卵もバターも使わないけれど美味しい焼き菓子といえば、という感じでお名前はよく拝見していましたが、実際に白崎さんのレシピでお菓子を焼いてみようと思ったのは実は今回が初めて。
単に今までレシピを持ってなかったからなんですけどね。
今回の帰省で入手したお菓子の本を参考にしました。
この本に載っていた「ジャムマフィン」のジャムをクランベリー・ジェリーにして、その上初めてのレシピなのに、クランベリーの実も入れてしまうという暴挙に出て見ました。
基本に忠実じゃないんです。
いや、きっと美味しいマフィンだろうから、そこにクランベリーを入れちゃったって美味しかろう、と思って。。。
豆乳と菜種油を「乳化」させるというところが他のレシピとちょっと違うところですが、この「乳化」サラダドレッシングなど作るときによくやるので簡単だろうと思ってたんですが、油を一気に入れちゃったせいか、なかなか乳化した感じになりませんでした。
豆乳にオイル、足しながら計量してたので、混ぜながらは計量しにくいから、いいや、ドバッと入れちゃえ、と荒っぽいことしたのがいけませんでした。
乳化させるための混ぜ方というのもあるようで、右回り、と。
なぜ?
地球の自転の方向と関係でもあるのでしょうか。
なら南半球で作る人は左回りにしなきゃいけないでしょうか。
なんて考えながら、一応こういった指示にも従って見ました(今更、ですけど。笑)
でも粉と混ぜた生地はいい感じでしたよ。
これを書いている今、オーブンの中です。
どうなることやら。笑
白崎さんのレシピは「てん菜糖」や「菜種油」をお使いなのですけれど、このてん菜糖、砂糖ビーツを原料にした砂糖ということですけれど、うちの近所のグローサリーではどこにも扱いがなかったんです。
中華系のスーパーで、パーム・シュガーがあったくらいで、あとは色や精製度の違いこそあれ、どれもこれもシュガーケーンを原料にした砂糖ばかり。
ヘルス・フーズ・ストアに行かないと見つけられないんでしょうね。
菜種油も、同様に見つけられなかったので、私はケーン・シュガーとグレープシードオイルを使いました。(菜種油は英語でrapeseed oil と言いますが、grape seedと一文字違いですよ、惜しい!笑)
レシピでは6個分でしたので倍量で作りました。(6個なんてそんな数は味見にしかならない。)
クランベリー・ジェリーがドバッと横にはみ出してますが、これが予想されたため、今回もマフィン・カップを利用してしまいました。
乳化は問題なかったようで、マフィントップはサクサクと、中身はふわふわと、とても美味しくできました。
でもこれ、マフィンじゃなくてカップケーキですね。
ふわふわで、しかも日本のお菓子にしてはちょっと甘い感じがします。
クランベリーと一緒に食べるからちょうどいいですけれど。
本のタイトル通り、大変かんたんにできましたよ。