食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

パン焼き・アジアのパン

 

ひと月ぶりくらいにパン焼きました。

前回焼いたのはサワドー・ブレッドでしたが、種の仕込みから焼き上げまで日数がかかるのですが、室温が上がると発酵時間が短縮されるため、仕事に出掛けてて家にいない時間帯との兼ね合いが取りにくくなるため、夏の間は本当に自分が3日くらい連続で在宅していられない場合は無理と判断してパンの夏休みをいただくのです。

が、今年はなんだか、暑いようでいて朝晩は割と涼しくて、オーブンでパン焼くのが苦痛でもなんでもないことに気がつきました。

ので、市販のイーストを利用したサンドイッチ用のパンを久々に焼きましたよ〜。

 

とはいえこちらも発酵が早いのは同じで、型に入れてから1時間くらいしたら蓋に生地がくっつく感じに膨れていたので焼きました。

 

 

焼いたパンはすっかり冷めるまで待って、それからスライスして冷凍します。

冷凍しないとこの時期はすぐにカビてしまいます。

 

パンを焼くようになって知ったんですが、あの「オーブンから出したばかりの焼きたてのパン」をスライスもしくはちぎってバターなど塗って食べるのが美味しいだのなんだのというあたかも美味しそうな物語は、虚構でしかないんですよね。

焼きたてのパンを切ってしまってもうまく切れないし、切った後の切り口が焼きたての蒸気が逃げるせいか、変な感じになって後が美味しくありません。

焼きたての餅とは話が違う。

 

パンはオーブンから出して、冷めていく過程もまだ調理中なんだ、という人だっています。

ふむふむ。

 

一旦冷凍したスライスは直接トースターでトーストします。

 

3枚目の写真は日曜の昼に作ったピーナットバター&ジェリー。

ジェリーって言いますけどこれは本物のジャムです。

 

先日作ったイチゴとルバーブのジャム。

ジャムは適当にちょいちょいと作ったのでレシピはなしですが、この時作ったルバーブ・クランブル・バーは実は結構美味しかったです。

バーっていうレシピ名ですがハイキングに持参して歩きながら食べるとかは難しそう。

casse-pied.hatenablog.com

 

ルバーブのジャムは砂糖の量が恐ろしいのであんまり作りたくないのですが、苺を入れると砂糖の量を減らしてもエグ味が出ず程よい甘味になりました。

 

だからみんなイチゴとルバーブを組み合わせてるのか〜、と今更納得。

 

ちなみにピーナットバター&ジェリーは北米人にとってのふりかけご飯みたいな感じで、面倒臭いけど小腹が減ってる時とか、子供のお弁当だとか、折につけよく食べられますけれども、我が夫はこれを心底嫌がります。

私はピーナット・バターだけだと喉に引っかかって飲み下しにくくて好きじゃないので、先にヴィーガンバターを塗る、もしくはジャムかりんごか何かを上に乗っけて喉の通りをよくします。

 

ジャムとピーナットバターの組み合わせなんて気持ち悪い、という感覚は北米出身じゃない人ならまあ珍しくもない反応かもしれませんけども。

 

アジアのパン・うちのパン

久々にパンを焼こうと思いたったきっかけは、買い出しで訪れたアジアン・グローサリーの中にあるベーカリーで夫がパンを探したところ、ことごとく全てに卵か牛乳が使われていることを発見したため。

 

バゲットにすら。

 

日本のスーパーの中にあるようなベーカリーなんですが、棚にはまさに日本のベーカリーに並んでいそうな丸っこくてツヤツヤな菓子パンがいろんな表情を見せて並んでいるんです。

アジアと言っても日本のものは多分なく、韓国っぽいのか中国っぽいのか、と思い込んでましたらフィリピンだとか、いろんなアジア太平洋系の面白そうな菓子パンが並んでいるようでした。

でもみんな、ふわふわが好きなんですね。

日本もそうですもんね、ふわふわな食パンとか、ふわふわが主流ですよね。

でも日本でも流石にバゲットは皮がカリッとしてたような気がしますが、どうでしょう。

 

 

ということで、この店ではパンは買えないと判断して、でも別の店にパンだけ買いに行くのも面倒臭いということになり、じゃあ久しぶりに家で焼きましょう、となった次第。

 

ミルクも卵も入れませんけど、サンドイッチ用のパンはふわふわに焼き上がります。

油と砂糖を入れているせいでしょうかね。

あと、レシピにはありませんが、うちではサワドーの種を捨てる(と世間では言われる)分をジャムの瓶にとっておいて、それも生地に入れてしまいます。

サワドー種の力で発酵させる訳ではないですが、風味が加わります。

 

6年も前に書いた記事ですが、我が家のパンの参考もとのレシピのリンクを載せています。

サワドーのレシピは現在は別のレシピに乗り換えちゃいましたけど、たまにはこちらに戻っても良いかも。

カリフォルニア婆さんのチブリッツさんのレシピも、毎回入れているうちに若干変わっていて、水分量が285グラムとありますが私は300グラム入れてるし、サワドーの捨てる種を入れている分後で微調整したりしていて、オリジナルとは若干変わってきているかも。

casse-pied.hatenablog.com

 

フワフワでものすごく美味しいパンといえば、ポルトガルのサンドイッチ、べファナなどに使われているあのパンも美味しいのですが、レシピをオンラインで見たかぎり、粉、塩、水、イースト、それだけなんです。

レシピ通りに一度作りましたが、全然あんなふうにフワフワになりませんでした。

 

気長に修行あるのみ。


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