食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

Vegan Shepherd’s pieとパントリーに常備するもの

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夫作、ヴィーガン・シェパーズパイなり

今年に入ってから、月曜の夕ご飯は夫が作るパスタだったんですが、二週間のおやすみ自宅勤務で夫(も自宅勤務)と共に家にいるので、夕飯の支度当番をちょっと変えようか、なんて話に。

 

で、また夫が作ってくれることになり、久々にあれが食べたいです、とリクエストして作ってもらったのは、ヴィーガン・シェパーズパイです。

 

シェパーズ・パイと言うのは本来は肉がゴロゴロと一番下に入っていて、その上にカナダはコーン、英国界隈ではグリーンピーなどが入っていて、その上にマッシュト・ポテトがドーンと乗っていると言うスタイルですが、ヴィーガンなので肉は無しで、その代わりその時々家にある野菜類やレンティルなどを入れたりします。

 

肉に重きを置いている伝統的シェパーズパイのファンは、ヴィーガン・シェパーズパイなんて許せないかもしれません。

 

でも基本はなんでも食べる(ヴィーガンではない)夫に言わせると「中身なんかなんでも良くて、上にマッシュトポテトが乗ってればシェパーズパイって呼べると思う」らしいです。

彼はシェパーズパイの権威でも食の専門家でもないのにその自信はどこから来るのか謎ですが、ヴィーガンな私が若干遠慮してしまうのに対し、普通に肉も食べる人として太鼓判押してくれてるってことでしょうか。

 

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今日の中身は玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニク、パシュニップ、そしてビーツ

インゲン豆とマッシュルームも入ってます。

パシュニップもビーツも、以前ローストディナーをやったときの残りが冷蔵庫に転がっていたのを入れてくれました。

 

残り物なんでもありです。

 

基本的には材料を炒めて、レンティルなどを入れたい場合は先に炊いておいたレンティルを混ぜ、上にコーンやらピーやら、今日はインゲン豆を乗っけ、最後にマッシュトポテトを載せて、オーブンで焦げ色がつくまで焼く、それだけ。

 

先に全ての材料が調理済みなので、オーブンでは焼き色をつけるだけ。

スパイス類やハーブ類も好みですが、夫はタイム、ローズマリー、塩胡椒など使い、インゲンにナツメグをふりかけてました。

 

インゲン豆は個人的にシャキッとしたのが好きなので、夫も気を使ってくれて、生のままでマッシュトポテトの下に並べてアルデンテを目指したとのことです。

茹ですぎのインゲンは悲しくて嫌いですが、こういう料理の中で柔らかく加熱された分には嫌じゃないのですが、気を使っていただいてうれしうございましたよ。

 

マッシュトポテトは人によって好みが結構違いますが、私たちの好みは滑らかでクリーミーな、でも緩すぎないマッシュ。

ヴィーガンでない方はバターと牛乳を入れますが、うちはオリーブオイルかヴィーガン・マーガリンと豆乳を入れます。

 

 

パントリーに常備している食材

トイレットペーパー買い占めと似たような群集心理ですが、もうちょっと理解しやすいのが食料の買いだめでしょうか。

 

噂によると、一般的なスーパーではパン、パスタ、冷凍食品、缶詰に入った野菜類や豆類、トマトソース類などが品薄だけど、米と生鮮食料品はたっぷり陳列されていて、中華系スーパーに行くと米が品薄で、でもやっぱり生鮮食料品はたっぷり、、とか。

 

二週間買い物に行かなくても良いように買いだめするからでしょうか。

 

うちはいつも一週間分買い出しに行くので、今週の買い出しはまだ行っておらず、危機感が高まったあとのお店の様子はまだ見ていないのです。

 

我が家には半年に一度くらい買いに行く業務用のスーパーで買う9キロくらいの大袋入りの食材がパントリーにおさまっています。

在庫を確認したところ、

 

バスマティ玄米

普通の玄米

チックピー

レンティル

そのほか乾燥豆類数種類(大豆、キドニービーンズ、ネイヴィービーンズなど)

パスタ

バーリー

日本のコメに似た米

 

。。。などがまだ残っていて、アイテムごとに減り方は若干違うのですが、次の買い出しは多分夏の始めくらいで良いくらい。

 

 

自分の中では実はこういった乾物類、買い込みすぎな傾向があると反省していて、夫によく「パントリーが一杯なんだけど、何がそんなに詰まってるの?」と聞かれるのが耳に痛い。

 

別に大袋で買い込んでおかなくても良いじゃないか、という気もするのですが、大袋で買わないとなると普通のサイズは900グラムくらいなんですよね、中間のサイズがないのでしょっちゅう在庫を切らしてしまいそうで。

買い物に行くのが嫌いなので、なるべく行く頻度を抑えたいのです。

 

実はこれだけじゃなくて、中華系のスーパーなどで買えるこんにゃくと結び白滝も常に3つくらい常備してありますし、昆布、わかめ、のり、ひじき、韓国海苔、切り干し大根なども日本から大量に持ち帰ったものをケチケチ使っているのが何袋かあります。

  

 

毎週の買い出しではほとんど乾物は買わないで野菜中心なので、次の買い出しに行っても実際に変化に気が付かないかもしれません。

 

今はSocial Distance を保って、お店などでも他人との間に1メートルくらい確保できるように、ということだそうなのですが、本格的な「隔離」をしなければいけない人たちはお店に買い物にもいけませんから、それに備えて買い込む人がいるようです。

 

 

いざとなったら私はご飯にひじきや切り干し大根の煮物、夫はトーストにピーナツバターなどで凌げばいいかな。


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