨ましく感じましたよ。
食べてる最中に夫が「この店はどうやら地元のヴィーガンがよく通ってくる店っぽいよ、ほら、今入ってきたあの人なんか絶対ヴィーガンだよ、みてみて」とか。
見ただけでその人がヴィーガンかなんかわかりませんが、夫なりのヴィーガン・ステレオタイプに当てはまる女性客が多かった模様(男性客はほんの二、三人だったと思います。)
お店の人がヴィーガンをちゃんと理解してるって言うのは安心感もあります。
えー、二軒とも個人的には気に入りましたが、ウェブサイトから受ける印象はちょっと現実より高級っぽすぎるかと。笑 両方とも、壁の穴的お店です。