食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

モロッカン・チックピースープと、チックピーのレシピ集

個人的に言えば、トマト味が強すぎかなと。

 

モロッカン・チックピースープ

モロッコ出身のクライアントとお話ししていた折に、なんとなく「あなたの好きなスープは何ですか?」と聞いたらば、お母さんが作ってくれたチックピースープが好きだったなあ、と。

 

何が入ってるんですか、と聞いたらば、「いやそれはわかりません、チックピーが入ってたくらいしか覚えてない」と。

 

彼の年代の彼の文化圏の男性ですからね、まあそうか、美味しくてお母さんが作ってくれたら嬉しかった記憶があるとはいえ、何が入ってたとかどうやって作ってたとか、そこまで聞いて覚えてる男の子はほぼいなかったでしょうね。

 

ネットでググるとモロッコのチックピースープという名目でレシピがいくつか出てきます。

大体が玉ねぎ、にんじん、トマト、そしてチックピーが入ってて、ちょっと緑色のものが最後に入るかな、て感じ。

 

でも彼に聞いたら、あんまりトマトの味の記憶はなく、クリアスープではなくて白っぽくポタージュっぽかったと。

 

お母さんのオリジナルか。

 

とりあえず検索して出てきてたレシピを基準に作ってみましたが、やあやあ、私もこのトマトの味が邪魔だな。

 

モロッコ風というのは、シナモンがちょっと入ってる部分なのかな。

もうちょっと探してみましょう。

 

 

チックピーを使った各国料理

 

チックピーって美味しいですし安いし色々使い勝手がいいし、中近東、インド亜大陸周辺などを中心に、あちこちで美味しいものが作られてる豆ですよね。

 

どんな美味しいものがあるのやら、世界中を旅して食べ尽くしたいものですが、まあその前にネットで色々なものを調べて真似っこして(本物を知らないというのに)食べることができるのは幸運です。

www.beryl.nyc↑のビデオの中で紹介されているものの中では、紅茶で炊くというやつがちょっと気になります。

 

 

未知のエスニック料理

自分もあれこれネットで見つけては外国の料理を作ってますけれど、そういうのが好きな人は世の中には結構存在するもの。

 

職場にくるクライアントの若い方で料理が大好きという方がいて、私が日本人と知ると、あれこれ日本の料理の話を聞きたがるんです。

最近は、「毎日のランチに、このレシピ(ネットで見つけてきた英語圏のフードブロガーが書いてる「日本風」レシピだったりする)を作れないものか」と持ちかけてくるようになりました。

 

それがね、「いやいやいやいや、その食材は多分一般的北米人というか、ノンジャパニーズの人には敷居が高いんでは?」というようなものが。

もしくは「いやいやいやいや、その食材、そのレシピのために(高いのに)買って、職場のパントリー(の場所をとって)に置いても、二度と使わないような気がする」

とか、「いやいやいやいや、そのパスタソースに鰹出汁(しかも本出し)入れる必要ないんでは?」とか、何しろ素直に「それいいね、皆んなも好きそうだし良いレシピだ!」と思えるものを見つけてこない。

いや、良いレシピって何かと言えば、職場のランチで作る場合に限って言えば、栄養バランス(うちの職場で食べる以外はまともな食事を取れない人もいます)、万人受け(嫌いなものは食べない人が多い)食べやすさ(歯茎や消化器官に問題がある人が割に多くて彼らが受け付けられない食材や調理法などがある)そして、調理チームをまとめるスタッフが把握していること(自分でも何作ってるのかよくわかってない外国料理のレシピをもとにボランティアに指示出せないし)わかりやすいレシピで、それにきちんと基づいて作ったらちゃんと美味しくできるものであること、などなど。

結構ハードル高いんです。

 

日本食とか日本の食材を使ったご飯って、日本人には普通に美味しいものでも、ノンジャパニーズの人には馴染みのないものや受け入れにくいものが結構あるんですよね。

 

以前中国系の学生さんが職場で皆さんに紹介したいと言って作ってくれた中国の家庭料理のアイテムも、みんなが初めてみたものなどはアジア系の食べ物に慣れてない北米の皆さんには受けてませんでした(残してる人多かった。)

 

 

味覚って慣れてない味はどう受け入れていいのかわからないから空振りするようです


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