十一月五日、日曜の朝は目が覚めたら家中のアナログの時計を1時間ずらします。
昨日なら八時半なんだけど、夏時間が終わった今日は七時半、と1時間のお得。
月曜の朝は1時間分明るめで、仕事の後は1時間分暗めになります。
朝起きた時に真っ暗じゃないのは嬉しいけど、でも日照時間はぐんぐん縮まるので、すぐに朝も夕方も真っ暗になりますけどね。
今年最後の石鹸作り
久々に石鹸を作りました。
というのも、台所に換気扇がない我が家、換気をしっかりしたい石鹸作りは、台所の窓や裏口を全開にできる季節でないと厳しいから。
毎回油脂を1キロ分くらい使って作るので、出来上がりは1リットルの牛乳パックくらいのサイズの豆乳パック二つ分に流し込んで、切り分けると大きめの石鹸が8個くらいになるでしょうか。
市販の石鹸って小さいから、それを考えると結構な量ができてます。
が、市販の石鹸って結構硬くできてるから、それと比べると減りが早いかも。
重量に対して表面の面積が大きいほどシャワー室の湿度などで溶けやすくなるような気がするので(科学的根拠はなくてなんとなくそう感じてるだけですが)切るサイズは立方体に近いような大きなサイズ。
1キロの石鹸で何ヶ月分かなあという感じなので、作る頻度はあんまり高くありません。
なので毎回「え〜と、こないだはどんな感じだったっけ」とノートをめくって思い出しながら作るので、何度も作ってる割には上達もせず、毎回同じような失敗を繰り返します。
毎回やってるのが、温度を合わせた油脂と苛性ソーダ溶液を撹拌し終えるタイミングの間違い。
柔らかい状態では足らないような気がして、ついつい撹拌しすぎてしまいます。
それが上の写真。
これを型に入れる段階でだんだんと温度が下がってくるせいもあるのか、最後の方ではすでにトロッと滴り落ちた時の形状のまま落ち着いてしまって、ヘラでスムーズにしないと平になりません。
が、そうするとヘラにくっついた分がヘラの上で固まってしまうので、あまりヘラで触りたくない。
結局私の作る石鹸は型に接していない面がボコボコの状態になってしまいます。
まあいいんですけどね。
それにしても、イマージョン・ブレンダー様様で、撹拌作業がぐんと楽になりました。
以前はマニュアル作業で攪拌するのがあんまりにも長くて嫌なので、ペットボトルに材料を入れてシャカシャカと撹拌するという(これも比較的早く仕上がる)やり方をしておりましたが、ペットボトル(2リットルのものを利用)に入っている飲料を買わないので、入手するのに困難だったのと、プラごみを減らしたいのにそんなものをもらってくるのも嫌だったので、ブレンダー様様なのですよ。
リークの季節
というか、ケベックでは、夏の終わりから秋にかけて収穫されてどんどん出回るようになるので、この季節のリークは太くて新鮮でおまけに安い!
旬の野菜を食べましょう、って言われなくても、お店で比較的値段が安いものを探していればリークは見逃せないアイテムです。
以前は5本の束で4ドルしないくらいだったんですけども、最近はじわじわ値段が上がってて、ここ数年は6ドルくらいしちゃう感じですかね。
でもそれでも晩秋や翌年になるともっと上がってるから(束でガンガン販売されなくなるし)今のうちです。
うちはポテト&リークスープにしたり、鍋にしたりします。
他にもキッシュやフリタタに入れたり、ローストしてみたり、色々な食べ方がありえますが(どうやったって美味しい)私はどうもスープと鍋ばっかり繰り返してしまいます。
ポテト&リークスープはめちゃ簡単ですし。
リークは緑色の部分が不可食部分と言われますが、これと根っこの部分を水からゆでたらリーク出汁になり、白い部分をオリーブ油で炒め、じゃがいもを切って入れ、そこにリーク出汁を注いで芋に火が通るまで調理して、塩コショウ、好みのハーブやスパイスを入れて味を整えたらそれだけで美味しく仕上がる優れもの。
私はヴィーガンなのでチキンストックなどは入れませんが、クリーミーさ及びタンパク質も加えたいと思うのでここに豆乳を入れます。
リークは繊維を切るように薄く切って使えばあえてブレンダーにかけなくても良いといえば良い感じになりますが、ポタージュにしたい場合はイマージョン・ブレンダーを突っ込んでウィーン、とかけてやれば良し。
これとサワドーブレッドのスライスがあればうちでは晩御飯です。
質素ですけれど。