食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

感謝の気持ち・Gratitude 100のプロンプト

 

毎日感謝して暮らす

人生って辛いことやストレスの多い時期は避けようのないものですが、そんな中でも感謝の気持ちを感じられること、それを認識することはメンタルヘルスの向上に大切なことなんだそうです。

パンデミック以来、メンタルヘルスに関する話題はそれまでよりもより頻繁にメディアで取り上げられるようになりましたが、Gratitude(感謝の気持ち)に関する話題も結構増えているように思います。

 

職場での人間関係とか職場でのストレスとか、1日の大半を過ごす場所でのあれこれがメンタルヘルスに与える影響も大きいことから、一般企業でも社員のメンタルヘルスをサポートする動きが広まってきている昨今ですが、知り合いの勤め先でもメンタルヘルスデー(心の健康のためにもらえる有給休暇)導入されたとか、Gratitude jarというアクティビティを毎日やってるとか聞きます。

上司の娘さんが働いてる会社でもGratitude jarを始めて、結構いいらしいんだという話を聞いたので、我が職場でも何年か前に始めました。

 

Gratitude jarというのは、無記名でその日、その時に感謝の気持ちを感じている事柄や人などについて書いた小さな紙をガラスの瓶に集めるという、ちょっと照れるアクティビティ。

うちの職場では、まずその場にいる人たちが瓶の中に入っている紙をランダムに取り出して読み上げ、誰かが書いた感謝の気持ちを聞いた後で各々書きたいことを書いて瓶に入れます。

翌日その瓶を再び取り出して、誰かが誰かの感謝の気持ちを読み上げるという仕組み。

 

我が職場にくるクライアントの皆さんは皆それぞれメンタルヘルスの問題を抱えていて、だからそれぞれが調子の良い時もあれば悪い時もあります。

いや、メンタルヘルスの問題のない人だって調子の上下はありますけれども。

 

お互いの調子の波を思いやりあい支え合う気持ちを大切にするコミュニティが形成されているのですけれど、このGratitude jarをやる時も、調子が悪くって何も書けないという人がいても、それは大丈夫、また思いついた時に書けばいい、何も出てこないこともあるさ、とそっとしておきます。

 

毎日こうやって誰かが書いた感謝の気持ちを耳にすることは、クライアントの皆さんのみならず私にも良い影響を与えてくれてるなあ、と感じているのですが、先日はNYTの記事でこんなのを見かけました↓

 

www.nytimes.com

感謝の気持ちを持つことが人間のメンタルヘルスに良い効果をもたらすことに関する研究(長ったらしいですが)というのが実際色々と行われているんですね。

 

この記事によると、感謝の気持ちを意識することの有効性だけではなく、誰かが誰かに感謝の意を表明するのを聞いたり、そのやりとりに接することも、傍で見ているだけの人間のメンタルヘルスにも良い影響を与えるんだそうです。

 

記事の中に出てきた、心理学者のDr. Wongさんが作った100のプロンプトというのがあって、これは連日同じようなことを書いてその場を濁してしまいがちな自分に有効だわ、とダウンロードして職場に持って行きました。

 

う〜ん、なんだろう、思い浮かばないわ〜、という場面で100の質問を見ているうちに「あ、そういえば***さんに助けてもらってとっても嬉しかったんだっけ」なんて思い出すという具合でしょうか。

 

記事中にリンクがあるのですが、PDFのドキュメントなのでここにリンクをする方法が思い浮かばず、苦肉の策で1ページ目のスクショを貼り付けることにしてみます。

興味のある方は上のNYTのリンクから、記事の中にあるリンクでご覧ください。

 

訳あって現在自宅でピザを連日作っています。

ヴィーガンチーズとか好きじゃないんですけど無理やり。

でもこうやって美味しくない(失礼)とはいえヴィーガンチーズの開発をする会社が増えてるし、ヴィーガンとノンヴィーガンが一緒のテーブルで外食できるお店が増えてるのはとても嬉しいことです。

 

 

本当ですよ。


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