土曜日の夕食後のデザート
焼き目をつけようとタイマーをかけてオーブンにもう3分置いておいたら、こげました。笑
冷凍庫に眠っていたパイクラストの余りとアップルバターの残りを使って、残り物デザートを作りました。
アップルバターは一昨年庭のりんごの虫食いがあったり、小さくてそのままでは食べにくいものなどで作った正真正銘地産地消オーガニックの物。(虫食い部分は切り取りましたよもちろん!)
でも忘れていたんですねえ、冷凍庫の隅っこに転がっていました。笑
アップルバター、煮詰めてありますからパイ生地に挟むとカサがイマイチですので、アーモンドペーストを下に敷いて、その上にくるみを砕いて散らし、その上に塗りました。
アップルバターの濃い味とアーモンドの風味がよく合いましたよ。
残り物処理デザートなんですけど、よかったよかった。
二人でこれを食べきるのは何日もかかりますから、半分は冷凍しておきましょうか。
また忘れないようにしないと。笑
古い家の作りと北米式リノヴェーション
先日、ゼロウェイスターのぽこ33さんのブログに換気扇をエコに賢く洗う方法が載っていました。
でも我が家には、換気扇は一つだけ。
風呂場に。
それは、この家に入居してから3年くらいして、ようやく夫が取り付けたもの。
今でも台所には換気扇がありません。
考えてみると、モントリオールに来て以来、換気扇がついていたアパートに住んだのは、1度だけでした。
それ以外は、換気扇なんてものは一切ないアパートばかり。
換気扇、、、なくても生きていけるものです。
勿論、あればある方がいいですけど、友人のアパートの換気扇は、換気扇で吸い取った油や湯気や煙の混ざった空気が通っていくパイプが外に繋がっておらず、結局アパートの室内に戻って来てしまうらしくて、意味がない、、、、。
そういう換気扇がついてるアパート、実はたまにあります。
リノ経費節減を優先して安い業者を雇ってしまう大家さんのせいか、安い値段を提示して仕事をいい加減に済ますコントラクターのせいか、、、。
日本の住宅は、十中八九大工さんとか工務店とかそういう業者が入って、作業は全て業者が行って、住宅のデザインをする会社が提供するシンクとか壁紙とか床板とかの選択肢から予算に合わせて選んだのを入れてもらう、、、ような感じですよね?
新築の家やコンドミニアムならそういう形式のうちもあるんでしょうけれど、北米の家は住んでる人が変わるたびに自分たちで(もしくはコントラクターを雇って)好きにリノヴェーションするのが一般的かと。
中にはデザイナーを雇って、デザイナーを通して業者に委託して、、っていうやり方をする人もあるにはありますが、雇う人数が増えるわけだから、余計なお金もかかるので、私の友人やご近所さんたちは大概自分たちでやってます。
この家が建てられてから、うちは3代目の住人です。
北米でも東海岸では割と新しいほうかとも思いますが、築70年のレンガ造りです。
それくらいの年代だと、プラスチックや合板がキラキラと登場した50〜60年代以降の建築物にはない、木なら木、レンガならレンガ、という素朴で正直な素材です。
それでも時代の流行りを反映して、前の住人はリビングルーム、廊下、階段、と板張りの床の上にカーペットを敷き巡らしていたり。笑
入居する前にはそのカーペットを引っぺがして床板のサンディングを施し、表面のニス加工も自分たちでしました。
そういうのを請け負うプロがいないわけじゃないんですが、プロを雇うといい加減な仕事をされたり、仕事をダラダラ長引かせてしまいには逃げられたり、いろんなホラー・ストーリーを聞きますので、できることは自分たちでやっちゃおう、という発想です。
自分でやるには特別の道具が必要で、レンタルするのも高いから、、とか、時間がかかりすぎるから、、危険が伴うから、、などで最初っからプロを雇う人もいますが、素人が自分でやってる例はたくさんあります。
うちの床工事も、サンディングマシーンなんてものは持ってませんから、週末、四十八時間のレンタルで借りましたよ。
これ、使いこなせるようになるにはコツを習得しなければならず、重いし大変なんですけど、なぜか夫より私の方が上手だったので、このビーストを操作する担当は私。夫は隅っこを責める別のマシン操作の担当になってもらいました。
他にも、外のレンガの目地を入れ替えるなどといったメンテナンスもプロには依頼しません。
お金ばっかりかかるから。
セメントこねて、梯子をかけて、手作業で少しずつ毎年夏場に頑張るのです。
そんな次第で、台所のリノヴェーションも、自力&ちょっとプロにお願い、というレベルで考えているので、未だに手付かずなまま。
いやいや、換気扇を入れたい、ということ以外に具体的な構想が頭に浮かばないから、先に進まないのです。
構想を練るために参考にとたまに見にいってるサイトはこちらとこちら↓
Apartment TherapyはHouse Tourでいろんな人のお家を見せてもらえるのが楽しいのです。狭いアパート特集とか、狭い家をどうやって素敵にするか、などテーマを絞っていろんなデザインのアイデアも閲覧できます。
素敵だねえ〜、と写真を見つめるだけで、現実に結びついていないんですけれど。
こちらは日本のお家拝見。日本出身だし、日本の人々のお家を見た方がグッとくるかも!と思いたまに眺めにいっていますが、このページは実際はリノヴェーションとか家のことよりも、住んでいる人たちの暮らしや人柄にフォーカスが置かれているようで、お気に入りの調味料とか思い出の皿とか、それはそれで楽しめますが、私の台所のリノのアイデアになるものは実はほぼありません。笑
早く台所にも換気扇を取り付けて、油にまみれた換気扇のお掃除をぽこさんの技で掃除したいものです。。。。