招待してくれたお友達が買い出しに行くのに付き合いました。笑
彼得意の一品を作ってくれるということですが、私がヴィーガンなので、一工夫をしたいとのことで、買い物をしながら話しましょうという感じで。笑
普段は足を向けない大型チェーン店のサバービア大型店舗です。
冷房で体が冷えそうになりつつ、興味津々。
そこで発見した変な商品がこちら↓
がっちり個別にパッケージされてたら、バルクって言わないでしょう?と突っ込みたくなりますね。笑
なんでも売り上げのために商売にすり替えてしまう商売人め、と思うような、これに疑問も感じないでホイホイ買う消費者がいるからだよなー、と思うような。
便利だか、安いんだから、いいんじゃないの?という、そういう価値基準が一般的なんでしょうね。
台所のカボード扉のアイデア
我が家の台所、50年代あたりにリノヴェーションされて以来、一切手がつけられていないような(ペンキの塗り替えはされた跡がありますが)とても「アンティーク」な雰囲気です。
ぱっと見は可愛いんですよ、50年代っぽくって。
今時の台所と違って、木材は全て木ですし、ベニアとか合成素材は一切ありません。
でも、引き出しを開け閉めし続けていると、その下に木屑が溜まるんですよね。
最近の引き出しはどれも、引き出し用のレールがついていて、絶対そんなことありえないですからね。
それ以外にもやっぱり使いづらい我が家の台所、入居当時からチャンスが来たらすぐにでも造り直したい、と思い続けて十何年です。
不便でもなんでも、馴染んでしまえば使えないことはないっていうことなんですけれど、でもやっぱり不便な部分とか、イライラーっとする部分はありますからね。
問題は、インスピレーションというか、この狭い台所に一番良いデザインはどんなものなのか、素人なのでなんとも想像がつかないこと。
プロにお願いするといくらかかるんだろう、という恐れもあり、希望らしきものがしっかりできるまではプロに声をかけるのが怖いのもあります。
知り合いや親戚にインテリアデザイナーとか、住宅改装のデザイン・マネジメントをするビジネスをやってる人とか、何人かいるんですが、彼女たちにちらっと質問すると、ものすごい勢いで突っ走ってくれまして、これもちょっと怖い。
例えば、うちの夫は大雑把な性格で、コップに水を注ぐにしてもドバッとこぼしてしまうことは大いにあり得るのですが、こぼして気がついてそこを拭いておしまいになれば良いですが、気がつかずに水浸しのまま作業を続けたり、どこかへ消えてしまって濡れたカウンターがそのまま、とか、そういうことは大いにあり得るんですが、そんな彼と一緒に住んでる私に、木のカウンターを勧めてくれたり、デザイン一つ取っても、繊細な装飾付きのものを提案されたりすると、「あ、この人はうちの暮らしぶりを理解してないし、言ってるのに聞いてくれてないわ」と思うので、それ以上突き進む気になれないんですよね。
そんなこんなで、いっつも気持ちの片隅にあるのに先送りし続けている台所改造。
たまに知り合いやお友達の家に行くと、参考になるので台所に入り浸ります。
今週はBCに住む友人が、オタワ寄りのケベック州に住む幼馴染の家に遊びに来ているところへ招待されて、訪問して来ました。
お友達のお友達の家、って感じですね。
台所のカボードの扉が、こんななんです。
ぱっと見は普通ですが、扉を開くとこうです
どういうことかというと、
こう開きます。
このスタイルだと、洗ったお皿をしまう時など、扉をバタンバタンとあちこち開け閉めしなくても、幅広く一気にガーンと開けっ放しにできる上、開けっ放しの扉に頭をぶつける危険も減ります(上に押し上げた扉をもっと上まで押し上げれば、背の高い人の頭もぶつかりません。)
内部の金具はこういう感じで、扉を閉めるときも、バーン、とぶつかる音などが出ません。
こういう金具系の進歩ってすごいなあと思います。
引き出しも、最近増えてる、深くて広くて鍋も入れられるような引き出し、これも、レールがついてることで、ガタガタしなくて出し入れもスムーズですし、こういうの、取り入れたいと思っております。
とはいえ、このお家の方は、台所デザイナーのアイデアを聞いて、金具を調べて、別の職人さんに仕事をお願いしたとか。
というのも、このアイデアを提案したデザイナーが契約している職人を使って、デザイナーさんとの契約で勧めた場合は四百万くらいかかると言われたそうなのです。
わー、それってすごい金額ですよね。
うちにはないわ、そんな金額。
職人さんに委託してこれをやってもらうにしても、やっぱりちょっとすごい金額になりそうですが、今日明日委託するわけでもないし、夢想計画ですから、夢想してるぶんには無料です。とりあえずこの線で台所、夢想計画進めていきたいかも。笑
ちなみにこの扉以外も、ここのお宅の台所には「plyboo」と言われる、竹で作られたプライウッドが多用されています。
竹の繊維の線がいい感じです。
でも北米には竹は自然に生えていないので、アジアの会社から取り寄せたとか。
素材としては私は多分真似しないかなーと思いました。
まだ先の話ですが、現在の台所に使われている本物の木材の扉たち、リノベする時が来たら、捨てずに再利用したいので、そのアイデアも探求中です。