食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

タツノオトシゴの生態と、今年は屋根

f:id:casse-pied:20210930061252j:plain

全然素敵じゃないですが、新しい屋根の候補の名前。エベレスト

 

こんな記事を見てしまいました。

m.huffingtonpost.jp

 

前大統領就任以来かなりはちゃめちゃが目立ちますが、アメリカには以前から、キリスト教原理主義等ぎゅっと変な方向に視野がすぼんでしまったような保守的且つ非科学的な考えに取り憑かれた人たちがあれこれと活発に運動しています。

テネシー州でそんなグループの人たちが子供の教育に「有害な」書物を禁止せよと主張しているそうで、その話。

 

またまた、タツノオトシゴの生態がそんなにめくじらたてられるようなことになっちゃうなんてねえ、、と思いつつ読んでいたら、問題になっている絵本の動画のリンクがあったので見てみました。

 

時間があって、海の生き物に興味のある方はぜひご覧ください。

 

8分くらいですけれど、この絵本をきちんと読みながらページをめくってくれるビデオで、イラストが綺麗でタツノオトシゴの生態も興味深くて、変に問題視するグループがいるおかげでこの絵本に触れられて良かったと思います。

 

youtu.be

 

 

実は私は水族館などでタツノオトシゴを見ると、ちょっと気持ち悪いっ、っと感じてしまっていたのですけれど、考えてみるととっても繊細な生き物ですよね。

しかも、こんなに色々な種類が存在していたとは。

 

次に水族館でお目にかかったら、気持ち悪いって感じないで見ることができるでしょうか。

 

 

今年は屋根

f:id:casse-pied:20210930070642j:plain

屋根がはっきり見えてる写真がなかなかなくて、3年前のこれ(右端のご近所さん家の屋根)

 

日本の住宅の屋根は瓦が主流だと思うのですが、雪深いケベック州(多分カナダ全土)では瓦の屋根はあんまり見かけません。

なぜだろう。

たまにはあるんですよ。

単に流行らないだけなのかもしれません。

この辺で主流なのは、あんまり素敵でもないアスファルト・シングルと言われる素材です。

 

このリンクにある八種類の最後に載っているもの。

pronuri.com

 

八種類の屋根の素材それぞれの利点や弱点について書いてありますけれども、普及の度合いや気候に左右される部分も多いにあるので、この評価は日本以外の場所だと若干異なるかも。

 

アスファルト・シングルが主流なこの地域では、屋根の張り替えをお願いした業者のほぼ100%がこの素材をメインに扱っています。

アスファルト・シングルを依頼しない場合は、別の素材を売りにしているような業者でもなければ多分嫌がられるか、慣れないことをしてまずい処理をされてしまう可能性もありそう。

 

この土地で家を買う場合、新築を買う人もいるにはいますが、中古を買う人の方が多いと思います(新築の家の方が絶対数が少ないから、というのもあると思いますが。)

 

そうすると、買う家の築年数や、基礎の状態は、屋根の状態は、など、保存状態や現在の住民がリノベーションや補修をしてから何年目か、どういう工事をしたのか、などを確認する必要があります。

 

不明、っていうこともあり得ますが、そうすると怪しいですからね、やっぱり売り手側も「この家の屋根は5年前に張り替えたばっかりだから、まだ当分このままで良いですよ」などと言葉を添えてきます。

 

我が家は、購入した時点で前の住人曰く、6年前に屋根をやりかえた、と。

アスファルト・シングルは20〜30年くらいごとに張り替えるべき、と言われますので、年数だけ考えればあともう少しは大丈夫なはずですが、入居後にお隣さんに聞いた話では「6年前に屋根?そんなこと覚えてないですよ、もっと前だったと思いますよ」と。

 

何年前にやりました、これがその時のレシートですよ、ときっちりしてる人もいるし、口で言うだけで証明はできませんけどね、という人もいますからね。

 

そういう次第で、うちの屋根は、多分前の住人が主張してたよりは古いであろう、と思いながら、まあ様子を見て過ごしてきたのですが、去年あたりから「あら、あの辺ちょっと傷んでるように見えるね、あそこもちょっと、、」と気になり始めました。

 

雨漏りなどの被害が出てからでは遅いですので、今年は屋根をやりかえる年にしよう、と。

 

ケベックで住宅のリノベーションや修理作業などをできる時期は限られていますので、春頃に業者に連絡しても、仕事が目白押しだから今年やるなら秋ですね、と言われてしまうこともよくありますし、仕事の内容によっては来年に持ち越しのこともあります。

 

屋根の作業はなぜか信用ならない業者が多いと言われているんですよ。

 

なので隣近所が依頼して仕事に満足している業者などを口コミで探し、連絡を入れ、人気のある業者は追いつかないのかなんなのか、連絡が取れないまま歳を越してしまうことも。

 

ということで、今年なんとか連絡がついて、今やっと業者がサンプルを持ってきて「どれが良いですか」なんて話す段階にこぎつけた我が家。

 

アスファルト・シングルの屋根ですから、選択肢は素材のグレードと色だけ。

夏は日光浴びて熱を吸収する色ではなくて、色を跳ね返してくれる薄めの色のもの、と決めていました。

 

現在の屋根は煉瓦色、隣近所は黒や深緑色など、伝統的に屋根の色は濃い目が多いのです。

ですが近年の温暖化で、夏のヒートウェーブの頻度や日数が増え続けていることを考え、色の薄めな屋根を希望する家が増えているようです。

 

f:id:casse-pied:20210930064728j:plain

エベレスト、白っぽいグレイなのです。美しくはありませんが。

さあ、屋根張り替え作業、どうなることやら。

凄い出費ですからね、きっちりちゃんと良い仕事をしていただけますように。

 

 

次は台所だ〜!(予定は未定)


ヴィーガン ブログランキングへ